どうする特許庁! 目覚めよ審査官!! こちらも、散漫で、お粗末な「審査」(サーチ)による特許付与を、についてです。
大阪地方裁判所により、「権利無効」とされたものです。
2022年11月25日(金)にアップした「判例から見た特許権侵害差止等 請求事件」92件目(改訂版)の修正版です。
特許権者である原告の泉株式会社は、自分が保有する特許第6,422,800号(マグネットスクリーン装置)について、その特許の有効性を検証したか不明です。
「有効性」とは、自社の特許についての、例えば「無効資料調査」等を行うことで、たとえ利害関係者などの第三者からの「無効審判」を起こされても、自社の特許は盤石であると確信することです。
それにも拘らず、泉株式会社は、特許庁より与えられた特許を有効と信じて、被告である株式会社近畿エデュケーションセンターを特許侵害している、と提訴しました。
しかしながら、大阪地方裁判所は「本件特許1は、拡大先願要件に違反しており、無効審判により無効にされるべきものであって、原告は、被告に対し、本件特許権1を行使することができない。」とし、結局、原告は敗訴しました。
大阪地方裁判所は、「拡大先願要件違反」(特許法第29条の2)により権利無効と判断しています。
また、先願として「乙10公報」(特開2015-045715)を挙げています。
この文献は、特許庁の審査官は見つけています。
そして、この「拡大先願要件」についても、審査官は触れています。
しかしながら、審査官は最終的に「特許査定」をして、出願人は特許権を得ました。
ところが、特許権者は大阪地方裁判所において、上記のように敗訴しました。
特許庁の審査官のか弱い判断に基づいた、特許付与は許されません。
従って、本来なら、泉株式会社の出願に対して、特許庁は特許を与えるべきでなかった、と考えます。
「行政」(特許庁)としては、「司法」(裁判所)により誤りを指摘されたことを謙虚に反省し、その誤りを正すことを心掛けるべきです。
ここで、本件特許公開の「出願情報」のうち「FI」と「Fターム」を、本エクセル資料の2シート目以降に挙げておきました。
( Google Translation )
What will the patent office do! "Wake up Examiner!" ! This is also about granting patents through sloppy and poor "examination" (search).
The Osaka District Court has declared the rights invalid.
This is the revised version of the 92nd case (revised version) of "Patent Infringement Injunction Case Seen from Judicial Precedents" uploaded on Friday, November 25, 2022.
It is unclear whether the patent holder, plaintiff Izumi Co., Ltd., has verified the validity of its patent No. 6,422,800 (magnet screen device).
"Validity" means that even if a third party such as an interested party raises an "invalidation trial" by conducting, for example, an "invalid material investigation" for the company's patent, the company's patent is It is to be convinced that it is rock solid.
Despite this, Izumi Corporation believed that the patent granted by the Patent Office was valid and sued the defendant, Kinki Education Center Co., Ltd., for patent infringement.
However, the Osaka District Court said, "Patent 1 violates the extended first-to-file requirement and should be invalidated by an invalidation trial. I can't do it." In the end, the plaintiff lost the case.
The Osaka District Court has ruled that the right is invalid due to "violation of the extended first-to-file requirement" (Article 29-2 of the Patent Law).
In addition, "Otsu 10 publication" (Japanese Patent Application Laid-Open No. 2015-045715) is cited as a prior application.
This document has been found by patent office examiners.
The examiner also mentions this "expanded first-to-file requirement."
However, the examiner eventually "granted a patent" and the applicant obtained the patent.
However, the patentee lost the suit at the Osaka District Court as described above.
Patents cannot be granted based on the weak judgment of patent office examiners.
Therefore, I believe that the JPO should not have granted a patent to Izumi Co., Ltd.'s application.
As the “administration” (the Patent Office), we should humbly reflect on the fact that the “judicial” (the court) pointed out the error, and should try to correct the error.
Here, "FI" and "F term" in the "application information" of this patent publication are listed from the second sheet onwards of this Excel document.
( Google 翻译 )
专利局怎么办! “唤醒考官!” ! 这也是关于通过草率和糟糕的“审查”(搜索)授予专利。
大阪地方法院已宣布该权利无效。
这是2022年11月25日星期五上传的《从判例看专利侵权禁令案》第92案(修订版)的修订版。
目前尚不清楚专利权人原告和泉株式会社是否验证了其专利号6422800(磁屏装置)的有效性。
“有效性”是指即使利害关系人等第三方通过对公司专利进行“无效材料调查”等方式提出“无效审理”,公司的专利也被认为是有效的坚如磐石。
尽管如此,Izumi Corporation认为专利局授予的专利有效,并以侵犯专利权为由起诉被告近畿教育中心株式会社。
然而,大阪地方法院表示,“专利1违反了扩展在先申请要求,应该在无效审判中宣告无效,我做不到。”最终,原告败诉了。
大阪地方法院已裁定该权利因“违反扩展在先申请要求”(专利法第 29 条之 2)而无效。
此外,“Otsu 10 publication”(日本专利申请特开第 2015-045715 号)被引用为在先申请。
该文件已由专利局审查员找到。
审查员还提到了这个“扩展的先申请要求”。
然而,审查员最终“授予专利权”,申请人获得了专利权。
但是,如上所述,专利权人在大阪地方法院败诉。
不能根据专利局审查员的薄弱判断授予专利。
因此,我认为日本特许厅不应该对Izumi Co., Ltd.的申请授予专利权。
作为“行政”(专利局),对于“司法”(法院)指出的错误,我们应该虚心反思,并努力纠正错误。
此处,该专利公开的“申请信息”中的“FI”和“F项”是从该Excel文档的第二页开始列出的。