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読書記録③「20代でしておきたい17のこと 本田健」【101日目】

前回、「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のことー四角大輔」という本を読んだ。

この本(電子書籍)を読んだあと、驚くべきことが起きた。

「あなたへのオススメ」に「20代でしておきたい17のこと」という本が表示されたのだ。

アルゴリズムってすごい!

「20代で捨てるべきことは分かったけど、じゃあやるべきことは何なの?」と思った私は、この本を読むことにした。


ちなみにこの本は、作者自身が思う「20代でしておきたいこと」だけではなく、30代以上のあらゆる世代の「いま幸せな人たち」や「順調にいっていない人たち」に対して「20代でやってよかったこと」「後悔していること」などをインタビューしてできたものだそうだ。

そのためこの本には「20代でやるべきこと」が無駄なく、不足なく書かれていると思う。

おかげで私の電子書籍はマーカーとクリップだらけになってしまった。笑

今回は、前回同様に私が特に参考にしたい点を3つ挙げて、個人的な感想を書いていこうと思う。正直全部参考になったので、3つ挙げるのに苦労した。


①才能のかたちを知る

苦手なことを仕事にするよりも、得意なことを仕事にした方が上手くいくし、上手くいくから幸福度は増す。

でも、自分にどんな才能があるのか自分で気づくのは簡単なことではないと思う。

実際、私も自分自身を平々凡々な一般人だと思っている。24年生きているけれど、自分にどんな才能があるのか未だに分からない。

才能を見つけるコツとして、本書では「自分の好き嫌いから才能を探る」ということを挙げている。

なぜなら、嫌いなことは長く続けられない。自分の好き嫌いをはっきりさせて、とことん好きなことに打ち込んだほうが良い結果が出やすくなる。

そしてなぜ好き嫌いをはっきりさせるのは20代が良いかというと、20代は感性が鋭く、それが30代、40代になるとだんだん鈍ってくるからなのだそうだ。

私が今好きなことはnoteを書くことなので、もっと文章力を磨いて、どんどん書いていきたいと思う!!


②人生が変わる本と出合う

「人と会うというのは案外効率が悪くて、『すごい!』と思うような人は、あんまり多くありません。(中略)本は『当たり』が多く、はずれても、それにかかった時間とお金はたかが知れています。(中略)20代には、とにかく自分の栄養になりそうなものを読んでいくことをおすすめします。

これは納得しかない。

確かに、私も本を買うときはいつも「あぁ…私の貯金から1000円が消える…」と思ってしまう。

でも、その本の著者に会いに行くとなったらもっとお金と労力を消費することになるし、そもそも簡単には会えない。

本ってなんて素晴らしいんだろう。今まで私はあまり読書をしてこなかったので、これからはたくさん本を読んで、自分の栄養にしていきたい。


③運について学ぶ

私は「運とか風水とか占いとか、そんな非科学的な根拠のないもの信じられない」と思っていた。

でも、確かに「運が良い人」と「運が悪い人」がいると思う。私の周りにも「あの人はいつも運が良いな、上手くいってるな」という人がいる。


この本には、「他力本願では、運もチャンスもやってこないのです。幸運は、やるべきことをふだんからしっかりやっている人に贈られる、ご褒美のようなものです。」と書かれて。

確かに私の周りを見ても、「あの人はいつも運に恵まれてるな」という人は、何かチャンスが訪れる前から常に努力していて、チャンスが巡ってきたらすぐにそのチャンスを掴める態勢ができてるよな、と思う。

「運も実力のうち」というけれど、実力がないと運を見逃すことになるのか。

当たり前だけれど、やりたいことだけじゃなくて、やるべきこともちゃんとやっていこうと思った。


本がなければ、「20代でしておきたい17のこと」なんて20代を過ぎてからじゃないと分からない。

だから20代のうちにこの本を読むことで「20代でしておきたい17のこと」が知れるなんてありがたいなと思った。

今後も何度か読み返して、忘れないようにしたい。

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