Yoshihide Asaco 浅子佳英
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不安な観察
最初のパブリック・トイレから、これまでも何度か書いてもらった板坂留五さんによる新しいテキストが公開されています。 https://www.biz-lixil.com/column/urban_develop…
工藤麻紀子展 花が咲いて存在に気が付くみたいな @平塚市美術館
少し前になりますが、平塚市美術館で行われている「工藤麻紀子展 花が咲いて存在に気が付くみたいな」を見てきました。
これがとても良かった!
行ったのは、オープニングの翌日とアーティストトークの計2回。最初はドライブがてら SHONAN T-SITEなども見つつ車で。2回目は電車で。
週末は車がそこそこ混んでいるので、都内からだと電車も車も時間は同じぐらい。平日だと車のほうが早いと思います。
青森5館の美術館の回り方
2021年11月3日、八戸市美術館がオープンしました!
東京から日帰りもできるので、サクッと八戸市美と十和田だけを見に行くという方法もありますが、せっかくなら青森の5館すべてを堪能してもらいたい!ということで1泊2日で見て回る強行ツアーを組んでみました。先日4館は実際に1泊で見て回れたので、この日程なら行けるはずです。ただ、そろそろ雪が深くなってくるので、その場合は難しいかもしれません。その辺りが
浅子佳英のPRINT&BUILD RADIO
シラスという新しい動画配信用のプラットフォームで9月27日から番組を持つことになりました!
番組名は
浅子佳英のPRINT&BUILD RADIO
シラスは基本的にあらゆるコンテンツが有料という今の流行とはまったく違う思想をもった配信サービスで、ぼくも昨年のサービス開始からちょくちょく番組を買ってはいち視聴者として楽しんでいました(好きな番組は「石田英敬の「現代思想の教室」」です)。
しかし
「デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ」【第2版】
「デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ」ですが、おかげさまで初版は1ヶ月も経たずに売り切れてしまいました。購入してくださったみなさん、ありがとうございました!!当初は、この時代にデザインの本なんて本当に売れるのかと心配されたりもしたのですが、嬉しい誤算です。
初版はハンドソープレスさんのリソグラフで印刷し、製本は手製本でゴム綴じというDIY感満載の、まさにインディペンデントな
「デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ」
▲Photo:Masaaki Inoue
こんにちは。浅子佳英です。
報告が遅くなりましたが、2021年に法人化し社名がPRINT&BUILDになり、さらに設計事務所だけでなく新たに出版社を始めることになりました。
その最初の書籍である「デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ」がいよいよ出版されました。
著者はデザインジャーナリストの土田貴宏さん。
内容は世界中の100
まかない家具のつくりかた
2020年10月26日・27日・28日・29日・30日・11月2日の6日間、千駄ヶ谷(北参道)の長坂常 / スキーマ建築計画にて、「まかない家具展/長坂 常」が行われています。
*11/3(祝)10:00~18:00が追加されました!
昨日は、内覧会とトークイベントがあり、長坂さんからお誘いのメッセージが来ていたのでひょいひょいと覗きに行ったところ、オンラインの開催だったというオチで(汗)、、最
菊地敦己 2020 展と京都市京セラ美術館
菊地敦己 2020 展がとてもよかった。ただ、その良さを言葉にするのはとても難しい。ちょっと前に見た京都市京セラ美術館もとても良かったのだけど、やはりうまく言葉にするのが難しい建物でした。そして、このふたつの良さにはどこか通じるものを感じました。
という訳で、もしかすると、ふたつについて書いてみると伝わるかもしれないと思い、実験として書いてみます。
菊地敦己 2020
菊地敦己 2020 展は
『愛の不時着』ーーもし、現代の女性が「空から降ってきた少女」になれるとしたら
空から降ってくる奇跡の少女。
普通の人間なら空からは落ちてくるはずなのに、安全に降ってくることができるのだからそれだけでもう奇跡だ。
そして、その少女を受け止めるピュアな青年。空から人が降ってきたら普通は逃げません?どう考えても怪しくってしょうがない。でもピュアな青年は受け止める。
なぜならそれが「 運 命 の 出 会 い 」なのだから。
唐突に始まりましたが、複数の友人から激推しされてNET
山崎亮さんへのインタビューと田村圭介さんとの対談
先日こちらでも報告した山崎亮さんのインタビューと田村圭介さんとの対談が「パブリック・スペースのゆくえ」で公開されました。
山崎亮さんへのインタビューでは山崎さんのこれまでの経歴を時系列的に振り返るインタビューになっています。コミュニティデザイナーになる前の山崎さんから、様々な葛藤や経緯を経てコミュニティーデザイナーへと突き進み、さらにはふたつの震災を経て現在は医療・福祉の方へとシフトすることにな
榮家志保さんによるパブリック(プライベート)・スペースの提案
o+hのパートナーでもある榮家志保さんによる パブリック・スペースの提案「プライベート・スペースの前線に立つ」が公開されました。
パブリック・スペースなのに、プライベート・スペースとはどういうことなのか!?と思った人にこそ、ぜひ読んで欲しい内容です。
とても私的な不満や欲求や葛藤から、自分自身の考えと行動、さらにはその周囲の人々の考えと行動を変えるためのスペースの提案です。
物理的には小さな
不安な観察
最初のパブリック・トイレから、これまでも何度か書いてもらった板坂留五さんによる新しいテキストが公開されています。
https://www.biz-lixil.com/column/urban_development/ps_proposal014/
内容は板坂さんが西澤徹夫さんの協力のもと昨年完成させた半麦ハットについて。ともかく、テキストとして面白いのですが、その中でも、窯業系サイディングとい
かわいい風景。かわいい土木。
岩瀬涼子さんによるパブリック・スペースの提案が2つ公開されています。
ひとつはすでに岩瀬さんが設計し、2017年に竣工した護岸工事。もうひとつは道路の提案です。
興味深いのは、護岸工事や道路工事というどちらかというと力強いというか暴力的なゴリゴリしたイメージのものを、いや、そこまで言わなくとも、通常であればまったくかわいげのないものを、とても親しみのある、ある意味かわいいデザインとして実現して
津川恵理さんによるパブリック・スペースの提案
ALTEMYのインタビューがとても面白かった。普段は離れた場所でそれぞれ活動し、ときおりプロジェクトによって集まる集団。ある意味とてもドライで新しい世代がでてきたな、という感じがしますね。
代表の津川恵理さんによるパブリック・スペースの提案が、ふたつ公開されています。
どちらもALTEMYのメンバーが関わっており、三宮駅前広場の方は実際にこれからつくられる公園の提案。もうひとつの商店街での実験
樋口直哉さんとの連続企画
昨年の中でもっとも大きな出会いのひとつが樋口さんとの出会いでした。ともかく、ともすれば愛情だなんだと妙な方向に行きがちな料理を、とてもドライに語るその語り口にぼくはすっかり魅了されてしまいました。noteの連載もまるで理科の実験室で書いているかのような書きぶりで、特に「最高のおにぎりの作り方」はnote史上屈指のテキストではないでしょうか。
そもそもは2018年にやっていたパブリック・キッチンの
須崎文代さんによる「共同キッチンの先駆者たち」
住まいの歴史の研究者である須崎文代さんによる記事「共同キッチンの先駆者たち」が公開されています。
うちは、4月から妻と娘が在宅での勤務+授業になり、さらに新しいスタッフが入ったので、ほぼ毎日お昼ご飯を一緒に食べています(日によってはアルバイトの人も来るので6人ほど)。しかし、買ってくるにしてもすぐに飽きてくるし、つくるにしても献立を考えるのが大変。
毎日のように、みんなに「なにが食べたい?」と
南後由和さんとの対談
社会学者の南後由和との対談が「パブリック・スペースのゆくえ」に公開されています。
話題は南後さんがサバティカルに行く前に書かれた「ひとり空間の都市論」。
まだコロナ騒動がはじまる前に収録したものですが、これが今読むと示唆に富む内容になっています。
とはいえ、都市封鎖となるともはやどうしようもない訳ですが、、多分この後も新たなウイルスはあらわれてくる訳で、なんとか共存する道を探す他ないんでしょ