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【読書案内】情報が大量に溢れている時代を生き抜くための本9選!

こんにちは、Yukiです。

今回は、「情報リテラシー」というテーマでnoteを書いています。
具体的には、情報リテラシーを高める上で、役に立つであろう本を9冊紹介します。僕が今まで読んできた本のなかから選びました。

まず、僕が使っている情報リテラシーという言葉の意味について共有しておきます。

様々な情報源を利用し、溢れる情報の中から必要な情報を集め、比較検討し、整理し、自分の目的に合わせて正しく使える能力

このような意味で使っています。ですのでただPCを使えるとか、ITに強いとか意味ではないことに注意してください。

現代社会では、大量の情報が溢れています。その負の側面が前面に出たのが、コロナ禍ではないでしょうか。

コロナ禍において、様々な情報が飛び交いました。
その中身は玉石混淆、つまり正しい情報もあれば、悪い噂やデマ、曖昧な根拠に基づく情報などが、入り乱れていました。

WHOは「インフォデミック」という言葉を使い、その状況を的確に表しています。

誤った情報の場合、人を傷つけたり、経済的な損失をもたらしたり、最悪の場合人の命にまで関わってきます。

大量の情報を取捨選択し、自分の身を自分で守ることは、この先重要になってくるでしょう。

しかしながら、僕が使っている意味での情報リテラシーを向上させる上で役に立つ本を紹介している人はなかなかいませんでした。

それならば自分でまとめてみようとおもい、今回の記事を書くに至りました。

調べる力を身につけるための本

ここでは、情報を調べる力、に焦点を当てています。

多くの人が、毎日何かしら調べていると思います。
ですので、「なぜ今さら調べる力?」と疑問を持つかも知れません。

確かに、調べることに関して相当の経験を積んでいるので、経験的にはなんとなく分かっているのではないかと思います。

しかし、あくまで経験則であり、きちんと教わったことは、ほとんど無いのではないでしょうか。

だからこそ、基本に立ち返り、きちんと学ぶことが大切ではないでしょうか。

自分で調べたいことを調べる、という能力は情報過多の現代において必須の能力だと僕は考えています。

"自分で"という部分を特に強調したいです。なぜなら、情報が多いとその情報の正しさを判断することが難しく、何を信じたら良いのか分からなくなるからです。

そうなると、最後に信じられるのは自分自身です。人に頼るのではなく、自分で欲しい情報を得るというのはとても大切だと思います。

そのための入門書として、上記の2冊は最適だと感じました。

デマや噂のメカニズムを知るための本

先ほどは、「調べる」ということに力点を置き、本を紹介しました。

ここでは、そもそもなぜ噂やデマが、これほど簡単に拡散してしまうのか。そして、なぜ私たちは簡単に信じてしまうのか。私たち人間について知るための本をご紹介します。

私たちにある心理的なメカニズムを知ることも、情報リテラシーを高めるためにとても重要だと僕は考えます。デマや噂を発信しているのも私たち人間だからです。

デマや噂を突き詰めていくと、私たちの心に行き着きます。

私たちには、思考や判断をするさいクセがつきまといます。
そのクセのことを心理学では、「認知バイアス」と呼びます。

まず1冊目の『人はなぜ、噂に動かされるのか』を読んで、噂やデマについて学ぶと良いと思います。

その上で、2冊目、3冊目と進んでいくと、認知科学を網羅できると思います。

本当はもう1冊紹介したい本がありました。
それは『流言とデマの社会学』という本です。ただ残念ながら、この本はもう出版されておらず、手に入りづらいため外しました。

統計に騙されないための本

「情報リテラシーなのになぜ統計?」と疑問に思われたかも知れません。しかし、多くの情報の根拠として統計データが使われることがたくさんあります。

あなたは、「統計データが使われたら安心」と思うでしょうか?
残念ながらそうとは言い切れません。

なぜなら、統計では意外と簡単にウソをつくことができるからです。
また、統計データの解釈によって印象もかなり変わります。

意図的かどうかにかかわらず、統計に騙されないずに情報を読み取るためには、統計に関する知識は重要です。

ここでは、統計学の入門書を挙げました。
基本的には、『ウソを見破る統計学 退屈させない統計入門』『統計でウソをつく法』で十分かと思います。

ただ、もしかしたら統計を学びたいと思うかも知れません。その場合にオススメなのが3冊目の『完全独習 統計学入門』です。

この本の良い点は、2つあると考えています。

一つは、この本が独学を想定しているという点です。つまり、統計学を学ぶために、どこかのスクールに通ったりする必要は無いということです。

もう一つは、これ以上無理というところまで統計の知識を削りに削った点です。統計学の「超入門書」と言えるでしょう。

ただ知っているだけでなく、それを使いこなすことができると、更に情報リテラシーは向上すると思います。


終りに

今回は、情報リテラシーを向上させる上で、役に立つであろう書籍を紹介してきました。あくまで、僕個人の観点から選んだ本です。
また、今まで僕が読んできた本の中から選んだので、当然リストに入っていない本もあります。これらの点にご了承くださ。

良くも悪くも、今回のコロナウイルスは、情報リテラシーの大切さを考え直すきっかけだったと僕は感じています。

誰でも手軽に情報発信できる時代になったからこそ、その扱いには注意が必要なのかも知れません。

本当は1冊1冊をじっくりと紹介したいところですが、長さの都合上、省略させていただきました。
ぜひお手にとって、ご自身の目で確認してみてください。

今回紹介した本が、少しでも参考になることを願っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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