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私は、職場恋愛をしていた【夢日記】

 そこは大学の講堂のようなところだった。ステージに相当する場所が一番低く、観覧席は段階的に高くなっている。そんな場所だったが、そこは職場であったと私は認識していた。

 前の席に仲のいいすみちゃんが座っていた。職場だったけど、私たちはよくおしゃべりした。また、すみちゃんは私よりも他の人とたくさんの繋がりがあって、いろんなことを知っていた。私は毎日この席に座っているわけではなかったので、職場内のあれこれを教えてくれるすみちゃんの存在がとてもありがたかった。

 奥の方に座っていた大きめの大沢さんが、異動か何かでいつのまにかいなくなっていたこと、後輩のキラちゃんがいつのまにか進化して人前で講義までするようになっていたこと、私がそこにいない間にいろんなことが変わっていた。

 そして、私は、職場恋愛をしていた。これはすみちゃんにも言ってなかったと思う。彼は私の隣の席に座っていて、隣に彼がいることで彼の肩にもたれかかって眠ってしまえるような安心感があった。彼の一部に触れながら眠っているところを見られてるかも。でも、いいや。そんなふうにも思っていた。それは私たちの世界で起きていること。

 ある時、彼が配置換えになって隣の班に異動してしまった。その時私たちが使っていたデスクは、色の濃い木製のとても重厚なものだった。そのデスクごと、彼は私の隣からはいなくなった。それは、ただ彼が隣からいなくなっただけのこと。悲しんだり、不安を感じたりしていない自分を私ははっきりと捉えていた。彼はどこへ行ってもいいのだ。どこへ行っても繋がっていられる。隣の班でその重厚なデスクの前で同僚と話す彼を見て、私は幸せを思った。

//夢ここまで
at 20240510


~筆者雑記~
 最近、職場の夢が多いな。登場人物はいつも違うけど。
 今回は場所がとても特徴的だった。登場人物は同じだけど、職場と認識している場所は微妙に変わっていた。印象的だったのは講堂のような場所。たくさんの人がいたのに、その人たちみんな灰色だったのに一番奥(後ろ)にいた大沢さんだけは認識しており、それは良くも悪くも私が意識していたからであり、実はいなくなったことに少しホッともしていた(笑)
 書かなかったが、実はすみちゃんと大沢さんが戯れあってるシーンもあったのだ。子供同士が仲良く小競り合いしているみたいな感じだったけど、すみちゃんがそんなことするんだ! すみちゃん、ここ職場だよ! という驚きがあったけど、私は何も言わず見守ることにしました。私も彼にもたれかかって眠ってたしね(^^;) 


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