見出し画像

夢の中で逢おうね、約束しよう。

もう更新されなくていいの。笑った顔、笑った声、良い匂い、この街での思い出。
最後のラブレター読んでくれてありがとう。8枚ちゃんとそのまま捨てて燃やしてください、
良い手紙が書けて良かった。君に渡せて良かった。
最後は君が良かった、最後が君で良かった。
古着屋の鏡に映った知らない人がかわいくて、わたしは、わたしが認識していなくてもきみのことを、素敵って思うみたい。最初から変わらないね。試着してたスラックスとっても似合っていたよ。店員さんが色んな用語を使って褒めていたけどわたしにはわかんない、わかんない、ちょうかわいい、かわいい、かわいいね、しか言えなくて情けなかった
一旦考えますと外に出た君は一万四千円という数字に面食らったことを知ってるよ。ゾゾタウン見ますじゃないんだよ、君に触れる布が羨ましかったなあ
かわいい帽子を見つけて、かぶって、似合っちゃうんだよな〜と満足気なきみが、何よりもいとおしかったから、その帽子を手に取って走ってレジに持って行った。わたしのものにするんです。
雑貨屋さんに沢山のお皿があって、怯えてる強迫性障害の君の腕を抑えました、わたしはこんなにもきみの扱い方をしってるのにね。
あずにゃんの洋服があってあずにゃんだ!と駆け付けたわたしに、走り方めっちゃオタクやったな、と馬鹿にしてくれる君がいとおしかった。むぎちゃんが好きな君はあずにゃんに似てて可愛いね
いろんなお店をまわっているとき、傘をさしてくれる君の肩が濡れていることに気付いてた、やさしいね、やさしかったね、ごめんね、ごめんね。
しちがつのこと、なながつっていうきみが好き。
喫茶店で口ずさんでた骨、わたしも今日口ずさんでたの、奇遇だね。ビートルズみたくわたしを笑わせて、NIRVANAみたくわたしをかなしくさせて、あなたって、あなたっていいかんじね。君のこと歌ってるみたいね、浮雲のようにわたしを連れ去ってよ。ブラックコーヒーを本当に美味しいと思って飲んでいる人っているのかな ふっかふかの椅子と誰も分かんない話と硬めのプリンと君の歪な歯、わはは
ぜんぶ忘れないから大丈夫だよ。
きみのおうちは階段であがるんだ、きみの部屋、致死量のきみ良い香りで包まれていて私このまま死んでいいと思った。ここできみが生活をしているんだ
そんなの知らなかった知らなかったな
散らばっている宅配物の送り状に君の名前が記されていてなんて綺麗な名前なんだろうって感動しちゃった、名前が顔に合ってなくて大好きだったな
ヘアオイルと、ヘアスプレーを私の髪に塗ったけどきみの匂いにならなかった、全部混ざってる君のいい匂いなんだ。そこら辺に落ちてる服を嗅いで、自分じゃ分かんないって笑ってた。わたしはきみじゃなくて良かった、きみと他人で良かった、こんなにいい匂い嗅げないなんてもったいないもんね。
着ていたシャツを脱いで部屋着に着替えるきみにぼくはどきどきしてしまって目を逸らしてしまった、
白くて細くて華奢で、み、み、み、見てないよ。
1分寝ますって一緒に観ようって言ったじゃん眠んないで。起こすことも出来なくて長い睫毛の君の寝顔を眺めて、君の横腹に腕を乗っけて1人で見てた、
温もりに安心しちゃってわたしも少し眠っていた、
2時間半つまんなかったね。つまんなかったけどさ、終わったらもうさよならだから、終わらないでほしかった。でも時間って進むんだ、不可抗力でひどい
終わる直前に起きて、安眠導入剤として使えるなあ、って言ってた性格悪い君が大好きだった。
最後だし滅茶苦茶にしてやろうと君を三つ編みにした、かわいい姫毛は残してね。サラサラね、いつも君は髪の毛が綺麗ね。つむじ合わせで左右非対称の毛量が愛おしかった。わたしのものにした帽子を被せたらあまりにも可愛くって口が空いてしまった
本当に人間というものは口が空くんだ。
どんな景色よりも君がいちばん綺麗、って褒めちゃった、きもちわるかったかな、でもわたしってずっときもちわるいか。鏡を見てあまりにもかわいすぎるかも、と正解の感想を言ってくれてありがとう
かわいく生きてくれてありがとう。newjeansのハニちゃんになりたいと言っていたあなたは、あの時のあなたは、ハニちゃんよりも可愛かったよ。
私の走馬灯これだけでいいよ。
服をくれて、お菓子もいる?って箱買いした駄菓子を何個かくれて、ぜんぶ、ぜんぶ嬉しかった。
散らかってた部屋、可愛い冬服、青い布団、飲みかけのペットボトル、私があげたパンダコパンダのコップ、ベッドの横に落ちてた破いた形跡があるコンドームの個包装、だっせえ柄だった。コンドーム クローバー ダサい 柄 でGoogle検索した。うすぴた、こんな所でそんな物の名前を知りたくなかったです。いまわたしが座っているベットでどっかの女の子とセックスしたんですか、がんこちゃんに似てる元カノですか、がんこちゃんできみが射精したあとに言った愛の言葉はなんですか、宇宙一好きだったってなんなんですか、君の甘えた声が好きでした、絶望の淵から這い上がれなかったからもう自分のこと殺してやろうと思って泣きながら抱いてくださいって言った昨日のわたしってなんなんですか、とんでもない事を言ってる自覚もなかったです、セックスでもすれば嘘でも好きって言ってくれるんじゃないかって、本当はそんなもの要らないのに、言葉だけが欲しくて、掛け違えたボタンに気付かない君に呆れてしまったから、君の温もりだけ最後に抱きしめて帰りたかった、でも性欲ですら動いてくれない君のことが好きだったんです、そういう所が大好きだったんです。君のいちばん仲良しのともだちに、君が女の子の口に精子を出して、口移しされて、そのまま飲んだらドン引きされてLINEブロックされた話を聞いて大爆笑しました、なんで、わたしにはそんなことしてくんないんですか、わたし、君のこと好きになっておかしくなっちゃったんです。最初からおかしいんです、しあわせでした、本当はきみとしあわせになってみたかったです、ごめんなさい、ごめんなさい、ざわざわ森のがんこちゃん、がんこちゃん 壊れる、壊れる壊れる、壊れる、壊れる壊れる、うすぴた、うすぴた、うすぴた?
でも最後まで君が、君らしくて感心しちゃうな、
君の部屋に転がったハンガーを眺めていた。
虚無の顔してると言われて現実に引き戻された。
考え事してた って最後だけど、最後だからこんなこと教えてあげない。もうこんな愛憎を抱くのも今日で終わりだということも少しだけ寂しかったんだ。
帰ろうとしたら駅まで送るよって立ち上がった君のこと勢いよく抱きしめた。肩幅が広くて、いい匂いがして、いい匂いがして、いい匂いがして。
強い、強い力で骨が、みしみしと音を立てるほど、抱きしめ返してくれたとき、わたし泣いちゃった、
そんなことしないで。そんなこと、しないで。こわして千切れるくらい抱きしめて、壊して。おねがい
ちいさっ、おれがデカいと錯覚するくらいちいさいといつもわたしのことを馬鹿にして笑う君が好きだった、背伸びをして唇に触れたの、下を向いた時の涙袋がかわいくて好きだった、触れるもの全部全部最後は君が良かったんだ。ありがとう、ごめんね。
駅までの道、君の手を握ったら、こんなん余計寂しくなっちゃうんじゃないって言われたけど、もう大丈夫。って返した。寂しかった、ずっと寂しかった。だからもう寂しくなんてない、家に帰って手でも繋いでおけばよかったって思っちゃうとき、多分寂しくなるから。手を振り払って、お前腹立つ。と怒ると急に沸点になっちゃったってけたけた笑ってて面白くなっちゃって笑った、最後まで君だけが、心の底から笑顔にさせてくれた、かなわないな、
タコス屋さんがあってタコスおいしそう〜と雑談感覚で言っただけなのに、よし!食べちゃうか!と言ってくれて何故かパフェを食べた 甘くておいしかった、冷たくて、おいしいね、知覚過敏でふたりで痛がった痛み、しあわせだった。君と食べるから美味しかった、今までもぜんぶね。わたしが頼んだパフェ、苺大福みたいなのが乗ってて君に1口あげたら全部取れちゃってもういいよってあげた。わたし君になら全部あげれちゃうのにな。ベンチに座って自販機で買ったお茶を飲んで、お前だけが大好き と指をさすとすごいやんって右の口角をあげて見える歯茎が、歯並びが、矯正器具が、その奥にある銀歯が、君ってやっぱりかわいい顔してるよね。
もう一生会わないはずだったけど、離れてみて、1年後も大好きだったらまた会おうって約束してくれた
1年って長いで?と意地悪を最後まで言ってくるお前、わたしのこと舐めすぎだぜ、やれやれ
健康に生きてね、と最後の愛を渡すね。
お互いにね。って最後の優しさを受け取るね。
君は引っ越しちゃうからいつかまた会えても違う街だね、わたしはもうこの街にはこない。君との思い出で終わらせたいんだー、本当にこれで良いのかなってずっと思ってた。でも本当にこれで良かった。
改札の前で本当に出会えて良かった!だいすき!お前だけ!とお礼を伝えて颯爽とホームへ歩いた、この瞬間の私は、人生でいちばんかっこよかった。
いつも見えなくなるまで手を振ってくれる君を思い出して、振り向くのが怖かった。でも最後だし居なかったらもうそれも、そこまでだよね。と思って振り向いたら、君がちゃんとこっちを見ていて手を振ってくれた。手を振りかえして、電車に乗った。
涙が溢れてきた ぜんぶ、幸せだった。
ぜんぶ、ぜんぶ、幸せだった、優しかった。
寂しいとか哀しいとか辛いとか、そんな感情が一切なくてこれで良かったって心の底から思った、そう思わせてくれた君のことが大好きだと思った。
勝手に考え過ぎたことも、耐えきれなかった事実も君のことだけで傷付いて絶望を数えた方が多かったかもしれないけど、終わり良ければ全て良し。君の瞳がキラキラしているとき、そんなちっぽけなもの全部どうでもよかったし、生きることがこわいからきみの笑顔をお守りにしてきた。
きっとこれからもそう。
あなたのせいで、現実かどうか確認する為に、手首を切りました。と言うと、いやさっき見ちゃったけどほんまにギロみたいやな、おれのせいでそんなことにしてしまって本当にごめんなさい。と謝ってくれたので許してあげます、この傷をみたら君のこと思い出せるしね。わたしの太腿に君の名前が刻んであることは、また会える時までの秘密です。
ありがとうとごめんなさいが言える良い子だね。
幼稚な事をしてしまってごめんなさい。
神様ありがとう、運命のイタズラでも巡り会えたことが幸せなのって恋愛サーキュレーションを聴いて
そのとおりだな〜と心の中の千石撫子が踊っていた
ねえ、だいすきだったよ、あいしてるよ、きみだけがわたしのことをかわいい女の子にしてくれて、大丈夫な日の私だけを見つめてくれたの。ほんとうにありがとう。きみの優しさがずっと痛かった、でも君の優しさがこの日だけは嬉しかった。君は神様でも天使でもないってこれまでの私を見捨てちゃったけど、それでもわたしの特別で唯一無二だったことはほんとう。もう、大丈夫。大丈夫だからね。
君の考え方は、色んな人と出会って自分よりも素敵な人と出会えたらそれで良いし、それでもおれだけだったらまた会おうねって事なんだろうけど、わたしはどんなに素敵な人と出会えても君以外だと思ってしまうんだ、性別なんてどうでもよくて君が君である全てが好きだったので代わりなんて効かないんです。これだけ幸せな気持ちにさせてくれて、この好きの気持ちを超えることなんて最初で最後だよ、そっちの方が美しいと思っちゃうし。
わたしってかわいいのにがんこちゃんに似てる女が良かった君ってさいていだよね、変で面白くて化け物で、そんな君のことが大好きだった。君の匂いが、気持ち悪くなる日なんて来ないと思います。
わたしはこれから自分の為に生きてみて君がいなくても楽しい生活を送ってみようと思うの、わたしのしあわせ、全部君でできたから、そんな簡単に他の人に委ねれないし、生活の中でふとした瞬間に思い出すのは君のことだけだけど、きみがいない世界でがんばって生きてみるね。それでもきみと会わないと駄目だ!と思っちゃったらまた1年後会ってね。
また会えたら焼肉食べよう、鰻も食べよう、お寿司も食べよう。美味しい物全部一緒に食べようよ
帰って君から貰った服をジップロックに入れた、嗅いでみたら君の匂いが凝縮されていて声を上げて泣いた。なんで泣いてるか分かんなくなるくらい泣いた。優しくしてくれたことが本当に嬉しかった、
最後だからってとびっきりの良い思い出をくれちゃうような君のことやっぱり大好きで、大好きで、大好きだったんだって、泣きじゃくった。寂しくなったら君の服を抱きしめて眠りにつくね。すごいやんって思わせたいから、君のことだけを想い続けるよ、365日経ってもきみのことだけ思い出して、嬉しくなれて悲しくなったら、もうそういう運命なんだと思うんだ、仕方ない人だねって笑ってよ。
君に出会えて本当に良かった、またね。
今年の七夕は、あなたがわたしのことずっと忘れませんように。って書こうと思うんだ。
君が、君だけが、大好きでした。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?