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筋力と筋持久力

今日は体育の日ですね。
先日は男子バレーがパリオリンピック出場権を獲得しました。
男子バレー選手団の皆様、おめでとうございます。

好きな言葉をお伝えします。

「報いのない日々にも
 たゆまず努力を続ければ、
 やがて手にする見返りが
 その分大きくなるものだ。」
 (ラルフ・エマーソン)


筋肉について


筋肉はその構成する筋線維の性格から大きく下記の2種類に分けられます。

  • パワーが高いが、持久性が低く、疲労しやすい「速筋」(筋力に関係)

  • パワーは小さいが、持久性が高く、疲労に対する耐性が高い「遅筋」(筋持久力に関係)


筋力と筋持久力


筋力とは文字通り筋肉の発揮できる能力のことですが、1回で持ち上げることの出来る最大重量によって筋力は計られます(最大筋力)。

筋持久力とは繰り返しの負荷を何回続けられるかというある特定の筋肉の持久力のことです。


筋力は筋の断面積と筋線維組成比(速筋と遅筋の割合)によって左右されます。つまり2種類の筋線維の割合によって同じ断面積でも最大筋力は変わってきます。


筋力と筋持久力のトレーニング


筋肉はレジスタンス運動を行うと筋線維の一部が破断されます。それが修復される際にもとの筋線維よりも少し太い状態になります。これを「超回復」と呼び、これを繰り返すと筋の断面積が全体として太くなり筋力が上がります。

筋力のトレーニングはこの仕組みを利用して最大筋力に近い負荷でレジスタンス運動し、筋が修復されるまで2~3日の休息ののち、またレジスタンス運動でトレーニングということの繰り返しによって行われます。

逆に筋持久力のトレーニングは最大筋力の4割程度軽い負荷の有酸素運動で、運動できる限界に近づくように繰り返し続けることによって行われます。
これによって筋線維周りの毛細血管が発達し酸素供給力が高まることで持久力が高まります。

有酸素運動の例として、これらの効果を狙ったエクササイズとして、室内で行われるエアロビクスダンス・エアロバイク・ステップエクササイズ・体操としての太極拳など、プールを使う水泳・アクアビクス・アクアウォーキングなど、屋外で行われるジョギング・ウオーキング・サイクリング・ハイキング・クロスカントリースキーなどがあります。

参考資料:厚生労働省ホームページ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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