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【開催レポート】2/10-2/11五感解放ツアー②

普段、つい考えすぎてしまうあなたに向けて・・・
答えは出ないし、周りに悟られまいと肩書や鎧をつけて過ごす毎日。考えるのをちょっとやめて、三重の自然を「五感」で感じ、ただ流れる時間に身を任せてみませんか?
もしかしたら、あなたの一部を解放&発見できるかも。

2024年、2月10日から2月11日の2日間。
三重県の明和町、大紀町の大自然での「全力体験」や「偶然の出会い」を通して、新たな自分に気づいたり、応援したくなる仲間ができちゃうツアーを実施しました!

【本ツアーの特徴】
①肩書・理屈は横においておき、三重の自然アクティビティを体験!
②体験を通して、五感に身を任せただただ感じる!
③リラックスして思いに耽り、体験から「自分の当たり前」を発見したり?
④現地集合現地解散!宿泊でも、日帰りや途中参加でも!人の発見をただ見つめるスタイルでもOK!

▼現地へ集合!
明和町での体験に続き、一部メンバーでDAY2を体験!今回の始まりの地は「大紀町日本一のふるさと村」。
大紀町日本一のふるさと村は、大紀町金輪の豊かな自然に囲まれ、まるでふるさとに帰ってきたかのような温かみと体験ができる施設です。
ここでのすき焼き体験が、海外youtuberの影響でバズり、毎年訪日観光客も多いんだとか。

▼早朝の大紀町を散歩
今回のガイドは、学生団体haleruyaの田邊くん。
田邊くんの案内で、ひんやりとした早朝の町歩きからスタート!

なんでもない町の朝だけど、特別きれいにみえる。
「青空きれい~」「めっちゃ鳥鳴いてるわ」
「あれって茶畑?」「お参りしてみよう!」
「この町には、瀬古さんが多いのかな?」
歩くたびに、好奇心があふれだす。

まだ人もまばらな町を、どこに行くのかわからないまま歩き・・・
お地蔵さんにお参りしたり、いつもいるらしい犬に手を振ったり。

するとここで、田邊くんから

「これ、見せたかったやつです。」

お~!きれい!
川へはどうやって降りるんだろう?

「はじめてみた時、ジブリの世界やん。と思ったんです。」
みんなで橋の上から、川をみて、川のせせらぎを聞いて、夏になったら川でのアクティビティもいいね。と話したりして、ゆったりとした時間を過ごす。

田邉くんの「そろそろ戻りましょう」という声で、来た道を戻ることに。明確に目的なく、朝起きて、ぶらぶらと時間を過ごすという経験が
ここ最近では、めっきりなかったので、なんだかいい時間の過ごし方だったかも。

▼朝からこだわり鍋
戻った頃にはすっかりお腹が減り、皆で朝食の準備!
実は昨晩、地元のスーパーでそれぞれこだわりの品を購入していました。

今回の参加者である「みぎーさん」は、ほぼ毎週末旅をしており
自身の経験から、健康もコスパも諦めずその土地を味わい、一次生産者さんの課題も解決できるような「鍋サブスク」というアイデアをあたためていました。
これは、やってみよう!と今回はみぎーさんの住む北海道×三重カスタイマイズで挑戦してみました!

ほわほわ…美味しそう…

食材は、なるべく包丁やフライパンを使っての調理が不要なものを購入。
乾燥しいたけで出汁をとり、あおさと、メインは北海道といえばの鮭!
初めて食べるちぢみほうれん草や、白菜などといった三重県産野菜の自然なうまみが最高で、心も身体もあたたまりました。

▼山登りって、きいてましたが・・・
朝食後は、少し休憩してから、さっそく本日のメインコンテンツへ。
安全確保のためご同行いただく、グリーンツーリズム資格をもつ移住者の女性、地元の山登りのプロの方も合流し、説明をうけます。

「久々に入るから、今度のためにちゃんと確認しておかないとねぇ」
MAPを渡され、注意事項を聞き、それぞれ役割分担をして臨むことに。
ひとりは、危険箇所にテープの目印をつける係。
もうひとりは、MAPにその危険箇所とルート、時間を記録する係。

あれ・・・?何が始まるんだ・・・?

▼さっそく入山!道なき山を登る!?

本日のお相手は「雨ヶ岳」。
筆者は初登山。お手柔らかに、お願いいたします。

一列になり、いざ入山!
みんなで登り切ることを目標として登山する場合には、一番体力のない人にスピードを合わせるために、一番体力がある人が後ろを歩くのがいいそうです。

どんどん進んでいくと・・・
なんと道がない!!
山には、適切なルートを示すために赤などの目立つ色で杭やロープが巻かれているそうですが、その目印もなく。

もはや、クライミングの域。

絶体絶命でしたが、山登りのプロによる野生の勘のおかげで、なんとか山頂に向かって進めるように。
また目印がなくなり、皆でよい道を探しながら「大丈夫?」「次の人のために、ここに目印をつけようか」「ここから行くとすべらないよ!」と声を掛け合い。
意外と身軽な人。目印を見つけるのが得意な人。
次人のために、ルートを見つけ、目印をつけて、木や石を取り除いて開拓していく。
いつの間にか、それぞれの役割や優しさが自然とうまれ、感じられるチームになっていました。

一度信じて進んでも、プロでも道を間違えることもある。
そのたびに皆で戻って考えて。

ようやく山頂に!

やったー!
山頂、寒すぎ!
山頂の景色をみながら、まちの歴史や解説を聞く。
山頂からの景色。

帰りは少し余裕がでて、休憩しながらも色んなことを話しつつ、丁寧に下山。滑りやすいので、気をつけて進みます。

スパッと切られたような、不思議な岩。
「大陸がどうやってできたか知ってる?この石はね…」
石フェチのわたしには、たまらない。

いろんな発見をしながら下り続け、「ようやく道だ!」と出た先はなんと・・・

え、どこだろうここ?笑

謎に、道路脇に到着。

下山して到着した場所は、行きに出発した場所からかなり離れた場所でした。
・・・プロがいなかったら、遭難してたかもしれない。

帰り道も、声をかけ合いながら。
優しさが冷えた身体に染み渡る。
「あそこから登ってきましたよね?笑」
プロは、この笑顔である。

▼わがままカード
ふるさと村に戻ると、昼食のカレーが準備されていました!福神漬まで・・・

昼食後は、準備していた「わがままカード」を。
それぞれが働くうえで大切にしたい「わがまま」が書かれたカードを5枚手札として持ち、山札から一人ずつ順にひいては1枚捨てるというのを繰り返すことで、一人一人がもつわがままを可視化するゲームです。

ふるさと村の方や、一緒に山登りをした皆さんもお誘い。
手札を捨てたら、その理由も話します。
みんなが、真剣に聞き入る。

中には、手札が1つしか持てなかったとしても、これしか選ばない。という人や、悩みに悩みまくる人まで。
「カードの言葉の捉え方も、意見も全然違って、正解がなくていいね。」という声も。

最後に残った手札について
一人ずつ自分のわがままを話す。

▼ゆったり、瀧原宮にもお邪魔
ほとんどが今日初めて偶然に出会った人達ですが、この数時間でグッと心が縮まりました。

「実は、メンバーが初対面の若い人達ばかりだと聞いていて、本当に大丈夫かな?怪我なく帰ってくれるだろうか?と心配していたけど、このメンバーでよかったな」
ガイドの方からそう言っていただき、ほっこりしつつ、ちょっと照れくさくなる場面も。

名残惜しさも感じつつ、それぞれの帰路に向けて荷造りをして、最後には思いつきで瀧原宮にお参り!

また、一緒に何かやりたいね。とか。
それぞれの人生のこととか、他愛もない趣味のこととか。こういう時間を出会いを今後も大切にしたいと思えるツアーでした。

濃密な2日間の締めくくりは、キリッと引き締まるここで。

【プログラム】
DAY1
★海で解放コース
12:00 明和町大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場集合
 ↓
アイスブレイク
 ↓
五感解放カヤック体験
 ↓
自分解放テントサウナ
 ↓
17:30 終わりの会

18時解散(海で解放コース)
★山で解放コース
19:00  大紀町日本一のふるさと村集合 夕食
 ↓
DAY2
7:30  大紀町日本一のふるさと村集合 散歩
 ↓
朝食(参加者で手作り鍋)
 ↓
山登り(ミッション登山道を皆でつくろう!)
 ↓
わがままカード

12時解散(山で解放コース)

本ツアーでは、体験を通して感じた事をフラットに語り合い、仲間と繋がる事により、ツアー終了後には、「こんな自分も自分なんだなと発見した」「次はこんなことしたいな、この人もここに呼びたい!」と言われる集まった人達が長く応援しあえるような景色を目指しています。


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