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読書感想

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読んだ本の読書感想文です。 評価は読んでわかるようにガンバなので、点数評価かとかはしないんだ。
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#読書感想文

『デルモンテ平山の「ゴミビデオ」大全』読みました。

『デルモンテ平山の「ゴミビデオ」大全』読みました。

デルモンテ平山の「ゴミビデオ」大全著者:平山夢明

内容紹介
デルモンテ平山による、モラル無し・センス無し・ヤル気なし!の三無しゴミビデオ批評集。

週間プレイボーイで、ジャック・ニコルソンやスピルバーグのきちんとした映画のビデオ紹介をしていたデルモンテ平山こと平山夢明。
ある日、『殺人豚』というヒドイ映画を紹介したら受けてしまい、編集の人から、
「平山。おまえはもうマトモなビデオは観なくて

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『クージョ』を読みました。

『クージョ』を読みました。

『クージョ』
著者:スティーブン・キング
翻訳:永井淳
内容紹介
自動車修理業を営むキャンバー家で飼われているセントバーナードのクージョは子供好きの忠犬だった。
ある日、ウサギを追って穴に顔を突っ込んだとき、中にいたコウモリに引っかかれ狂犬病をうつされてしまう。
狂犬病によって凶暴化してしまったクージョは苛立ち、忠誠心も忘れてしまい、ついに隣人を襲い、そして飼い主すらも襲ってしまう。
そこに

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『クリスティーン(上下)』を読みました。

『クリスティーン(上下)』を読みました。

クリスティーン(上下)
著者:スティーブン・キング
翻訳:深町眞理子
内容紹介
ぼくの幼馴染み、アーニーはあばた顔のさえないやつだった。
悪じゃないからって優等生でもない。
クラスにはどんな学校でもふたりはあわれな犠牲者ってのはいるだろ?
その男の方だったんだ。
だがアーニーは変わった。
そう赤と白に塗り分けられた58年型プリマス・フューリー、名はクリスティーン。
アーニーはクリスティーンと

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『キャリー』を読みました。

『キャリー』を読みました。

『キャリー』

著者:スティーブン・キング
翻訳:永井淳

内容紹介
いじめられっ子のキャリーは体育授業後、シャワーを浴びているときに突然初潮をむかえていしまった。
母が教えていなかったせいか、キャリーがおぼこすぎたのか、17歳にもなって初潮をいうものを知らなかったキャリーはパニックを起こしてしまう。
そんな彼女にクラスメイト達はタンポンを投げつけたりしてさらにいじめてしまう。
後日、教師の

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『ペット・セマタリー(上下)』を読みました。

『ペット・セマタリー(上下)』を読みました。

『ペット・セマタリー(上下)』
著者:スティーブン・キング
翻訳:深町眞理子
内容紹介
メインの小さな町に医師のルイスは、妻のレーチェルと娘のエリー、息子のゲージ、そしてネコのチャーチと引っ越してきた
隣家のジャド、ノーマ夫妻とも良い関係を持て、順調な新生活。
しかし妻が子供二人を連れて里帰りをし、ルイス一人がお留守番をしているとき、飼いネコのチャーチが家の前の道路を走るトラックにひき殺され

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『わらの女』を読みました。

『わらの女』を読みました。

『わらの女』
著者:カトリーヌ・アルレー
翻訳:橘明美
内容紹介
34歳独身。家族も身よりもいない女性、ヒルデガルドは翻訳業でほそぼそと生活をしていた。
ある日、新聞の求人広告に、大富豪が良縁を求めているのを発見する。
お金のことを気にしないでいられる生活に憧れる彼女はそれに応募するのだが。。。

時代小説は息が長い。
という話を昔聞いたことがある。

息が長い、とは何年、十何年たっても書店

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『ガラスの鍵』を読みました。

『ガラスの鍵』を読みました。

『ガラスの鍵』
著者:ダシール ハメット
翻訳:池田真紀子

内容紹介
賭博師ボーモントは友人の実業家であり市政の黒幕・マドヴィッグに、次の選挙で地元の上院議員を後押しすると打ち明けられる。その矢先、上院議員の息子が殺され、マドヴィッグの犯行を匂わせる手紙が関係者に届けられる。友人を窮地から救うためボーモントは事件の解明に乗り出す。

ガラスの鍵賞というものがある。

それは北欧5カ国(アイ

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『怖い短歌』を読みました。

『怖い短歌』を読みました。

『怖い短歌』を読みました。著者:倉阪鬼一郎

内容紹介
小説家で俳人である倉阪鬼一郎が、
恐ろしい風景。
猟奇歌とその系譜。
向こうから来るもの。
死の影。
内なる反逆者。
負の情念。
変容する世界。
奇想の恐怖。
日常に潜むもの。
の9つに区分する、様々な俳人の、様々な怖い短歌。

倉阪鬼一郎、名前に『鬼』がつくのでイヤでも目に付き、自然に憶えてしまった名前。

過去に一冊だけ読んだことがあるだ

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『獣神サンダー・ライガー自伝最終章』を読みました。

『獣神サンダー・ライガー自伝最終章』を読みました。

『獣神サンダー・ライガー自伝最終章』
著者:獣神サンダー・ライガー
内容紹介
獣神サンダー・ライガー自伝から引退までをインタビュー形式で振り返る。
高橋ヒロムインタビュー。
ライガー×棚橋弘至。
ライガー×藤波辰爾。
ライガー×佐野直喜。
の対談も掲載。

プロレスラーに付きものといえば異名、というか通称というのかニックネームというかそういうものがある。

古くは、『燃える闘魂』アントニオ猪木。

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『第四の扉』を読みました。

『第四の扉』を読みました。


第四の扉
著者:ポール・アルテ
翻訳:平岡敦
内容紹介
自宅の二階でエレノア婦人が謎の自殺(自殺する理由が謎って意味)を遂げてから怪奇現象が起き出したダーンリー家。
新たに間借り人として越してきたラティマー夫婦はそういったモノはいっこうに気にしないという。
それどころか事故で妻を亡くしたアーサー氏と共に妻の霊を呼び寄せる降霊の儀式をはじめるのだが。。。
死体をかつぐ人影。同時刻に別の場所で目撃さ

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『内なる殺人者』を読みました。

『内なる殺人者』を読みました。

内なる殺人者

著者:ジム・トンプスン
翻訳:村田勝彦
内容紹介
保安官補のルーはいつも丸腰で拳銃も、警棒すら持っていない。
なぜならココは事件が起きないテキサスの田舎町。
ルーはある日、保安官のメイプルズに、娼婦ジョイスの商売を辞めさせるか町から追い出すか、の判断をゆだねられる。
ジョイスに会いに行ったルーはなぜかいい仲に。
そこには、ジョイスと、ジョイスに惚れているエルマーの二人を使い、兄

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『脱落者 』を読みました。

『脱落者 』を読みました。


脱落者

著者: ジム・トンプスン
翻訳:田村義進
内容紹介
テキサスの西、ビッグ・サンド(大きな砂地)の町原油採掘権をめぐる陰謀と死の連鎖、未亡人と保安官補のもうひとつの顔――

ジム・トンプスン。
この作家についてさほど知っているわけではない。
調べたところによると、

評論家のジェフリー・オブライエンにより「安物雑貨店(ダイムストア)のドストエフスキー」と評された。
などとできた。

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『自叙伝 蝶野正洋 -I am CHONO- 』を読みました。

『自叙伝 蝶野正洋 -I am CHONO- 』を読みました。


自叙伝 蝶野正洋 -I am CHONO-
著者:蝶野正洋
内容紹介
すべてを語る“時は来た!”
「黒のカリスマ」初自伝!
白と黒、表と裏…今明かされる真実

カリスマプロレスラー・蝶野正洋が56年間の人生を綴る初の自伝本が登場。
生い立ちから始まり、プロレス界に身を投じ、トップを極めるまで、そしてレスラー休業中の現在の心境まで、過去・現在・未来の全てを語りつくしたファン待望の一冊。
35年間

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『猪木伝説の真相 天才レスラーの生涯 』を読みました。

『猪木伝説の真相 天才レスラーの生涯 』を読みました。

猪木伝説の真相 天才レスラーの生涯
著者: アントニオ猪木。佐山聡。前田日明。藤波辰爾。藤原喜明。蝶野正洋。武藤敬司。藤田和之。グレート小鹿。北沢幹之。天龍源一郎。石井和義。大仁田厚。サイモン・ケリー。ターザン山本。
内容紹介
アントニオ猪木とはいったい何者なのか?
佐山聡、前田日明、武藤敬司、蝶野正洋、天龍源一郎ら因縁の13人が証言する“燃える闘魂”の光と影。
そして、猪木自身にもインタビュー

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