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いつか、感じたこと

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感覚的なこと→表現すること→旅のこと→体験したこと→びっくりしたこと→こっそり教えたいこと→見つけたもの、私の世界。
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#エッセイ

友達とかルームメイトとか知り合いとか親友とか

友達とかルームメイトとか知り合いとか親友とか

友達とかルームメイトとか知り合いとか親友とか

そういう言葉には収まらない関係を持ちすぎて、

なかなかうまく表せない。

「この人は誰ですか?」

「ええと、、、友人です。友人。」

果て、これでいいのだろうか?

その時その時で初めて生まれた感情や関係なのに、

もう既にある言葉に当てはめている。

言葉って大切だと思ってきたし思ってるけど、

同じ言語を使っていても、

えらい人と話す時、怒

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いつかどこかでホンモノに会えると信じていた。

いつかどこかでホンモノに会えると信じていた。

僕はずっと、何を考えているかわからない、

と言われ続けてきた。

だからなるべくじぶんのことをはなしたり、

笑ってみたりするようにしたけど、

でも、二度と会えないってことがわかった。

からっぽこそ満ちている状態であり、

満ちているとまた、からっぽが愛しくなる。

ぼくはそういうからくりなのだ。

からくりをホンモノと呼ぶかはあやしいところだ

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つめたいとあったかいのあいだで生きていた

きょうはあたまを使いすぎたのか、帰るころにはねむたくて、ぼーっとしていて、それでも少し外の風を歩いたら、いしきがはっきりしてきた。

風を浴びた、とかそういうんじゃなくて、確かに風の中を生きていた。

でもやっぱりつかれているから、僕はマクにくるまっていて、その僕が、風の中を生きていたのだ。つめたいけど芯を冷やすまでではない。

それで、帰ってから、すぐにあったかいシャワーを浴びた。

お湯が僕を

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24歳,2019年に初めて取り組んだことたち。

24歳,2019年に初めて取り組んだことたち。

こんばんは。私です。

今年はイノシシウーマン、年女だったので気合いを入れようと思っていたのですが、あんまりうまくいかなかった気がします🐗

そんな中 9月ごろにふと、大人になると、初めて寝返りをしたことや初めて歩いた日のような『初めて』について目を向けることがなくなってしまうなぁと思いました。正確には『初めてを一緒に喜んでくれる人』が側にいなくなるので、自分でちゃんと気づいてあげたいなと思った

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傘がさほど味方でないような気がして、

雨に濡れたくないのはどうしてだろう?何を守りたいんだろう?傘をさすことは自然なことなのだろうか?不自然じゃない?などと考えていたら、ひとりでにんまりしてしまった、コンクリートのうえ、くらやみ、閉じた傘、夜のこと。
僕は明日も、雨が降ったこの道を歩く。
#日記 #エッセイ

カンカン、と楽器の音で目が覚めた

カンカン、と楽器の音で目が覚めた

カンカン

コンコン

コン…

カンッ

遠くから、音が鳴る。

誰かが金属を鳴らして、演奏しているようだ。

ここちがよい。

だんだん、意識がそちらに近づく。

サーッ

サーッ

しおさいの音も聞こえてきた。

わたしはふわっとしたなにかのうえで、
えらそうに音を聞いている。

アジアのどこかのおうじさまである。

わたしはおうじで、
誰かの奏でる音をえらそうに、
だけどあったかい心で聞い

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世界はひとつなんかじゃない

世界はひとつなんかじゃない

1. 「家族」の定義世界はひとつなんかじゃない。
その理由は…
などと綺麗な文章は書かない。
まずはこれを書くに至った「家族」の定義について述べる。 

先日会社の帰り道でなんとなしに「家族の定義ってなんだろう?」と思った。

「社会的にあらゆる利害を共に受けるよう強制された人間の構成単位」と考えたころ、家に着いてしまった。これだとまだ「家族」に限らない言い回しなので完成はしていないのだけど、だい

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