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父と母と【夢日記】
私たちはなんとか騙されてたふりをして、あの男を欺き隙を見て逃げようとしていた。
あの男とは父だったと思う。
そこはちょっとした組織となっていて、ある男が仕切っている。灰色のイメージ。みないったんいいなりになって、様子を伺っている。
狭い関門を通り抜け外に出た。廃墟みたいな色合いの複雑な場所から逃げ出している気持ちだった。何かの一覧表をA3サイズくらいの大きさで作ったものを、誰かに渡すためだったが。
このルートは2回目だ。前にも通ったことがある。靴を持ってくればよかった。
そこを出て田舎道のような色合いの一本道を行くと、ハシビロコウの群れとすれ違い、落ち着いたおしゃれな模様のペリカンの群れが私を追い越していった。
父と母と車に乗っている。車内は和やかではない。
父は猛スピードで車を飛ばしている。対向車にぶつかりそうになって、私はもうぶつかったと思った。が、無事だった。
隣に座りながら、あまりにもひどいので「なんでそんな荒々しい運転するの?」と聞いたら、父は「性分なんだよ」と言った。私はてっきり怒っているのだと思ったから少し意外だった。
父は終始支配的だった。
父と母はもう仲が悪く、父が家を出て行く最中だった。私は眠くてこたつで横になっている。父が遠くで叫んでいる。「おまえもちゃんと草刈りするか!?」父が私に問うている。父が出て行ったら草刈りする人がいなくなる設定だった。母はめんどくさそうに私に目配せして小さな声で、やると言っときなさいと言った。言われなくても草刈りをするつもりだったが、それに応えようとしても眠くて声が声にならない。「やるよ」と父には届かない声を絞り出し、私はまた眠りに戻った。横になった目線の先には、茶色い大きな樽があった。
母と一緒にバスに乗っていた。
そこは奄美大島? だったかな、大ナントカとつく島だったと思う。来たかった場所だけど、空が曇り気味だったのが残念だねと話していた。曇り気味といえど、外は虹のようにカラフルだった。
//夢ここまで
at 20231020
~筆者雑記~
今回は断片的な表現になってしまったけど、父と母が大きく関わっているものでした。個人的には思うところ大有りです笑
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