これからどこを、目指したい?

フィードバック面談を経て、また新しく1年を重ねる計画を立てる時期になった。
昨年メインテーマになったのは、人と話すことがうまくできないこと。
それが得意になったかと言われてしまうと全然得意になんてなってないけれど、それでもそのためにできることは結構色々してこられたと思うし、それによって得たものもちゃんと手元に揃っている。

人前で極力話したくない気持ちが強すぎて、ディスカッションに入った途端オンラインセミナーを退出するなんてことも、いまだにたまにする。
まぁでもミーティングで一言も話せない状態からは抜けたし、がちがちの台本をつくって場を乗り切ったり、感想のテンプレートをつくってそれっぽく見せる戦略をとったり、色々やってきた。
この前のイベントでは、開始直後に話すことが決まった割に、比較的落ち着いて乗り切れたかなとも思えている。

私は話すことがうまくないものの、自分と同程度の人は一定数いることにも気づいてはいる。
ただでもそういう同じような人を見たときに、やっぱりイヤだなと思ってしまう。
だからこそ、まだまだここを伸ばしていく必要がある。
私が私をキライにならないために。

今期言われたのは、安心して任せることができるとか、自分から動いていけているということ。
これは意識してそうなるための行動をしてきたことだったから、きちんと身になっているように見えたようで嬉しかった。
これから期待することとして言われたのは、幅を広げることと工夫を続けること。
策がなんだか、練りにくい。

この1年、視野が自分の困りごとを減らすところから全体のやりやすさに移り、できる限り考えて仕事をすることを意識してやってきた。
次の1年、私がここで個人としてできることはなんだろう。

1年後、より体系化して業務ごとのハードルになるような溝を減らしたり、個人個人でやっているものをフレームとして落とし込めていけたら、それはそれで得意なことで役に立てるかもしれない。
一気にオンライン化が進む今だからこそ、工夫できる余地はたくさんあるだろうし、やりながら課題を解決していく意識をもって日々を過ごしたら、積み重ねられるものは普段より多いかもしれない。

話すことは今よりまたもう少しましになりたいし、データの切り口や解釈の視点も、今期はしっかり磨きたい。
そのためにできることは、会議で話したい内容を冒頭で伝えて始めてみるとか、事前にポイントを共有しておくとか、あとは一度くらい周りの人のやりとりを録音して文字起こしして、可視化してみてもいいかもしれない。
切り口は色々試してみるしかない部分もあるけれど、誰かの解釈を見始める前に、データから自分の解釈をまず考えてから次に進むのもありかもしれない。

あとは多様性の進む今、マイノリティの立場になっても圧倒されない心の持ち方とか、自分の持ち物を掛け合わせてできることをブラッシュアップして増やしていくとか、そんなことをしていけたら満足度が高い年にできるだろうか。

また、新しい1年。
20代後半の貴重な今を、日々を大切にしながら着実に歩みを進められる時間にしたい。

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