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bibouroku#

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その時大事にしていた感覚を忘れてもいいように。 備忘録にして花束を作りたい。
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自記#1

自記#1

2021/9/26日。今週から籾摺りと稲刈りの農繁期に入った。普段から語彙力の無さを理由に指示が通らないことを笑っていた普段とは違う。作業のミス一つが1日のスケジュールをひっくり返す。失敗する時間はない。そんな中でもやはり指示は通らない。

そんな中なので私の気はどんどんすり減っていった。ただの体力を使う仕事から、頭を使い、私が次に何をすべきか、新しく覚えることは何か、どんどん搬入される籾をどう捌

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bibouroku #2

bibouroku #2

多分2回目の備忘録投稿だと思う。最近は考えることが多すぎたり、自分なりにだが本を読む時間をたくさんとっているので思考が移ろうことが多い。だからその時自分が大事にしているものや影響されているものを書き残しておかないと、何を考えていたのかわからなくなるし後から見返して(多分見返さない)発見があったり懐かしむために備忘録として書き残して、未来から過去を見て新しい未来へつながる事を期待している。

農家を

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bibouroku#3

bibouroku#3

最近めっきり冷え込んだ。夏の延長にあったような日中の暑さから一気に解放されて、秋の涼しいを通り越した風が私の表面を掠めて深いところまで入り込もうとする。

毎回のように書いてしつこい気もするが、農家をはじめて5ヶ月。来月はお世話になっている農家が建てていた分校をリノベーションしたカフェを再スタートさせるつもりだ。コロナの影響やスタッフがいなくなってしまったのもあり、私自身もどうにかしたいと思いつつ

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bibouroku#4

自分でもわからないことが多すぎて、それでも分かろうと何か行動に移して、行き着く先はどんな景色だろうか。

大学四年生になって、そろそろ何かしなければと思う気持ちが強まった。高校生の最初の進路相談の時、それ用の紙に一言「起業」とだけ書いて提出した。それは志望校とか文理の選択とかにチェックを入れて先生のご機嫌を取るための紙だったから、備考欄に「起業」しか書いていないそれが妙に面白かった。

大学に入っ

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bibouroku#5

bibouroku#5

初めて紅茶を買った。今まで紅茶よりはコーヒー派だった。小さい頃紅茶特有の最後の残り香が少しだけ苦手だったことが、そうさせていた。でも、私の大事な友人の好きなものを少しでも共有したいと、理解できなくてもいいからと、紅茶を飲むところから始めてみた。今日の書き出し、ポエミーすぎないか。ちょっと恥ずい。

「私ができることは、しれている」

目的から戦略が降りてきて、戦術が降りてくる。そうしていろんなこと

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bibouroku #7

bibouroku #7

久しぶりに投稿したくなった。備忘録投稿は本当に7回目かわからん。毎日考えが更新されるからnoteに書こうと思っていたことが平気で覆されたりしてむしろ書く気が起きなかったりしていたが、今日こそは!と思う。

行動が情念を生む とアランはいう。

情念から行動が生まれるのかと思っていたが、そうではないらしい。それは意識的に記憶にある私たちの行動のみならず私の五臓六腑、無意識的に行動する臓器からも情念が

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bibouroku#8

bibouroku#8

久しぶりの備忘録投稿。前回の投稿からどれくらい経ってるのかわからないけど、今回も中身があるような無いような感じでつらつらと書いていく。(白くて小さい丸。輪郭ははっきりと、影付きでふわふわどっしり浮いている感じ)

先日、坐禅をした。なぜ坐禅をするに至ったかというと、先月くらいに「人と人って経験とか価値観とか積み上げていくとぶつかるから相互理解できないじゃん」と思い、それなりに手詰まりになっていた時

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bibouroku#9

bibouroku#9

大学近くに借りていた部屋を出払って7ヶ月経つ。コンクリート打ちっぱなしの白い壁とグレーのグラデーションはさながら白日のMVみたいだったなと、六畳一間の隙間風とストーブを仲良くさせながら3年間を8畳の箱に詰めて。

大学入学三日前。いまだに根強い人気を持つスプラトゥーンが面白いよと、発売から2年弱だったが興味のあるタイトルもなかったので持ち帰った。ハマった。入学式で既に三徹目に突入していた。そのまま

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