マガジンのカバー画像

画像を使ってくださり感謝いたします

77
私の画像をつかってくださった皆様の記事を収録致しました。 ありがとうございます。
運営しているクリエイター

#清少納言

短いほうの時間

短いほうの時間

春はあけぼの。
夏は夜。
秋は夕暮。
冬はつとめて。

『枕草子』冒頭の、あまりにも有名な言葉である。
有名になりすぎて、『枕草子』はそれだけかと思っている人は、数ヶ月前までの私自身も含めて、少なくないだろう。

改めてこれらの言葉を見ると、各々の季節において「より短いほうの時間帯」に風趣を感じる心が伝わる。長いのは好きでないのだ、いろいろな意味で。

あけぼの、すなわち夜明けの薄明は忍び足のよう

もっとみる
【光る君へ】第18回「岐路」

【光る君へ】第18回「岐路」

今回も簡単に済ませたい。

大石先生や制作統括さんは、道隆一家(中関白家)に何か個人的な恨みでもあるのだろうか?道長を少しでも良く描くために負のバイアスをかけなければならないという固定観念にとらわれすぎていないだろうか?道隆も道長も、当時の貴族の常識に則って政を進めていたはずである。

今回描くべきだったできごと伊周の「皇子を産め」暴言ハラスメントは正視に耐えなかった。前回の道隆は病身で余命いくば

もっとみる
【枕草子】再び、香炉峰の雪

【枕草子】再び、香炉峰の雪


ドラマで作ってくれないのならば「光る君へ」では、『枕草子』のエピソードをあまり取り上げてくれないみたい。宣孝御嶽詣での時は期待したが、あれはまひろにも関わる話だから採用したということなのか。そもそも藤原道隆一家の描き方が雑過ぎ、下げ過ぎと感じる。貴族の傲岸ぶりは道長政権になってからもそう変わらないと思うが…。

嘆いていても詮なきこと。ドラマで作ってくれないのならばnoteで書こう。スキの数など

もっとみる
【光る君へ】第17回「うつろい」

【光る君へ】第17回「うつろい」

長文を書いて、消した。
思うところはいろいろとあるのだが。

かなふみをひとつ作った。
まずは楽しもう。

「ステラnet」のサイトで定子さまが、「もし(井浦)新さんがあんなふうに責めてきたら、自分の記憶を改ざんしそうですね。」と仰せになられていた。

せっかく素敵な役者さんを呼んでいるのに、演じていてそのような思いを強いる脚本って…どうなのよ。

井浦さんにプライベートで「ヴィラン(悪役)の関白

もっとみる
平安時代の才女vs才女。NHK大河ドラマ「光る君へ」これからの展開予想。

平安時代の才女vs才女。NHK大河ドラマ「光る君へ」これからの展開予想。

毎週楽しく見ている「光る君へ」に、嵐の二宮さんが登場…か?というニュース、中盤にさしかかったドラマを盛り上げる話題作りなのかしらと思いましたが、フライング報道らしい。
重要な役にキャスティングされているなら、帝?なのかな?と思いますが、もしかすると源氏の君のイメージで登場するのかもしれない。
そこはお楽しみですね!

今、個人的に気になっているのは、ドラマ中ではうっすらと友情が成り立っているまひろ

もっとみる
清少納言とフィンランド

清少納言とフィンランド

Hallo!

日曜の夜、週末ももう終わり。
まだ仕事をしているわけではないので、週末が終わったからといって憂鬱な月曜日が待っているわけではないのだけど、日曜日が日曜日であることは変わらない。
日本に帰ってきてからの日曜日の夜に楽しみにしているのは、大河ドラマ!
ドイツでもNHKプラスを利用していたので、見ようと思えば見れたのだけど、ドイツにいた時は全然見ていなかった。
なので、こちらに引っ越して

もっとみる
【光る君へ】第14回「星落ちてなお」

【光る君へ】第14回「星落ちてなお」


赤い月、赤い橋2024年4月7日放送「光る君へ」第14回を見た。
前半は藤原兼家の死を描く。
時に狡猾で憎まれ役でもあった兼家だが、強いリーダーシップと政治力で物語の序盤を牽引した。

兼家は息子たちを呼び、道隆を後継者にすると告げ、「今より父はないものと思って生きよ」と命じる。
座る時は何とか自力で動けたが、話し終えて立ち上がろうとするとよろけ、従者の肩を借りて、歌いながら去る。現代ならば車い

もっとみる
これで枕草子の物語を好きになった

これで枕草子の物語を好きになった

NHK大河ドラマ『光る君へ』が始まりました。
吉高由里子さん演じる紫式部が主人公のお話で、平安中期の貴族の世が舞台です。
前作『どうする家康』の戦国時代とはうって変わって、それはもう雅な世界が描かれています。本当にこういう人達(平安貴族)がこんな豪奢な御殿でこんな雅やかな生活をしていたのか? ただの絵巻物では? と思ってしまうほどです。現実味がない……

私はビンゴでこの時代、今まさに大河ドラマで

もっとみる
一瞬を永遠に残せる人への、永遠の憧れ

一瞬を永遠に残せる人への、永遠の憧れ

2024年大河ドラマ「光る君へ」のキャストがほぼ発表になりました。

《大河ドラマ第63作》制作決定!主演・吉高由里子 作・大石 静 大河ドラマ 光る君へ |NHK_PR|NHKオンライン

私、こういうキャスティング発表が大好きで「ああ~この人ならこの役にピッタリだわ!」と考えてる時間が至福なのです。

特に今回のドラマでは、清少納言と中宮定子を誰がやるのかずっと気になってました。

私が高校生

もっとみる
水瓶座考 #06 暦

水瓶座考 #06 暦

こんばんは。占星術愛好家・諭吉FANKS(強火)です。

光る君へ
大河ドラマ「光る君へ」を見ました。味わい深い初回でした。
主演は紫式部:吉高由里子さん。脚本は大石静さん。
ライバル清少納言役がなんと!ファーストサマーウイカさん!
渋谷のエイジアだったか、オンエアの小さなライブハウスでBisメンバーだった頃、なぜかウイカちゃんだけ、わたしの目に飛び込んできたのを感じました。
2013-2014あ

もっとみる