深夜のコンビニにて
最寄りのコンビニの出入り口のすぐ傍で、別れ話なのか喧嘩なのか揉めているカップルが居た。
彼女の方は号泣していて、まさしく愁嘆場だ。
所詮他人事、いつもなら「大変ですね」と横目にしながら通り過ぎるところだが、そうもいかないわけがあった。
明日飲む麦茶を切らしてしまっていた。
こちらとしても明日飲む麦茶がないのは一大事なので、意を決してコンビニに突入することにした。
カップルはコンビニの入り口すぐ横で揉めていたので、一直線に揉めているカップルに向かっていくような形になってしまった