救いなんて無い

漠然と消えてしまいたい夜
分からない もう何も分からない 
私は存在意義を確認する為にセックスなんてしない 
ラジオを流しながら目を閉じて、重い瞼を開けた時生きているみたいで怖かった。何にもない白い壁を触ってみたけれど冷たかった、私が私であることが怖かった。
誰かに必要されていても、みんなに愛されていてもわたしはわたしのことを認めてあげられない。
この先わたしのことを好きな人と付き合って、毎日好きや、可愛いと褒められてもそれが幸せだとは思えない。生きてていい理由にならない
わたしより話が面白くないけれど好かれているあの娘にはなれない 
時間をお金に変えないと生活ができない
誰からも愛されたいなら愛されるような容姿で、愛想を振りまけば良い事なんて分かってる。それがダサい事だとも思わない 愛想を振りまいた私も、愛想を振りまかない素の私も、好きになれない
どれだけ自分を傷付けても流した血が笑ってる
構って欲しければ構って欲しいと言える そんなちっぽけなこと、わたしはできる。
過去を詰っても戻れない 自分が選択したこと
洗濯物も干して掃除機もかけてご飯も食べてもう充分なはずなのにそれでも何も満たされない
甘いものを吐くまで食べても幸せになれない
私から離れていった君たちのこと何も思えない、どうでもいい 上澄みも笑ってくれないなら死んでやるスーパーでおにぎりを陳列させていても何かが上手くいかなくて怒られる、当たり前のことが当たり前に出来ない。ごめんなさい
誰にも必要とされなくていい、それでも認めて欲しかったあの人に必要とされないのもレールに乗れなかった私が悪い。重くない愛なら要らない、意味が無い。言葉だけならなんとでも言えるから、馬鹿になれなかった 馬鹿になりたかった
私の神様はとっくの昔に死んでしまった
どこにもいない 
誰かのことを愛す前に自分のことを愛せないと誰からも愛されないなんて冗談は粉々にしよう
惨めだな ずっと惨めだ。
自分のエゴを押し付けてばかりで第三者の目を気にして電車の中で肩をすくめている 全然大丈夫じゃないんだ。
私が好きな友達がいなくなったら寂しい、好きだった友達と疎遠になる度に全部思い返して嫌になる
ぐちゃぐちゃに潰れてしまう、ごめんね、わたしがこんなんだから。見限っちゃったんだね、ごめんね。
私のことが好きな友達、私が死んだら悲しんでくれるはず。それでも何十年もしたら忘れてしまう、空は青いし、季節は変わるし、ヤギは可愛いし。
小さいことの積み重なり。やりたい事もこうなりたいも何にもない。何も。わたしは、わたしがいいと思って進んできた道で、歩けなくなる度に何が正解なのか分からなくなる。
全部消してやり直してもまた踏み外してしまう。
もう分からない、生きているのに。頑張って生きているんだけど分かってくれないね 誰も神様も私も。

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