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旅行に行けるように股関節の痛みをよくしよう❗️

60代で2年以上も左股関節の痛みで困っているお母さんが来院されています。

立ち座りや歩くこと、そして階段など上ときに股関節が痛むようで、大好きな旅行にも行く気になれない・・・😭
整形外科や治療院もいくつもいったのですが、「この痛みと付き合っていくしかない」ということを言われたこともあるようです。

そんなお母さんの左股関節。まだ完璧に治ったわけではありませんが、1ヶ月半(10回の整体)で左足でケンケンもできるようになりました💖

なぜ、2年以上も痛くて苦しんでいたものが1ヶ月半でケンケンもできるくらいになったかというと

日常生活での【寝る・座る・立つ・歩く】という何気ない動きまで観察して体に負担のないバランスの取り方を習慣化していった

からなんです。


✅痛めてしまう原因

このお母さん、一体なぜ股関節がここまで痛くなったのか?と動きを見ていると

常に胸を張って上半身を固めてしまう癖がある

ということがすぐ見てとれました💡

人の身体はクネクネ柔らかく動いて、負担を分散したり、協力しあって動きを作ります🤝

でも胸を張ったり、背筋を伸ばすということをやりすぎると上半身が硬くなりロボットのような動きになります🤖

その動きでは負担を分散できなくなり、関節や筋肉に過剰な負荷がかかって次第に故障が多くなっていくんです😭

長年の「正しい姿勢」「固める姿勢」で過ごさないといけないという習慣が股関節を壊していたんです


✅治療だけでは改善しない、時間がかかる

60代にもなると、小さな頃からの身体の習慣がとても強く刻み込まれています。

体を固めてしまうのも当たり前になっていて、本人にはそんな自覚もなく日々股関節に負荷をかけ続けています。

仮に整体や整形外科の治療で股関節を改善できたとしても、治療が終わった瞬間からまた股関節に負担をかけ続け、いつ再発してもおかしくない状態になってしまいます。

整体を受けてもすぐに痛みが戻るというのは完治する前からどこかで負荷をかけすぎているということもあるんです。

なので、今回の股関節だけでなく、体の不調は治療と合わせて日常生活での身体の習慣を改善することもとっても大切なんです。

習慣が変わると改善も早くなるし、最初の確率もぐんと下がりますからね♪


✅何気ない日常生活で体をどう使っているのか?

わたしが特に着目するのは立ち方・座り方です。

まずはどうやって体を支えているのかを改善していきます。ほとんどの方は「何もしていないのに痛くなって・・・」と言いますが、重力の働く中で常に体を支えていますからね😊

動かなくても状態によっては体に負担があるんです。

いかに力を使わずに骨格で支えるのか?

そして立ち座りでも筋力に頼らずに上手に体を使って立ち上がったり歩いたりできるかということも重要です。


今回のお母さんも普段力が入っていることにまず気づくことから始まり、寝る・座る・立つ・歩くを少しずつ改善することで、段々と動けるようになって、今の段階でケンケンすることもできるようになりました。


身体の不調でお悩みの方は、ただ受け身で治療を受けるだけでなく、どうやって楽に動くか?日常生活でも自分でも改善させようとする意識を持つことがとっても大切になります。

ただ電気治療を受けるだけでは、変化にも限界があるので気をつけてくださいね。


✅まとめ

✔2年以上痛かった股関節が1ヶ月半でケンケンできるように回復しました
✔改善するためには治療だけでなく、日常生活の改善が重要
✔寝る・座る・立つという基本的な姿勢でも体を壊す原因になる
✔受け身で治療を受けるだけでなく、自分から変わろうという意識を持ちましょう!


今は新型コロナの流行もあって旅行に行くことがままなりませんが、少し落ち着いて出かけられるようになった時にどこか夫婦で旅行できるといいですね💖

今のうちから旅行プランを立ててもらおうかと思います😄


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