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上海からのピアニスト、打上花火、月光の行く先。

上海からきたピアニストと米津玄師を歌った昨夜。

最近
中国の人や韓国の人がよく来ている気がする。

英語は、万国共通で使えるものと思っていたけれど
使えない事も結構あって
そんな時は
翻訳アプリに助けられながら会話をする。

相手の言いたい事や考えてる事を一生懸命に感じとる時間。

同じ日本人と話すより疲れるけれど
人と向き合うって本来は、こんな風に心を遣う事なんだなって思う。

「8月にある日本の音楽フェスのチケットが取れなくて残念です。だけど米津玄師好きです。」
彼は、翻訳アプリをかざしながら笑う。

ちょうどピアノが置いてあるバーだったので
許可をもらって演奏をする。

米津玄師の「Lemon」と「打上花火」

音楽は、国境を越える。
なんて使い古された言葉を体感で、感じる。

ロジックという音楽ソフトを通じて
一緒に曲を作ろうと、約束をして別れた。

帰り際に立ち寄ったコンビニから
ふいにオルゴールで「打上花火」が流れる。

レジに缶ビールを差し出しながら
こっそりと微笑む。

「打上花火」のイントロがその日のアウトロに繋がっている偶然に必然を感じる。

毎日は、ドラマチックだ。

そんな事を、ほろ酔いの頭で考える。
缶ビールを飲みながら見上げる三日月。
君の街まで続いている月光。
繋がってるってきっとこういう事なんだろうなって思う。

君はその月光の行く先で誰に会いにいきたいですか?






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