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資源・エネルギー・環境教育雑記帖(14)〜教科書で扱われている資源・エネルギー・環境(中3理科・発電とエネルギーの有効利用)〜

2023年より、資源・エネルギー・環境教育の推進に深く関わってきました。
この分野への興味を抱き、暇を見つけては関連する書籍を読み、研究を重ねています。
同じ関心を持つ仲間たちと立ち上げた研究会では、教育における資源・エネルギー・環境問題の扱いについて積極的に議論を交わしています。
この不定期連載では、教科書に記されていることを踏まえ、中学校及び高校での資源・エネルギー・環境に関する教育内容をご紹介します。


発電のしくみ

エネルギー資源のほとんどは発電に使われます。
発電のしくみについては、中学校3年の理科の教科書だけでなく、地理・歴史・公民・技術の教科書にも綴られています。

発電の特徴

それぞれの発電には様々な長所・短所があります。
中学校の理科・社会・技術のいろいろな教科書を調べ、下の表のようにまとめました。
使う資源の量を少なく抑え、最大限のエネルギーを取り出すために、どのように発電方法を組み合わせて使っていくかがこれからの課題となります。

エネルギーの有効利用に向けて

エネルギーのロスを無くし、有効活用する取り組みについても中学校3年の理科の教科書では綴られています。

コージェネレーションシステム

発電の際に生じた余分な熱を、暖房や給湯などに再利用するシステム

スマートグリッド

電力の流れを発電側・利用側の両方から制御し、需要と供給のバランスを最適化できる送電網

スマートコミュニティ

地域で使う電力や熱などのエネルギーを、その地域でつくり出し、蓄えながら賢く利用しようとする取り組み

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