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日常のあれこれ𖧧˒˒

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生粋のいじめられっ子だった暗黒学生時代を過ごし、自己肯定感を見失い苦しんだ20代を過ごした私が、「自分らしさ」を見つけて前向きに生きられるようになったヒントと、日常のあれやこれや… もっと読む
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2024年4月の記事一覧

思いこみ、想いこみ、たぶんそれもおもいこみ

思いこみ、想いこみ、たぶんそれもおもいこみ

「思い込みを手放してみましょう」

これは私が密かに心の師匠とお呼びしている方から言われた言葉

ちなみに、もともとネガティブ思考で自己肯定感が底辺だった私が、ポジティブ思考になれたのも、過去にとらわれず現実を見つめようと思ったのも、カウンセラーを目指そうと思ったきっかけも、師匠のおかげだったりする。

おかげさまで、トラウマやまわりの人間関係によって作り上げられた凝り固まった考えかたは、かなり解

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4年前の私がノートの隅っこに書いた、一言のメッセージは”元気にしていますか?”

4年前の私がノートの隅っこに書いた、一言のメッセージは”元気にしていますか?”

わたしは手嶌葵さんの歌声が大好きで、不安になったとき、泣きたいときは、必ずと言っていいほど聴いている。

クセがなく優しくまろやかで、柔らかくて透明なのに温かい歌声に包まれながら、夕暮れの帰り道で誰にもバレないように涙を流したり、ベッドの横にある小窓の外を眺めて夜風にあたりながら黄昏てみたり・・・

こうやって文章にしてみると、なかなかに悲劇のヒロインっぷりが凄くて、なんだか恥ずかしい。

当時の

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野原に咲くタンポポは「思いやり」を教えてくれる。

野原に咲くタンポポは「思いやり」を教えてくれる。

高校一年生のころ

隣のクラスの男の子が電車に跳ねられて亡くなった

踏切のない線路を渡ろうとして
跳ねられたのだそうだ

当時ニュースにも取り上げられて
学校はもちろん小さな田舎町に住む人々は
みんな騒然とした

とても悲しい出来事なはずなのに
わたしは上手に悲しめないでいる自分に
なんだか矛盾を感じて
もどかしさを感じたのを覚えている

その理由は二つあった

一つは彼が跳ねられた現場に残され

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母からの”桜のお便り”が教えてくれた幸せの在り処

母からの”桜のお便り”が教えてくれた幸せの在り処

『桜並木が満開になって来たから
そろそろ帰っておいで』

一人暮らしを始めてから
毎年この時期になると
母からLINEが届くようになった

わたしの実家は地元で有名な神社の
参道沿いに建っていて

そこの桜並木が毎年きれいに咲き誇ると
参道に大きな桜のアーチができあがる

その桜並木を見ることが
毎年家族の楽しみとなっているので
母は一人で暮らす私にもこうやって連絡をくれる

そもそも
こんなこと

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