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たすけてって言った声が大雨で消えた

心が死んでいることに気付いているけど、気付かないフリしてやり過ごしている。ごはん、食べれるようになって無心で馬鹿みたいに食べている、満たされない。一瞬だけの快楽なんて要らない、吐きそうになるまで食べて食べて詰めて、詰め込んで、くるしい、って息が漏れるとき少しだけ生きてるってかんじがする。さみしくなるのはあなたを知ってしまったから、といちごの唄がイヤホンから流れるお昼
生きているってかんじ、それほんとうに必要ですか、秋山澪のゴスロリを見てそわそわした。
仕事している夢をみて、つかれてしまった。パトラッシュ、ぼくもつかれたんだ。なんだかとても眠たいんだ、パトラッシュ、なんて言ってみるけど天使はお迎えにすら来てくれない、テレビを付けたら「速報です!」と戦争でも起きるのかとおもってしまった、そうやってまた死を近くに置いて居心地が良かった悪い夢を思い出していい理由にしてしまう、争いごとはきらいだし、隕石がわたしだけに直撃するくらいなら石油王と結婚してしまう可能性の方が高いし、もうなんにも言わないので普通に過ごしてみたいです。ふつう?ふつう?ふ、ふつう?
寂れた小さな籠が世界で社会だった、わたしのふつう。顔色伺って聞き分けのいい子でいたら、ふつうじゃないと言われ、我儘なあの娘が好きなんて、そんなの知らないです。ラーメンの麺の固さ「ふつうで」といつも注文するのはふつうを知りたいから。人生、やわでおねがいできますか?
えらいねって褒められたかっただけ。でももうそうやって生きていくしかないし、きっとわたしのことはわたししか分からないから、もうそれでだいじょうぶ、本当にだいじょうぶ?くるしい。くるしいです。でもうまく笑ってみせるから、笑ってください
あの2曲きっとあの娘のこと。死ぬ前に思い出す女の子はきっとあの娘なんだ、って分かってる。分かったって(笑)最初から分かってるからそんなことしなくていいよ(笑)はぁ、うるさい、みんなうるさい。わたしがいちばんうるさい、しつこいし、ごめんなさいいつになく死んだ目をしていた。わたしも金魚をプールに放ってみようかな、キレイだと思って。理由はそれだけで充分だよ忘れられない思い出欲しいし、ね。しね。死ね。映画を観ていたら「これ何が面白いの?」って言われた わたしの面白いと他人の面白い、ちがう。強要するのもされるのも、ちがう。おもしろくないことはあんまりしたくない
やさしい?
優しいだけはおもしろくない って望みすぎだろ。
遺伝子レベルの愛、じゃないと信用出来ない。いい匂い、って遺伝子によるものだって説明も信用できない。わたしだけのあいしてる、受理してくんないと意味ないじゃんね、お前さ、忘れる気ある?
ないです、ないですーっ、って泣きながらTシャツ抱きしめてる わたしが呼んだ名前が天井にぶつかってばらばらになって頭に当たった、いたいです。痛い
どうせいくらこんなこと言ってもなにひとつ変わったりしないから気が済むまで言ってやろうとおもう
ちまっこく腕に絡まりつく涙袋のピンクよりグロテスクなピンクなわたしはかわいい 全部うそ、もう、どうでもいい、嫌いにならないで。





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