Yu M.

外資系企業でDX推進を担当する難病患者(「網膜色素変性症」と「アッシャー症候群」)目が見えにくいですが、テクノロジーの力で健常者と変わらず働いています。振り返れば新卒の頃からDXぽい事をやり始め10年以上。今までの経験、仕事での出会い、障害者として働く事を書いていきます。

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外資系企業でDX推進を担当する難病患者(「網膜色素変性症」と「アッシャー症候群」)目が見えにくいですが、テクノロジーの力で健常者と変わらず働いています。振り返れば新卒の頃からDXぽい事をやり始め10年以上。今までの経験、仕事での出会い、障害者として働く事を書いていきます。

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            プロフィール

            職歴日系大手広告代理店:   約5年 外資系大手IT企業(GAFA):   約2年半 外資系メディア(放送事業者):   約2年 外資系高級飲料: 約3年半 その他2020年10月に起業(映像メディア系)。 代理店時代から、アニメやゲームと言った業界に関わり、キャリアの多くの期間をエンタメビジネスに捧げてきました。 デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が一般的に使われる前から、巡り合わせもあってDXぽい事にずっと取り組んできています。 エンタメとDXがキャリアの

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