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大阪Lover

大阪にきているわたしはというと、友達の家に転がり込み 大学に行く友達を見送り、ばいば〜いと言って鍵を閉め、洗濯と洗い物をし、またお布団にもぐって夕方まで寝ている。
ずっと寝てるな と言われるほどずっと寝ている
友達は少し変なのでYouTubeもラジオも全部2倍速で見ていて、その子が準備している時など芸人の声がうっすら聞こえて 寝ているわたしは夢の中で声を当てるクイズをしている。
好きな芸人の名前が聞こえたら「ん…」と起き上がり画面を確認し起床 そして1人で大爆笑
ずかずかと人の家に上がりこんでおいて…。
わたしも出かけたり お笑いを見に行ったり 単独行動を好きにさせてもらっているけど、帰ると友達がいるのはめちゃくちゃ良い お菓子を買ってきて半分にして、大きい方をあげる とか肉じゃがを作って一緒に食べるとか、わたしにもまだ人間の優しさみたいな部分が残っていてそれを引き出してくれている
昨晩は、一緒に愛のハイエナ見て羽賀研二の悪口を言った。羽賀研二(62)が女子大生とジャグジーに入ってるシーンを見て「老人ホームのあかん介護やん」と言っていてだいぶ良かった
友達はオシャレで顔が綺麗で言葉選びが素敵。
1人でオエーとかギャハハとか言いながら何かしらを見て水をごくごくと飲んで いや!ほんまに今日ははよ寝なあかん!と言い放った2秒後にはおふとんに入っている。気ままで芯があって良い
好きなおじさん達が一緒なので信用信頼の感覚が一緒。多分見ているタイムラインも一緒。
1人で見てこれ誰が好きなんだよ とか この写真のこの人盛れてるな〜とか思いながらフフフとだけ嫌な笑いを浮かべる時間を共有できる。

大学から帰ってきておかえり〜と言ったらどうやら楽しげで「今日は!男に!バイバイと!生まれて初めて!言われました!!好きに………なりませんでした〜〜!!!!!!!」とドッキリのテンションで報告してきた。「ほなね〜(へにゃへにゃ)」やったら好きになった?と聞くと「そんな声の小さいキモい奴の何がええねん キモいねん」とイラチにさせてしまった。キモい奴をイイと思ってしまう感性が備わっていて、ごめんよ。
大阪の街は道が平らでチャリ漕ぎやすい。ケンタッキーのジュースが一滴も零れなかった。
大阪の街はギャルがみんな同じ顔している。
みーんな同じ顔。でっかい1つみたいだ。
多分辿っていったら全員同じ人
ちょっとずっと楽しくて起きて鏡を見ると顔が明るい。目の奥がどんよりとしていない、いつもの私はどんよりとしているのに。篠田麻里子が不倫した話でまだ盛り上がれるからかもしれない。
それでもふとした瞬間に悲しくなる。昨日は好きだった底辺シェアハウスの動画を見て1人でケラケラ笑い、でもそのシェアハウスはもう契約解除してしまい無くなってしまった。解散ライブまで見たけど去年の夏頃 めそめそしながら帰宅したら誰かがインスタライブをやっていて きったねえ飯を食い 誰の足が臭いかとかで喧嘩をし 騒音で警察が来たりしていた。そんなので救われていたな〜とか、そのシェアハウスの熱狂的なファンと仲良くて 2人でその話をして涙出るまで腹抱えて笑って、そんなことを考えていたら朝になっていて 友達に「そんなん見て感傷に浸る人おらんねん。」と言われた。笑っちゃった。

俺の全てでこの世を愛してゆこう。なーんてのは嘘
わたしにはまだ出来そうにないかも。
おやすみなさい

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