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#短歌

2022年11月

2022年11月

一日が終わる気配のしはじめてシャワー浴びつつ「なにを読もうか」

こどもべやの壁紙まるまるカットしてそのままペーストしたら秋空

手さぐりで耳、目、鼻をつかまえて指でつまんでいびきを止める

フレズノに来て三ヶ月 今日もまたBOOKOFFからメールがとどく

〈食べやすいまろやかな酸味〉の輪ゴムのような珍味をむさぼりて夜

青空が自信なさげにしぼんでく白くてごつごつしたやつらが来て

捨てられる寸

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短歌⑩ 仕事編

短歌⑩ 仕事編

仕事編

しゃーないと 笑い飛ばせる 優しさが
三十路間近の 目に沁みてくる

何気ない 一言にふと 傷ついた
缶コーヒーを 手渡してみる

パソコンの 画面からふと 目を上げて
これが誰かの 助けになれば、と

朝、電車に詰め込まれる人たち
心が少し ギュッとちぢんだ

たくさんの プロジェクトとかの ことじゃなく
思い出すのは あの無駄な話

短パンと 裸足で通勤 したかった
スティーブ・ジョ

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2022年9月

2022年9月

華氏100度水よりあがれば秋の風

ぬばたまの夜わたる月をながむれば月しづむ夜に語りしを思ふ

初めての二人暮らしのアパートの窓から見えた月を見ている

今日もまたなにもなしとげなかったと囁く声がカフェインとなり

一日のパンさえあれば十分と家なきわが主の祈りはうたう

好きな歌ばかりをノートに書きつけて明日を生きる餌にしている

初めての二人暮らしのアパートの窓から見えた月が見えない

剣も盾も

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主の前に静まる② 祈り

主の前に静まる② 祈り

「祈り」を考える

主の前に静まること
それは主を「知る」ため。

そのためには「祈り」が必要なのだ。

それでは、何を祈りと言えるのか、を考えたい

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい」
「主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ(思う)」

僕は、祈りとは、
「神を思う時のこと」と定義したい。

それはもちろん、「天の神様〜」という言葉にする祈りも

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主の前に静まる①

主の前に静まる①

「静まること」の大事さを考えたい。
教わるではなく、勉強するではなく、「静まる」

クリスチャン、つまりイエスを自分の主と告白する者にとって、
聖霊が共にいるというイメージはとても大事だと思う。

共にいるをもっと具体的にイメージすると、
「内側に住まわれる」だ。

内側に住まわれる聖霊が、個々人にどう働かれるのかを
より具体的にイメージする。

それは「助言者」だ。

神の御心、意志、これは方向

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