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グロービスのスタートアップ採用支援策:出資を受けた起業家が解説します!

グロービスのスタートアップ採用支援策:出資を受けた起業家が解説します!

弊社が提供する「現場向け動画教育プラットフォーム tebiki 」を事業拡大させるため、先日 3億円のシード資金調達を実施しました。資金調達にいたるプロセスについては「3億円調達の舞台裏:エンジェル投資家有安伸宏を解説」の記事に書いた通りです。

今回の記事はその続きで、グロービス・キャピタル・パートナーズ(以下GCP)の様々な投資先支援策の中で、「人材採用」にフォーカスしてご紹介します。

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LP投資家が重視するVCの評価指標とは?

LP投資家が重視するVCの評価指標とは?

VCのメディア露出や発信も増えたことで、VCがスタートアップを評価する際の指標は広く知られるようになってきました。

一方、VCファンドへ投資するLP投資家が、どんな指標でVCを評価しているかは、まだまだ情報が足りていないように思います。ベンチャーキャピタリストの情報発信も「どのようにスタートアップを評価するか」についてが多く、「自分たちVCがLP投資家からどのように評価されているか」については、

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シリーズA

シリーズA

Globis Capital Partnersの湯浅エムレ(@emreyuasa)です。

「シリーズA」について調べていたのですが、明確な定義が日本でも海外でも見当たらず、実務とリサーチをもとに一度整理してみようと思い至りました。

先にお断りしておくと、こちらの内容はあくまで私の見解であり、GCP内でもメンバーによって多少の違いはあると思います。また、私自身も学んだり考えたりするうちに変わる

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VCのHRに関して最近思うこと

VCのHRに関して最近思うこと

お久しぶり&突然ですが、真面目なポストをします。

VCはどこまでHR支援ができるのか?そもそもHRを行う人に求められるスキルはどういったものがあるのか考えながら今日の議題について供述していきたいと思います。

日本にはすでにVCだけでも100ほどあります(CVCや銀行系など入れだしたらキリがないほど多い)。また、VCに集まる金額も年々増加し、もはやファンドサイズだけでは差別化が図れなくなってい

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スタートアップのマーケット論その1:「大きなマーケット」とは何か

スタートアップのマーケット論その1:「大きなマーケット」とは何か

テックスタートアップのベンチャーキャピタルへのピッチ資料には、チーム、プロダクト、ビジネスモデルなど様々なことが詰め込まれていると思いますが、その中の一つで意味があるのかないのかよくわからないと思われがちなのが「マーケットサイズ」です。

起業家の皆さんはVCに「ちょっとマーケットが小さいなあ」などと言われ、「そしたらちょっと市場規模増やしとくか」と無理やり計算したり関連市場を増やしたり、「これ意

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スタートアップのマーケット論その2: "Why now"指数関数的な変化、技術の変曲点

スタートアップのマーケット論その2: "Why now"指数関数的な変化、技術の変曲点

前の記事に書いたGmail開発者のPaul Buchheitの言葉を再掲します。

(巨大なテック企業になるためには何が必要かと聞かれて)
Google, Netflix, Amazonのようになるために必要なことは、指数関数的な変化の上で事業を行っている事。インテルや初期のマイクロソフトやアップルは"マイクロコンピューターの勃興"という変化の上で事業を行っていた。マイクロコンピューターがなければ

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不景気におけるスタートアップの戦い方

不景気におけるスタートアップの戦い方

VC業界のランボー、ANRIの鮫島です。Superhuman社 CEOのRahul Vohraの不景気におけるスタートアップの戦い方についての記事が良かったので備忘録も兼ねてメモ。一定のランウェイを確保した起業家の皆さんにはオススメ(単純に次の調達までのランウェイを確保したというだけではなく、そのランウェイをキープしてどう経営するか)。
全体的に、景気回復までの見通し、売上の想定等、シリコンバレー

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