お金って

「お金」自体には良いも悪いもない
その意味づけも、優先順位も人それぞれ

だけど、
お金を支配の手段に使う、
お金を動機にする、
独り占めしたい人が多い、等のことによって、
お金が問題、というドラマができる

お金で世の中を支配しようとする人
と、
お金で支配されてしまう人、
がいて成り立つ「ドラマ」、「悪夢」たちが
とんでもない数になってしまった
お金の「ドラマ」の多くは洗脳、催眠から
お金を特別視しすぎる

お金自体が幸せにしてくれることはないのに
洗脳が根深くて、「お金がないと生きられない」と
世界中にそう盲信している人がたくさんいる
お金は思考鈍らせ、執着となり、手段のはずが目的になる

世の中には、昔も今もお金を使わずに生きる人が存在する
全く使わない強者もいるし、
小さなローカルな経済圏で平和に生きる人たちもいる

私もまだ、お金を完全に手放すことはできていないし、
お金が個人的な選択や思考について一番の理由にはならないけど
お金ありきの社会に暮らしている

少しずつでもお金が関与しない方法、
贈与経済のような、自力でつくれるものをつくるとか
経済圏を小さく小さく、ローカル産に近いもの、
なるべく近くでものを買う、使う
資本主義社会や工業品大量生産へ加担しない選択へ

コロ騒動前、
私は(多い時で年の半分はくらい)海外や国内を旅をしていた
特に、東南アジアで知り合った人の多くが
「お金が豊かさの象徴」
と刷り込まれていたように感じた…

私はたいてい自然豊かな地を選んで長期滞在していたので、
「ほら、いま目の前にあるこの美しい自然こそが豊かさだと思うよ!」
と言っても、
話題をかえて話しても、
「そうはいってもお金がないと生きられない」「お金のために」「お金さえあれば」と連呼する人たち…
これは長い間、世代を超えて、
家庭、社会、教育から相当な「お金」のトラウマを植え付けられてしまっている…
日本という国も端々で加担してしまっている由々しき自体と思った…

あぁ、やはり世界中で、
政府やメディアが手段となってヒエラルキーのてっぺんたちがふりまくプロパガンダが世界中にはびこっているのだと実感した

洗脳される人もある意味被害者だけど、
その洗脳された人たちが洗脳されたままに選択し、行動することがまた新たな被害、連鎖を生む
自然環境を破壊し、健康を損ね、人を騙し、ストレスが溜まっても、
お金が一番、お金を使うこと、稼ぐことが必要であり、喜びも、何をするにもお金がないと無理だと…

添加物たっぷりのくせに高価な食パンに並んだり、
環境破壊とビジネスの象徴のような巨大なエンターテイメント施設で遊ぶ、それが子供にとっても家族の喜びや楽しい時間、幸せと思っている親は多い…

本来、お金が介入してはいけない域にビジネスが展開されているとも思う
動物や土地、本来はお金でやりとりするべきではない、
お金以外の方法で守られるべき生命体、生態系
ペットショップで動物を買って飼う、動物園や水族館に行く、食べるためにぞんざいな飼育をされる動物…
それをしても動物が好きだと言う矛盾に気がつくことはあるのだろうか?
本来いるべき場から離されて調教されるってものすごいストレスなはず
本当に動物が好きなら、捕まえて檻にいれるの?そしてそれをみにいくの?なぜ動物をのびのび生きさせることを助けない?
動物と一緒に暮らしたいならなぜペットショップに行く?保護されて里親を待つ子たちを選ばない?

おいしい、たのしい、かわいい、便利、はお金が簡単に叶えてくれる
自分たちが満足すれば「循環」まで思考が到達しない

お金の行く先は、巨大企業や組織、そこも通過して最終的に一握りの強欲人種たち
彼らがお金の流れを牛耳っている、だからお金の流れを追えば見えてくるものがある…

改憲もそう、自分たちの強欲のため、支配のために都合よく世の中を変えたい(断固改憲に反対)

お金ありきの彼らは自然破壊が得意
自分たちのためなら偽善も矛盾もおかいまいなしで開発し、利益をあげていく

そういう企業にお金を落として加担しながら「自然が好き」という人たちもシステムが見えていない
思考、分析、洞察、考察をしないままにメディアに流され
今日、自分の欲が満たされればいい

多分、そういう人たちとは話が通じず困ることがあるし
旧知の友と話が合わなくなったとて
私はおかしいと思うことを「仕方ない」「みんなそうだから」では片付けたくない
この数年、その思いが強くなる
ここまでの世界になって、すでに遅すぎてもいるというのに…

私も完璧に理想どおりには生きていない
しかし、ベストが無理だからとあきらめたくないし、
あら捜しをするよりも
すこしずつでも納得するほうへ近づいていきたい

マーク・ボイルの本はいつだって、
真実をゆがめてしまいやすいお金や政府への真実をスパッと話してくれる
私にとってのリマインダー

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