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生まれたものは、主不在で勝手に育っていく

5年ほどTwitterでフォローさせてもらっていた方がアカウントを消すことにしたらしい。

私にとっては突然の報告だったが、ご本人は半年ほど前から決めていたことだったようで、なんというか、自分にとっての「突然」って全体的にみればぜんぜん突然じゃないんだよな〜と思った。当たり前だけど。

もう5年も見ているので、明日からその人がTLに永遠に現れないのかと思うと不思議な感じがする。明日からの私はどんな感じだろうか。分からん。

でも、多分何も変わらず進んでいくんだろうな。それは忘れるってことではなく、残ったものと一緒に進んでいく、という感覚だ。

毎日タイムラインを流し読んでいるだけでも、その人の思考はけっこう私の中に染み込んでいて、自分の一部になっている所があるような気がする。

なんというか、その人特有の言い回しみたいなものがあって、それはその人のツイートにめちゃくちゃ登場するし、自然と覚えていくものだよね。「ああ、〇〇さんのフレーズだな」みたいな感じで。

そんな感じで、私の中にはその人がこの数年で残してくれた考え方だったり言い回しがいくつも思い浮かぶ。これはたとえその人と一生会えなくなったとしても残るものだと思う。

新しいその人の考え方には出会えないが、その人が残してくれた考え方が支えてくれるし、育ててくれる自分がこれから先もずっとある。だから大丈夫だ。

ありがとうツイッター。
あの人に出会えて良かった。

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