yoru

作品や会話に生かされている うさぎと読書が好き

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最近の記事

最も辛かった年が終わろうとしている。

職場にその年最も頑張った人を部門別に一人ずつ選出する賞があり、2023年度の事務部門を受賞させてもらった。 今年は入職4年目ながら業務のトップになってしまい、かつ自分以外は2年目社員+新人2人という苦行とも取れる人事の中何とか…何とか過去最高の数字を達成しつつ、2023年が終わろうとしている。過去最高の数字はバンザイでしかないがそれに伴い業務量も責任と重圧、精神的ストレスも半端なく、過去最高にしんどかった…………… 他の事務部門は全く異動がないのにうちの部署は諸事情により

    • パーソナルカラー診断に行ってきた。

      骨格体型・パーソナルカラー診断に行ってきた。 自分の住んでる地域には目ぼしいところが無かったため、仕事が休みの日に隣の県に足を運び診断してもらうことに。 診断当日の天気予報を全くみておらず、私がその土地についた瞬間から土砂降りの雨が降り出して「え?今日雨だったの?」と気づく始末…我ながらもっと下準備しろ。 診断開始から30分経ったあたりで緊急警報が鳴るレベルで雨がヤバかったので鑑定士さんがめちゃくちゃ私の交通の便を心配してくださってありがたい&申し訳なかった。 さあ気

      • 独占したいのは、独占できないと知っているから

        推し、羽生結弦さんが結婚した。 ファンになり11年。結弦くん、ついに結婚か〜〜〜 結弦くんてふだんスケートとゲームしかしてないんじゃない?とか思っててごめん。忙しい中でも大事な人と大事な時間を過ごしてきたんだなとあたたかい気持ちになった 結弦くんのお相手の方、結弦くんとどうか末長く幸せでいてください 結弦くんを近くで支えてくださっている方々には感謝しかない もし結弦くんのスケートが見られなくなったらショックすぎておしまいになるので… 結弦くんのプログラムは一つ一つが漫

        • 生まれたものは、主不在で勝手に育っていく

          5年ほどTwitterでフォローさせてもらっていた方がアカウントを消すことにしたらしい。 私にとっては突然の報告だったが、ご本人は半年ほど前から決めていたことだったようで、なんというか、自分にとっての「突然」って全体的にみればぜんぜん突然じゃないんだよな〜と思った。当たり前だけど。 もう5年も見ているので、明日からその人がTLに永遠に現れないのかと思うと不思議な感じがする。明日からの私はどんな感じだろうか。分からん。 でも、多分何も変わらず進んでいくんだろうな。それは忘

        最も辛かった年が終わろうとしている。

          その足、私が治してもいいですか?

          何年経っても忘れられない出来事がある。 それでも、思い出さずにしまっておくと、少しずつ忘れていってしまうものだ。これ以上薄れさせないために、今ここで記録しておこうと思う。 確かにあれは、現実だったのだ。 大学終わり、仙台駅を友人と歩いていた私はずっと歩き回っていたから疲れてしまって、駅とエスパルの間に設置されている椅子に腰掛けた。 あたりはいつも通り人でごった返していて、その行き来をぼんやり眺めながら「あ〜今日も人が多いね〜〜」なんて友人と笑っていた。 そしたら、な

          その足、私が治してもいいですか?

          親友、結婚するってよ

          親友が、彼氏にプロポーズされたらしい。 「プロポーズされた!!!」と送られてきたラインを見て、なんだか私まで自分に大きな変化がもたらされたような、そんな錯覚に陥った。 親友Aは彼氏はもちろん相手が友達だろうとなんだろうと近くにいる存在誰とでも仲良くなれる才能を持っていて、その場の雰囲気に合わせられるし、それを心から楽しめるひとなのでたぶん結婚してもうまく行くんだろうな〜と思っている。 Aと彼氏との出会いは、彼女が前に長く付き合っていた恋人と別れてどん底に落ちていた時に私

          親友、結婚するってよ

          当たり前に愛を込めて。すずめの戸締まり。

          今話題の映画、『すずめの戸締まり』を観てきた。 周りから聞く前評判が「ヤバい」「泣いた」だったので私はこれからどんな気持ちにさせられるんだろう…とドキドキ半分怯え半分で行った結果、めちゃくちゃ良かったので感想メモをば。 閉じ師について なんか、閉じ師ってめちゃくちゃおくりびとみたいな仕事じゃなかった………?? 観ながら、すずめやそうたが言う「お返しします」が自分の家や大事なひとの元へ帰れなかった/言えなかった分をいくべき場所へ送ってあげているのかなと感じたんだよね。

          当たり前に愛を込めて。すずめの戸締まり。

          自分として生きていたいの

          上記は全て『R帝国』に出てくるキャラクターの言葉だ。 自分のことを日ごろから大事におもっているのが伝わってきてほっこりするセリフたちである。 いつも感じるけど、自分のまま生きるって本当にたいへんだ。 あわせた方が楽な場面で周りと違う動きをしたり、空気を読まないで発言するのってとてつもなくパワーがいるよね。 わたしは昔から、自分が思ってもないことを口にしたり、無理に誰かと意見を合わせるのがほんとうに苦手で仕方なかった。 そんなわたしをみた友人から「苦労の多い生き方すんね」

          自分として生きていたいの

          愛情友情リミットレス漫画、NANA。

          NANAを全巻買って読んだ。 この作品は、ふたりのナナが出会ってつよく結びついていく話だ。 ふたりのナナ以外の関係も濃度と密度激重でしっかり描写されているのでキラキラ青春少女漫画だと思って読み始めると痛い目をみる。読んだだけで朝からこってりピザと激甘アイスクリームを食べたかのような胃もたれをおこす高カロリー漫画だ。 しかし、人と人とのむすびつきの強さ怖さ恐ろしさだけでなく、愛しさ幸せ思いやりまで学べる素敵作品なのでまだ読んだことがない方にはぜひおすすめしたい。できればメン

          愛情友情リミットレス漫画、NANA。

          夏の思い出リバイバル、水の都の護神。

          水の都の護神のリバイバル上映に行ってきた。 私のお気に入り映画トップ3に君臨するこの映画を大人になって映画館で鑑賞できる機会をもらえたことに感謝したい。 ちびっ子の時に見た時と違った感想をもてるかも!!!という期待でワクワクしながら見始めたら、メインテーマを聴いただけで懐かしさのあまり胸がいっぱいになってしまい、情緒がどうにかなりそうだった。ラティオスを見ただけで涙で視界がゆがんでしまい、感情の揺れ幅のデカさに「おいおい、こんなに好きだったのかよ」と自分自身が驚いてしまうく

          夏の思い出リバイバル、水の都の護神。

          弱さの言語化サッカー漫画、アオアシ。

          アオアシを28巻一気買い&一気読みしたので感想を残しておこうと思う。 この作品は、愛媛でサッカーをしていた主人公アシトが東京エスペリオンFCのユースチーム監督である福田と出会い、天才的な能力を開花させていく話だ。 試しに最初の5巻だけ買ってみたが最後、あまりの面白さに読み終えた直後本屋を駆けまわり結局全巻買ってしまうほどめちゃくちゃおもしろかった・・・揃えるために5軒の本屋を回ることになってしまいかなり大変だったが、そんな苦労も報われる、出会えたこと、読めたことが光栄に思

          弱さの言語化サッカー漫画、アオアシ。

          秘密や誰にも言ったことないことって、仲が良いから打ち明けるものでもないよね。

          上記はCharlie Puthの「The Way I Am」という曲の歌詞だ。みんなが自分を好きでも嫌いでもこれが俺なんだよ、俺なんだ。というフレーズが繰り返し出てきて力をもらえる。 誰かになにかを言われて落ち込んだ時にこの曲を聴くと何だか心が楽になるので、むしゃくしゃしたり投げやりな気分になったらとりあえず聴くようにしている。 他の人に言われたことを自分の言葉や解釈に変更しないまま受け取って、自分を否定してしまうことが一番悲しいことだと思うので。 『Fantastic

          秘密や誰にも言ったことないことって、仲が良いから打ち明けるものでもないよね。

          私の永遠のヒーローについて

          忘れられないヒーローが何人かいる。 その代表格、いよっぴについて語りたい。 彼女は小学校時代のクラスメイトだった。 いよちゃんなのでいよっぴ。 (もっとマシなあだ名はなかったんか?) 小学校1年生のころから同じクラスだったいよっぴはクラスの中心人物で、勉強ができてピアノがうまくて、習字では誰より綺麗な字を書いたし、走るのだってダントツで速かった。もちろん泳ぐのも速くてとにかく超人のような小学生だった。 今思い出しても「漫画か?」と思うほどにいよっぴは出来過ぎスペックだ

          私の永遠のヒーローについて

          “事実”って多面的すぎない?

          事実は印象に捻じ曲げられる。職場で人事があり、私の部署からひとり異動が出た。 異動したのは私の1年先輩で、とても仕事ができる人だ。 受け答えも完璧で的確。彼女が焦ったり目立ったミスをしているところを私は入社以来一度も見たことがない。 この人みたいに仕事ができたらいいのに。 そう思わずにはいられない人だ。 私だけではなく、彼女は他の部署からの評価もすこぶる高かった。彼女を指名して仕事を依頼する人は多かったし、社外からの信頼も同年代のなかでは彼女が一番多く集めていたと思う。

          “事実”って多面的すぎない?

          世界線ラベリング

          私はいつも、何かの名付け親になっている。上記はスピッツの『名前をつけてやる』という曲だ。スピッツの歌詞はいつもよくわからんが、これも例にもれずよく分からない。 でも、よくわからんと言いつつ、自分がいつも無意識に何かに名前をつけながら生きている自覚はある。 だから、今回は私が名前をつけてやる意識のないまま名前をつけてるなと思った出来事について話そうと思う。 美容室さんと私の世界線って、本当に同じ?この前、行きつけの美容室でiPadに入っていた某科学・教育雑誌を読んでいたら

          世界線ラベリング

          自己肯定感と、精神の自立

          私たちは何かと接触するたびに、「好き」「嫌い」を感じながら、選びながら生きている。 「嫌い」は不快だししつこく付き纏って自分を苛むとても厄介な感情だ。できれば抱きたくないし、関わりたくないとすら思う。 でも、「好き」という感情だって、ハッピーな感情のように見えて、実はプラスにもマイナスにも働くよね。 好きってブレーキをかけないとどこまでも大きく重く膨らむし、一歩間違えると心全部を壊してしまえるほど危うい感情だ。 ちゃんと手綱を持っておかなければ暴走して自滅したり、時に

          自己肯定感と、精神の自立