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M1 MacBook Airは何故最強のパソコンなのか?

私のパソコン歴は約30年。PC-9801で「ぷよぷよ」を遊んだのが初めてのパソコン。Mac歴は18年。PowePCの時代からMacを使うかなり古株のユーザーです。
そんな私がM1 MacBook Airを購入してちょうど1年を迎えました。1年使って改めて、今まで使ったパソコンの中で最強のパソコンだと確信してます。何故、M1 MacBook Airは最強なのか。その理由を改めてまとめてみたいと思います。

高性能=最高のパソコンではない

以前、第4世代のIntel Core「Hasewell」が搭載されたMacBook Proを使っていました。電力消費の効率が向上したモデルという触れ込みに、外でバッテリー長持ちしたら良いなと考え、購入。
iPhoneの使用頻度が増える中で、段々Macを使う頻度が下がっていた事もあり、良いものを買って長い事使いたいなと思い、何も考えずに、高性能という理由で、Core i7搭載モデルにカスタマイズをして購入をしたのです。
これが大失敗。熱効率が悪く、YouTubeを見ていてもファンが回り出す始末・・・バッテリー長持ちして欲しいという思いと裏腹にバッテリーの持ちも悪く、挙げ句の果てに煩くて作業効率が落ちる・・・
この時私が学んだのは、高性能=正義ではなく、必要な性能が何かを考えて購入するべきという事でした。

電力効率の良さが革命をもたらした

M1 MacBook Airの売りは、ファンレス構造だと思います。特に在宅勤務が定着した世の中においては、ZoomやTeamsを使った会議が日常化しています。そんな時に、パソコンのファンがフルで回っていては音も聞き取りにくくなる。M1 MacBook Airのファンレス構造はとても理にかなった構造です。
これが実現できたのは、M1チップが非常に電力効率に優れているからに他ありません。

異次元のバッテリーの持ち

M1 MacBookの本当の凄さはその異次元のバッテリーの持ちにあります。公称最大18時間のバッテリーの持ち。実際に使っていても、さすがに18時間とは言わないまでも、仕事をしているだけなら、12時間くらいは平気で持ちます。つまり、1日外で仕事をしていても、ACアダプターを繋ぐ必要がないという事。実際、純正のACアダプターを普段持ち歩いていますが、今まで自分のMacBook Airが充電がなくて・・・という理由で使用した事は一度もありません。確かにFinal Cut Proで作業すると、バッテリーの駆動時間は落ちますが、そういった作業の時はドッキングステーションと接続しているので、そもそも給電された状態です。なので、充電にこまるという場面に全く遭遇をしません。

最もヘビーに使う場面を想定せず、普段使いを意識すると見えてくるMacBook Airの良さ

私自身、M1チップが発売された後、MacBook Proを購入するべきか、それともMacBook Airを購入するべきかで散々悩みました。当時は、ファンレスの構造と言われた時、Final Cut Proで映像編集をする時、Adobe CC系のソフトでガッツリ画像をいじる時、熱暴走しないのか?ととても不安になりました(結論、4Kの編集をガンガンやったり、レイヤーの多い画像を取り扱わない限りは全く問題なしでした)。パソコンを選ぶ時にはどうしても最もヘビーに使うケースを想定してしまいます。そうすると、ファンレスのMacBook Airに不安を感じてしまいがちですが、普段使いを意識して考えると、MacBook Airの短所と思っていたファンレス構造が、実はMacBook Airの最大のメリットだと見えてきます。

勿論短所もあります

そんな最強パソコンMacBook Airにも勿論短所もあります。正確には2つあります。
短所1つ目は、カメラの性能。ビデオ会議やZoom飲み会が多い世の中で、ビデオ会議は別として、Zoom飲み会は高画質で参加したいもの。MacBook Airに搭載されているカメラは、720p(ハイビジョンスペック)です。これは4Kが当たり前になった世の中では、1世代前感がかなりあります。せめて1080p(フルハイビジョン)くらいのスペックは欲しかったです。
短所2つ目は、拡張性の低さ。USB-Cポート2つではできる事が限られてしまいます。特に充電にもUSB-Cを使うため、充電中は1ポートしか利用できないのは拡張性にかけます。別記事でも触れていますが、CalDigit TS3 Plusのようなドッキングステーションは必須アイテムです。ただ、一度ドッキングステーションのケーブル1本で全てを繋げられる楽さを覚えてしまうともはや抜け出せません。多分、拡張性の高いのMacBook Pro 14インチや16インチを購入してもドッキングステーションは手放せないと思います。

まとめ

今回は、M1 MacBook Airの優れているポイントをSoCなど専門用語は極力排除して、ポイントを絞って書いてみました。
電力効率が良い、だからバッテリーは長持ちし、ファンもないので静か。
オフィスに出社して働くという働き方がなくなりつつあり、在宅や気分転換にカフェ(もしくはたまにオフィスに寄る)といった働き方をする中では、まとめたようなM1 MacBook Airの持つ特性がフルに活かせる場面が多くあると思います。

おまけ:M1 MacBook Airと一緒に使ってよかった周辺機器

ディスプレイ:Dell S2721Q 27インチ 4K モニター
このモニターはRetinaディスプレイと見比べても遜色ない綺麗で発色の良いモニターです。デザインもシンプルだクリーンさのあるデザイン。Macの外部ディスプレイにするには最強の1台かもしれません。

ドッキングステーション:CalDigit TS3 Plus
アマゾンでも常時33,000円となかなか高価なドッキングステーション。しかしその安定性とM1 MacBook Airとの相性は一級品。他のドッキングステーションとは相性の問題が多少ありましたが、CalDigitに買い替えてからはトラブルフリー。予算が許す限り、購入をお薦めした一台です。

HDMI変換ケーブル:Anker PowerExpand+ USB-C & HDMI 変換アダプタ
Apple純正の変換ケーブルは高すぎるけど、安物を買って大事な場面で繋がらなくて恥ずかしい思いはしたくないという方におすすめの1本。価格と信頼性のバランスでは右に出るケーブルはないかと思います。

ACアダプター:Anker PowerPort III 2-Port 65W (USB PD 充電器 USB-C 2ポート)
iPhoneの純正LightningケーブルがUSB-Cになり、Apple Watch等、USB-Cからの充電が必要な製品が増えてきました。沢山、USB-Cのアダプターを持ちたくないそんな人におすすめなのがこのACアダプター。2台同時接続で、45Wと20Wを供給してくれるので、Macを充電しながら、iPhoneを急速充電なんて事も実現できます。普段使いでは不要でも、旅先に持っていると非常に便利な道具だと思います。(旅先って複数ソケット充電用に使えるって限らないので!)

ケーブル整理:Anker Magnetic Cable Holder マグネット式 ケーブルホルダー
机の上に複数のケーブルがあると整理し辛くなる事多々あります。このマグネット式のケーブルホルダーは、いくつかのケーブルを束ねられるので、ケーブルの整理に活用できる最強ツールです。


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