来世は空気清浄機

トキメキパラダイス!?@D4a1v

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夢の中で逢おうね、約束しよう。

もう更新されなくていいの。笑った顔、笑った声、良い匂い、この街での思い出。 最後のラブレター読んでくれてありがとう。8枚ちゃんとそのまま捨てて燃やしてください、 良い手紙が書けて良かった。君に渡せて良かった。 最後は君が良かった、最後が君で良かった。 古着屋の鏡に映った知らない人がかわいくて、わたしは、わたしが認識していなくてもきみのことを、素敵って思うみたい。最初から変わらないね。試着してたスラックスとっても似合っていたよ。店員さんが色んな用語を使って褒めていたけどわたしに

    • 暑さで魘されて

      きみは冬みたいな女の子だった。だから冬が好き。 暑さに脳をやられてしまってぼーっとしている とまりますと書かれたボタンを押せなくていつも降りるところをなんとなく見ていた。 どうやったらお団子うまく結べるのかなあ?と髪を結んでいた夏前の、半袖の、あの娘に会いたいです。目の前を通りすぎたおばあちゃんが赤色の日傘をさしていて、君の日傘が赤色だったことを思い出した。夏が嫌いだ。夏が大嫌いだ。 ふと、自分がつまらない人間なんじゃないかと不安になって入れたマッチングアプリでつまらないに殺

      • セミきもいっすよね〜

        水が喉に当たって冷たい、蝉の声が耳に突き刺さる夏だね。って蝉なんて鳴いていない街に住んでいるあの人が言っていた、薄いカーテンと共に揺れている。身体が強張らない気温で涼しい、と寝転びながら自分の信念を言葉に表せない事に傷付いた。 求愛行動で馬鹿みたいに鳴いてお腹の空洞が真っ黒で真っ黒で真っ黒で。何色にも染まらないから黒が好き、とか極彩色を際立たせる為に使われてもおんなじ事言えんのかよ。鳴いてみてよ、泣けよ。 土の中に居る時はみんな静かだったのに、羽化したら煩くなっちゃって大学デ

        • 孤独は脆い盾

          あの子の絵が好きだったからタイムラインに流れてきたときに別人になったあの子だって分かっちゃった。一緒に誰も分からない物真似をして朝が来るまで笑ったこと、タバコなんて吸わない人なのに私のこと笑わせる為だけに急に玄関で吸い始めたり、あの子と話す時間面白くてずっと楽しかった、わたしが苦しくて泣いてるときも女すぎるって馬鹿にしてくれたのがあの子らしくて嬉しかったな、わたしの悪い所を、嫌と言わずに消えていったのは優しさなのかな。思い出の押し付けって自慰行為みたいで嫌だからそのアカウント

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        夢の中で逢おうね、約束しよう。

          もしもあたし達が離れ離れになったとしても七夕の日は

          「あのさ、来世ちゃんのストーリー見て思いついてちょっとおやすみプンプン読んでみたんだけど、なんかずっとちょっと嫌な気持ちになるね」と浅野いにおのフリーペーパーが部屋の底から出てきて、嫌な女すぎ。とストーリーを上げていたのを見ていて 結び付けて読んだこと、を教えてくれたこと、カリカリに焼いたハラミ食べながら。あれは、鬱病になっちまうから読まなくていいよ〜と韓国のりをパリパリと貪りながら言うと、じゃあこのまま読み続けたら鬱病感想会する羽目になるってこと?じゃあ、今のうちなのかもね

          もしもあたし達が離れ離れになったとしても七夕の日は

          たすけてって言った声が大雨で消えた

          心が死んでいることに気付いているけど、気付かないフリしてやり過ごしている。ごはん、食べれるようになって無心で馬鹿みたいに食べている、満たされない。一瞬だけの快楽なんて要らない、吐きそうになるまで食べて食べて詰めて、詰め込んで、くるしい、って息が漏れるとき少しだけ生きてるってかんじがする。さみしくなるのはあなたを知ってしまったから、といちごの唄がイヤホンから流れるお昼 生きているってかんじ、それほんとうに必要ですか、秋山澪のゴスロリを見てそわそわした。 仕事している夢をみて、つ

          たすけてって言った声が大雨で消えた

          不安定さ

          君たちは何を話しているの。ラブホテルに入っていきそうな男女の後を尾行して時間を潰した。駅へ向かい、2人で帰っていった。家でセックスするのかよ そんなものなのかよ 何も知りませんみたいな顔して どういう関係性なのか考えて友達と私だけの脳みそでドラマを自主制作した気になって 足取りが軽かった。ねえ、わたしの青春今取り戻してるよって保健室に横たわり校庭で遊んでいるみんなを、ただ見ていた時のわたしに言ってあげた 六法全書で見たら犯罪者なんじゃないって制服着たわたし、笑ってる。 魂の入

          天使の火葬

          君と同じ世界で生きていきたかった。本当にそれでいいの?ってもう1人のわたしが、道端の野良猫が、公園の草木が笑いながら、言ってくる。 わたしじゃ駄目だった。 君に会えない生活が、君のこと考えない生活が、どれだけモノクロなのかわたしは知っている。 暗い霧に包まれて自分の足で歩けなかった。息をするのが精一杯だった もう何処にも行けなくて諦めていたら少しだけ光が差していて必死になって追いかけた、君が救い上げてくれたんだっけ あの日のこと、鮮明に覚えている。わたしにとっては君が天使だっ

          皮を剥いだらぼくら似た者同士

          25日にお誕生日会を開催した、私のことを好きな人ばかりの空間ってとっても変で居心地よかった 遠方から来てくれた人、私の事をずっと見守ってくれている人、帰り際に投げキッスしてくれた人、おめでとうと心の底から言ってくれた人、コルクを咥えさせてくれた人、色んな人が居て 色んなありがとうがあるだ(イシシ) 我儘を言えばまだもっと来て欲しかった人なんているが、まあ別日に来てクレメンス 生きていてくれてありがとうだなんて、感謝されたこと 本当にすごいね、生き延びちゃっただけなんだ 偶然の

          皮を剥いだらぼくら似た者同士

          見つめて

          ネイルをいつもお友達が新しくピカピカにしてくれる 名前が分からない機械で私の爪をギャルにしてくれた。粉が服についていて 雪みたい と言っていたのが素敵だった。素敵な表現ねと褒めたら笑っていた わたしは、女の子であることが悔しい。 何気ない微笑み、いい匂い、柔らかい肌。目新しく新鮮な五感で受け取る情報で脳みそがパンクしてしまいそのまま感電死してしまう男の子になりたかった。 生憎わたしは完全なる異性愛者でも同性愛者でもなく、華奢な細い腰に触れても 冷たい背中で体温を感じても 何も

          救いなんて無い

          漠然と消えてしまいたい夜 分からない もう何も分からない 私は存在意義を確認する為にセックスなんてしない ラジオを流しながら目を閉じて、重い瞼を開けた時生きているみたいで怖かった。何にもない白い壁を触ってみたけれど冷たかった、私が私であることが怖かった。 誰かに必要されていても、みんなに愛されていてもわたしはわたしのことを認めてあげられない。 この先わたしのことを好きな人と付き合って、毎日好きや、可愛いと褒められてもそれが幸せだとは思えない。生きてていい理由にならない わ

          大阪Lover

          大阪にきているわたしはというと、友達の家に転がり込み 大学に行く友達を見送り、ばいば〜いと言って鍵を閉め、洗濯と洗い物をし、またお布団にもぐって夕方まで寝ている。 ずっと寝てるな と言われるほどずっと寝ている 友達は少し変なのでYouTubeもラジオも全部2倍速で見ていて、その子が準備している時など芸人の声がうっすら聞こえて 寝ているわたしは夢の中で声を当てるクイズをしている。 好きな芸人の名前が聞こえたら「ん…」と起き上がり画面を確認し起床 そして1人で大爆笑 ずかずかと人

          恋愛リアリティショーに出ます

          恋愛リアリティショーばっかり見ている。 時間を溶かしている。人様の恋愛にイチャモンをつけ時間を溶かしている。 私も出たい。私が出た時ようにシミュレーションをしておこうかな。 まず、自己紹介 第一印象は大事。共通の趣味とかあったら話が盛り上がりやすいのかな 「さやかです!福岡県から来ました!えっと音楽聞きながらお散歩するのが好きです!好きなタイプは笑顔が素敵な人です!よろしくお願いします!」 こう言おうと思う。これはTPOを守った私の自己紹介、初対面の人に本名を教えれるほどリ

          恋愛リアリティショーに出ます

          青春

          14歳の私はまぎれもなく輝いていた。14歳で見つけた桃色のうさぎを間に受けて聴いていたけどぴんくでふわふわかわいいとは少し遠くてあずにゃんの写真を顔に貼り、自撮りをして学校から帰ってきてはゲオで借りたごちうさを見てチノちゃぁ〜んとココアちゃんの真似をして1人でブヒブヒ言ってみたり、ポケモンに出ていたモブキャラが相当えっちな事に気付き1人で黙々とだいぶえっちな絵を描いてにんまりしたり、クワガタを捕まえて話しかけていたあの頃の私は輝いていた。 あずにゃんはもう32歳だし、「あんな

          春の匂いが良い それでも苦しい  幸せになりたいなんて常日頃言うけれどその幸せなんてイメージは掴めるようなものじゃない 1年前の今日、今日なんだ。 今年は桜が咲くのが遅い ゆっくり、ゆっくり、そしてゆっくり散っていく 春がまた巡ってきたのに 昨日のことのよう 桜が咲いてそうな所に行ってみましょうと言ってくれて、ついていった あの道のことはあんまりおぼえていない 背中だなあっておもってた 急に背骨の辺りを詰ったらびっくりするかな?かわいいニットだなあ なんの柄なんだろう どこ

          自称失敗作より忌み子の方が響きが良い

          出世欲も成功欲も不自然  欲望の中でも不自然な欲なんだと聞きました そう思うと別にハングリー精神を持たずとも生きていて良いのではと思ってしまいますね。 熱血や積極的、苦手  出来るだけ影で生きていきたい。けれど、生まれつきの明るいポテンシャルを愛されている人を見ることは今も慣れずに辛い 自分の思想、気質を受け入れてくれて、似た者同士で集まるコミュニティにいる時が心地よいのは普段息が詰まる生活が出来ているからなのでしょう。 人生観、ヒント無しとゆきこさんの歌詞でもありますが生き

          自称失敗作より忌み子の方が響きが良い