徳久 望/Nozomi Tokuhisa

心が柔らかくなる瞬間を。

徳久 望/Nozomi Tokuhisa

心が柔らかくなる瞬間を。

マガジン

  • 心が柔らかくなる瞬間を。

    写真と言の葉。フォトエッセイ。

  • 現代短歌

    31文字で日常の秘密を。

  • 映画のような日常

    映画のワンシーンのような日常のキリトリ。

  • 弾き語り

    例えば夕暮れのベランダで。例えば眠れない夜の窓辺で。例えばあなたの隣で。爪弾く歌。

  • お酒と徒然。

    ひとりで呑みに行くのが好きだ。いや無論、いつの間にかひとりでは、なくなっている。独りの時間に考えていた事が隣りでグラスを傾ける人と共感しあう話になる。独りが1人になり2人になり、ふたりになる。そんな風にお酒の席で出逢った時間を綴る。

記事一覧

世界が見つけてくる「?」に耳を澄ましていたい。

ブライドって 傷口に覆うカサブタみたいなものなんだよなぁと思う。 プライドが高いとか いらないプライドとかって言われたりするけれど ほんとは、心の弱いところや傷跡…

月に聴かせるように。

この世界の生活は 月にとっては一つのおとぎばなしなのです。 昼下がり。 ぱらぱらと頁を捲りながら読んだ本の一節に、はっとする。 その本は、月から見たそれぞれの日常…

映画のような日常

#写真

もしも数字だったら掛け合わせるのも割り切るのも運命だった?

桃色のひかり溢れる。「曇り空が似合う」と言った春は遠くに 「カメラって香りもきっと覚えてる」そんなんばっか話したい事 もうやめた。関係ないし、泣いた歌とか知らな…

映画のような日常

映画のような日常

#写真

歩道と車道を分けるコンクリート・ロード歩いて生きませんか?

見方しだいさ。うらがわを覗けばまなこ。君と見つめ逢えればひとみ。 歩道と車道を分けるコンクリート・ロード歩いて生きませんか? この人と恋人になるのかと思った。シ…

眠れない夜に数えた羊達の群れが夜を渡る。

自分の事を 悪い人と思いながら生きてるわけじゃないけれど タイミングによってそうなってしまう事があるよなぁ。 眠れない夜に限ってそんな事を考えてしまう。 きっと …

ばらの花

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ばらの花

そんな事でいつもテレパシーを贈る「雨が降ってる。そちらは?」

誰よりも近く誰よりも遠い。真実は、いつも矛盾だらけ。 運命が足りない。覚悟が足りない。言葉が足りない。あなたが足り 許す事、受け入れる事。幸せになる秘訣です。う…

「恋って花に見えるね。」君が見た花を探す旅が今はじまり。

ふりかえれ。って、いつも見てた。ついに後ろ歩きで階段登れた! 「生きる為なんだって。忘れるの。」(君との記憶で死ぬのかもしれん。) 流星に願いを込めて気付かせた…

「好き」に淋しさとルビを降るその星の言語を知りたいのです。だめ?

砂糖菓子 海に梳かし続けています。「甘いと会いたくなるでしょ。」 溺れあうって言うかさなんか溶け合う気がしない?ごめんね、忘れて。 「好き」に淋しさとルビを降る…

泣きたいのに泣けないあなたに

00:00 | 00:00

作詞作曲 徳久望 泣きたいのに泣けないあなたに 雨が降る 虹が架かる 下を向いて歩く時も 聞かせて 教えて その心曇らせるもの 言葉に できないよな きっとすべては …

映画のような日常

その感受性を子供の心で遣っていたい。

頑張りたい。 それなのに、頑張れない時がありませんか? つい 頑張れる。と、思ってしまう。 でも 頑張れない時があるよなぁ。 いつの間にか頑張る為の芯みたいなもの…

寂しさにある豊かさってきっと。

「季節外れの雪が降ってる。」 ファストファッションブランドのお洋服屋さんから、不意になごり雪のカバーが聞こえてきて、涙腺が緩んだ。 仲良くしていた大学生の子が卒…

世界が見つけてくる「?」に耳を澄ましていたい。

世界が見つけてくる「?」に耳を澄ましていたい。

ブライドって
傷口に覆うカサブタみたいなものなんだよなぁと思う。

プライドが高いとか
いらないプライドとかって言われたりするけれど
ほんとは、心の弱いところや傷跡、コンプレックスみたいなものを覆っているモノのような気がする。

プライドがなければいいのに。ってだからそんなに簡単な事じゃないんだよなぁ。

きっとプライドと誇りって違うんだ。

プライドで守ってるものを、ちゃんと自分で紐解いて行く事

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月に聴かせるように。

月に聴かせるように。

この世界の生活は
月にとっては一つのおとぎばなしなのです。

昼下がり。
ぱらぱらと頁を捲りながら読んだ本の一節に、はっとする。

その本は、月から見たそれぞれの日常や人生の節々が小さな物語として淡々と語られていた。

そうなんだよなぁ。

月から見たらおとぎばなしにすぎない生活なんだよなぁと、遥かな気持ちになりながら。

だけど
だからこそ
それぞれの物語の中に居るんだよなぁと。

喜劇も悲劇も

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もしも数字だったら掛け合わせるのも割り切るのも運命だった?

もしも数字だったら掛け合わせるのも割り切るのも運命だった?

桃色のひかり溢れる。「曇り空が似合う」と言った春は遠くに

「カメラって香りもきっと覚えてる」そんなんばっか話したい事

もうやめた。関係ないし、泣いた歌とか知らない町の天気とか。

もしも数字だったら掛け合わせるのも割り切るのも運命だった?

私が私である事が哀しくなる者が「I」と名乗りました。
#今日の短歌 #現代短歌

歩道と車道を分けるコンクリート・ロード歩いて生きませんか?

歩道と車道を分けるコンクリート・ロード歩いて生きませんか?

見方しだいさ。うらがわを覗けばまなこ。君と見つめ逢えればひとみ。

歩道と車道を分けるコンクリート・ロード歩いて生きませんか?

この人と恋人になるのかと思った。シンクロ率(独りよがり)

可愛いは、造形の話じゃないと教える人と生きてみたい。

肌寒くなったんじゃなく暖かくなったのか。君は居ないのか。

減らそうと思うものほど増えていく。思い出さない時間がないよ。

「愛でられる色を知ってるみたい

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眠れない夜に数えた羊達の群れが夜を渡る。

眠れない夜に数えた羊達の群れが夜を渡る。

自分の事を
悪い人と思いながら生きてるわけじゃないけれど
タイミングによってそうなってしまう事があるよなぁ。

眠れない夜に限ってそんな事を考えてしまう。

きっと
良い人、悪い人がいるのではなく

良い面、悪い面。
良い時、悪い時があるのだなぁ。と、思う。

弁解のチャンスや挽回のチャンスって
そうそうないのが現実だよなぁ。

だからそっと縁を切っていくしかなかったりもする。
切られた縁を結び直

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そんな事でいつもテレパシーを贈る「雨が降ってる。そちらは?」

そんな事でいつもテレパシーを贈る「雨が降ってる。そちらは?」

誰よりも近く誰よりも遠い。真実は、いつも矛盾だらけ。

運命が足りない。覚悟が足りない。言葉が足りない。あなたが足り

許す事、受け入れる事。幸せになる秘訣です。うる🦏!寄越せ。

そんな事でいつもテレパシーを贈る「雨が降ってる。そちらは?」

言っていい?同じ時間の中に違う時間。その違いが寂しい。

「月が綺麗。」「コンビニ行こ?」すべてを愛してるに変えちゃえよ ふたり

やりたい事?あるとす

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「恋って花に見えるね。」君が見た花を探す旅が今はじまり。

「恋って花に見えるね。」君が見た花を探す旅が今はじまり。

ふりかえれ。って、いつも見てた。ついに後ろ歩きで階段登れた!

「生きる為なんだって。忘れるの。」(君との記憶で死ぬのかもしれん。)

流星に願いを込めて気付かせたその顔浮かんでかき消した

すごい。好きになる理由は、ないのに嫌いな理由束ねて勝てない。

「恋って花に見えるね。」君が見た花を探す旅が今はじまり。
#今日の短歌 #現代短歌

「好き」に淋しさとルビを降るその星の言語を知りたいのです。だめ?

「好き」に淋しさとルビを降るその星の言語を知りたいのです。だめ?

砂糖菓子 海に梳かし続けています。「甘いと会いたくなるでしょ。」

溺れあうって言うかさなんか溶け合う気がしない?ごめんね、忘れて。

「好き」に淋しさとルビを降るその星の言語を知りたいのです。だめ?

「夢で逢えたら」ありきたりなこと願うのはきっと夢で逢えたから

眠れない夜を海だと言う人を人に戻してしまえたらねむろ?

まばたきを風にしてみせたあの日から君は僕の全てになった
#今日の短歌

00:00 | 00:00

作詞作曲 徳久望

泣きたいのに泣けないあなたに
雨が降る 虹が架かる
下を向いて歩く時も

聞かせて 教えて
その心曇らせるもの
言葉に できないよな
きっとすべては
「ごめんね。」
汚れてしまったと云う瞳が
言葉に出来ないほど綺麗だ
大切なものをそっと隠して
ぐるぐる巡る

泣きたいのに泣けないあなたに
雨が降る 虹が架かる
俯いた背中に
笑いたいのに笑えないあなたに
晴れ渡る 月が笑う
下を

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その感受性を子供の心で遣っていたい。

その感受性を子供の心で遣っていたい。

頑張りたい。

それなのに、頑張れない時がありませんか?

つい
頑張れる。と、思ってしまう。

でも
頑張れない時があるよなぁ。

いつの間にか頑張る為の芯みたいなものが折れてしまってたり、拗ねてしまってたり、現実を知りすぎてしまったりする。

大人になるほどに
先読みして考えてしまう。
これが一体何になるのか。
先読みしてだいたいの事の予測をつけてしまう。

それが良い風に働く時もあれば
頑張

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寂しさにある豊かさってきっと。

寂しさにある豊かさってきっと。

「季節外れの雪が降ってる。」

ファストファッションブランドのお洋服屋さんから、不意になごり雪のカバーが聞こえてきて、涙腺が緩んだ。

仲良くしていた大学生の子が卒業するのでギフトを探して、ショッピングセンターをウロウロと。

春になっていく季節をとどめるように雪が降る。その情景に、感情移入をしてしまう。

人と人との関係にも終わりってあるんだよなぁ。
距離や時間って思っているよりも正直だ。
その

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