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生活習慣病
朝から好天に恵まれています。
太陽の光は、ぽかぽかして温かく感じます。
今日は絶好のひなたぼっこ日和ですね。
私の好きな言葉をお届けします。
「太陽は氷を溶かし、親切な行いは、誤解や不信や敵意を蒸発させる。」
“The sun melts ice, and acts of kindness evaporate misunderstandings, mistrust, and hostility.”
(シュバイツァー)
生活習慣病とは
生活習慣病は、
「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」のことを指しており、
例えば以下のような疾患が含まれるとされています。
1. 食習慣
インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、循環器病(先天性のものを除く)、大腸がん(家族性のものを除く)、歯周病等
2. 運動習慣
インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高血圧症等
3. 喫煙
肺扁平上皮がん、循環器病(先天性のものを除く)、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病等
4. 飲酒
アルコール性肝疾患等
疾病の要因
遺伝子の異常や加齢を含めた「遺伝要因」、病原体、有害物質、事故、ストレッサー等の「外部環境要因」、食習慣、運動習慣をはじめとする「生活習慣要因」等さまざまな要因が複雑に関連して疾病の発症及び予後に影響しています。
発症要因別の対策としては、「遺伝要因」に対しては、ヒトゲノムや加齢の機序の解明を踏まえた手法が必要であり、「外部環境要因」に対しては、有害物質の規制や感染症対策などの手法が、「生活習慣要因」に対しては食習慣の改善や適度な運動、飲酒・喫煙対策などの手法が必要となってきます。
また、対策を講ずる主体を考えた場合、「遺伝要因」や「外部環境要因」に対しては個人で対応することが困難である一方、「生活習慣要因」は個人での対応が可能です。
健康と生活習慣
肥満症や高血圧また糖尿病などの生活習慣病は、環境や生まれつきの遺伝的な要素にも関係していますが、食習慣(エネルギーや食塩のとりすぎ、飲酒など)・運動習慣・睡眠・ストレス・休養のとり方などの生活習慣にも大きく関わっていることが知られています。
後者の生活習慣について、40年以上前に行われた研究結果から、「ブレスローの7つの健康習慣」として広く世界に知られているものがあります。
~ブレスローの7つの健康習慣~
1.喫煙をしない
2.定期的に運動をする
3.飲酒は適量を守るか、しない
4.1日7-8時間の睡眠
5.適正体重を維持する
6.朝食を食べる
7.間食をしない
これは米国・カリフォルニア大学のブレスロー教授が、生活習慣と身体的健康度(障害・疾病・症状など)との関係を調査した結果に基づいて提唱されています。
そして上記の7つの健康習慣の実践の有無によって、その後の寿命に影響することがわかっているのです。
例えば45歳の男性において、7つの健康習慣のうち6-7つを実施している人の場合はあと約33年生きられるが、実施していないもしくは3つ以下を実施している人の場合にはあと約22年しか生きられないといった具合です。
参考資料:厚生労働省ホームページ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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