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暮らしやすい町を選ぶ参考書

今回は、移住先を選ぶ際の参考にすべき本をご紹介します。

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある https://www.amazon.co.jp/dp/4062179970/ref=cm_sw_r_apan_glt_i_BR9QXXE5YQFA9F9VVW61?_encoding=UTF8&psc=1

この本はちょっと重いテーマの本ですが、移住先を選ぶ際にはとても参考になると思い、取り上げました。

この本では、ただ単に「町の人たちが良い人ってのはこんな感じ」という地域柄の特徴を挙げることや、その見極め方を述べているだけではありません。
(もちろん、解り易く書かれています。)

なぜ、この町は生きやすいのかを、以下の点などから考察しています。

・ 街の構造
・ 人びとの気風を育んだ地理的条件
・ 町の人びとの考え方の特徴や距離感

他にも面白い着眼点や、仮説から考察への経緯がいろいろと述べられています。
文章自体もざっくばらんで、読みやすい本なんです。

オススメ♥️(笑)

内容をもう少し掘り下げます。
私がとても興味深く思った点は、自殺する人の住む地域の特徴や土地柄、気候や歴史などもファクターとして考察し、比較検討している点です。
これって、いま住んでいる地域の問題点を明確にしてくれる着眼点だったり、学校や職場、家族や友だちとの関係性にも応用できる知識になると思いました。
有名な本「嫌われる勇気」でも解説されている、自分のことと他者の課題をはっきり分けることや、一方で辛い状況の人に対して、どう関わると良いのか、なんてことも脳裏にかすめつつ読むと、今後の大切な人たちとの関係や所属するコミュニティを良くするヒントになると思います。

コロナ禍が収まるかどうかという社会で、苦しんでいる人に少しでも温かさが届くことも期待しています。

是非、お手に取って読んでいただき、今後の暮らしが良くなりますことをお祈りしております👍️


余暇総合研究所 板谷

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