Yusuke

小規模自営研究者、人工生命・人工知能を糧とし、データ分析とその提供で応用への追及と多方…

Yusuke

小規模自営研究者、人工生命・人工知能を糧とし、データ分析とその提供で応用への追及と多方面での研究支援をおこなっている。プログラミングを得意とし、データベースからDeep Learning、エージェントシミュレーションまで手掛けている。

最近の記事

ウクライナ戦争でロシアに核を使用させないシナリオを考える

ロシアが一方的に負けた場合に核を使用する危険があるそれはもうやぶれかぶれとも言っていいような状況だろう。たとえプーチン政権が安定であったとしても、ウクライナの戦争で短期間に負けるようなことがあれば、ウクライナに向けて核ミサイルが発射される可能性が大きい。 現状の前線は一進一退のようで、ロシア領が拡大してはいないようだ そのため、すぐに核を使用する理由は全く無く、むしろ逆効果になってしまうから核攻撃はないだろう。つまり、核で壊滅させた領土を得ても何の解決にもならない。むしろ

    • 人生に使う時間と自己の存在

      今年も自分の誕生日が過ぎて、あとどれくらい時間が残されているかを考えている。もちろん、何か深刻な疾病があるわけではないが、取り分けて健康に留意して生きてきたわけでもないため、寿命も平均的もしくはそれ以下だろうと想定しているからである。 自分は何をすべきか、と何ができるかとのせめぎ合いで生きる もちろん、自分の能力に自信があったからこそこれまで自営業なんぞが可能であったのだが、この年齢に至っては、その能力も半減してこれからを考えればさらなる減退を予想できる。とすれば、できる

      • 仕事の選び方

        自分で営業して自分で開発し顧客に納品するスタイルになってから、はや40年ちかくが経とうとしている。それまでは技術系の会社で営業部門があったから、自分で仕事を取ってくることなど必要なかった。しかし、その営業部門の人たちは、営業とする内容ついてのポリシーはあいまいで、営業成績だけが求められるような感触があり、良いイメージではなかった。加えて、最後の2年間では、自分の週間スケジュールさえも勝手に営業部門のメンバーが押さえてしまったり、過度の支配的態度があからさまになり、かなり営業職

        • あえて宗教について考えることが必要

          以前、https://note.com/yunai/n/nb2909f1e1405で触れたように、脳と宗教に関係があるということから、人が宗教に容易に感化されやすく、大勢の信者がいるということになる。しかしながら、現状の日本では宗教によっておこされる社会的事件も多いのが現実であっても、なるべくそれに触れないようにしている傾向がある。少なくとも安部元首相の暗殺事件が起こるまではその論調だった。 歴史的に宗教は社会に多大な影響を与えてきている事件が起きるかどうかではなく、人間の

        ウクライナ戦争でロシアに核を使用させないシナリオを考える

          選挙に対する意見

          選挙のインセンティブ一風堂が選挙の投票証明をサービス対象にするという。これは社会貢献として良いことだと思い、この拡大を望むべく書き込む。 日本の投票率が低いと嘆く前に 一般向けのサービス業すべてに選挙の投票証明をサービス対象とするよう促進政策を施すべきである。その実行業者に何かの特例を認めるとか補助を申請可能にするとかインセンティブを持たせる。そうすることで投票率は向上することが期待できるはずだ。 一方で、投票者からも事前にどのようなインセンティブを望むかを投書で受け付け

          選挙に対する意見

          「伝えたいこと」について

          コミュニケーションの正体は何か 人類の言語文化が文字によって残され始めてから、映像やアプリによるコンテンツに至るまで、人が他者へ伝えたいことについて考えている。 以前、人工知能から見たコミュニケーションとは知識の表現であると書いた。が、それはそのとおりであるのだが、問題はそのコミュニケーション内容は何なのだろうか、ということである。 知識の移転目的 自然要因・社会的要因などさまざまな事象によって人々の生存に影響を受けた場合に、その原因や解決方法について書き記すなどという

          「伝えたいこと」について

          沖縄の人は現在でも蹂躙されているのかもしれない

          それは、米軍基地反対と騒いでいるのはもうあきらかに正反対の立場になるからだ。ウクライナのロシア侵攻で米国は自らに危害が及ばなければ動かないということがわかった。それは核戦争を回避する意味もあるのだが、単に攻撃されたところを救うことはない、と確信できるものでもある。だから、米軍基地があるところのほうが守られると解釈できる。ところが、このロシア侵攻を手本とするらしい中国は沖縄の占領を画策している。もし、米軍基地が無ければとっくに侵攻されていても不思議ではない。それでも米軍基地は不

          沖縄の人は現在でも蹂躙されているのかもしれない

          人類全体を脅すプーチン

          今回のウクライナ危機は、プーチンが核戦争に言及し、人類全体を脅迫している戦争である。これまでもキューバ危機など核戦争の危機はあったが、相互抑止のできる範囲のものであったが、今回はそれにとどまってはおらず、具体的な戦場としてのウクライナが存在し、日々犠牲者が増えているのが現実である。 プーチンはどこまで本気で核戦争を意識しているのかわからないが、NATOと本格的な戦争になった時点で実際にその危険が迫る。そしてその臨界点に限りなく近づいている、と報道から感じる。米国はまだそれほ

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          プログラムされた連鎖反応

          (2年前にFBのノートに投稿したものです。FBのノートが使えなくなってしまったのでここに再掲します。) 生物と非生物の境界について、長く考察を続けていたが、とりあえず中間的な結論を書いておく。つまり、生物とはプログラムされた連鎖反応を示すのであって、非生物と境界はない。なぜならば、還元主義と言われようが、上位構造が下位構造で説明されるという信念を曲げないとすれば、こう解釈するしかないのである。 連鎖反応については、ことさら説明するまでもないが、どう連鎖していくのかという機

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          心の休息が必要な今

          新型コロナウイルスの登場でパンデミックが発生し、続くようにロシアの身勝手な論理でウクライナ危機が発生し「核戦争」の危険が迫る今、すべての人類の心に不安が起き続けている。それでなくても個人の生活のためにかなり懸命な努力を強いられている人がほとんどであるから、二重三重に強いストレスがかかっている。これではかなり社会としても不安要素を抱え込むことになり、ただならぬ状況となっている、と思う。 人間の心はそれほど強くはない。それが証拠に年間の自殺者の数はいっこうに減る気配がない。それ

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          もはや人間の活動は地球規模を超えている

          (8年前にFBのノートに投稿したものです。FBのノートが使えなくなってしまったのでここに再掲します。) 人間の活動が環境に影響を及ぼしていることは自明ながら、それを客観的に自戒することは少ない。なぜならば自分自身の生活の質を低下させたくないからだ。だが、いまや71億もの人口が存在し、その食料・エネルギーをまかなうためには、もはや自然のままの地球では供給できないのも事実である。 一方、人間の身体は10万年前の出現以来さほど変化はなく、1万年くらいまでは食料確保もままならず、

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          基礎科学と工学

          (5年半前にFBのノートに投稿したものです。FBのノートが使えなくなってしまったのでここに再掲します。) 今年のノーベル医学・生理学賞を受賞された大隅良典先生が、役に立つという観点だけで研究を進める風潮に危機感を持っている、ということについて考えた。もちろん、基礎科学であるからこそのお考えだと思うが、工学はどうなのかを考えています。 この話の前に、東北大震災でメルトダウンした原子炉にロボットが投入できていない・投入してもすぐ壊れてしまうことに落胆したことも影響があります。

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          脳と宗教

          (4年前にFBのノートに投稿したものです。FBのノートが使えなくなってしまったのでここに再掲します。) 人間の脳の構造が宗教に関係しているといういくつかの報告が見受けられる。Wikipediaに及んでは、宗教自体も脳に受け入れられやすいように進化したという記述がある。信仰心を持つことがあたかも人格者の前提条件であったり、そもそも社会の構成員としての前提条件であったり、はたまた家族の引き継がれている精神である場合も少なくない。さらに、反面それは政教一致による支配要因となる場合

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          思考の友

          (4年前にFBのノートに投稿したものです。FBのノートが使えなくなってしまったのでここに再掲します。) 物事を考えるのに、ただじっと黙想するだけでいることも大切だが、ちゃんと人に説明したり、自分で納得できる表現を追究する必要があるときに、人はどんな方法を使うのだろう。 小説家などの文筆業ではひたすら原稿用紙に向かっているような姿を想像してしまうが、いざ自分が何かを書こうとすると、とても座っていてはまとまらない。今回、引っ越しで荷物を減らしはしたものの、できるだけ部屋の中に

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          思考と好奇心、発想、そして理解

          (3年半前にFBのノートに投稿したものです。FBのノートが使えなくなってしまったのでここに再掲します。) 問題解決のために何かを考え、その過程で必要な知識を調べていると、知らないことにぶつかりそれに引き込まれて時間を使ってしまうことがある。好奇心なのか知識欲なのか、元の問題解決を忘れたわけではないが、納得いくまで調べてしまう。そういうプロセスを繰り返していると、時間はあっという間に過ぎてしまい、空も白んで慌てて寝る始末というのは困ったものである。しかし、こういう繰り返しをし

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          私の「やりたいこと」

          (3年半前にFBのノートに投稿したものです。FBのノートが使えなくなってしまったのでここに再掲します。) たいていの人は、自分のやりたいことが多すぎると思うだろう。おいしいものも食べたいし、スポーツで汗も流したい。珍しいものを見てみたい。わからないことを徹底的に調べたい。など、いくつもでてくるだろう。 私は、高校生の時に生物の共通性に関心が湧き、神経の規模の違いと意識の有無について考えた。しかし、どうしてもわかるところまで到達することはできなかった。そして、それは自分の「

          私の「やりたいこと」