車にだって感情移入すれば泣けてくるもんなんだよねっていう体験エピソード。
いやぁ~1話で終わる話を長々と3話に引っ張り、挙げ句の果ては3話完結のはずが4話までつながって、いよいよ渇望のエピソードⅣへとご案内いたしますが、きっと飽きられていると思うので、一応タイトルを変えてみました。🤣
はい、もちろん待望もされていなけりゃ、渇望しているのはこの私ってことぐらい先刻承知の上で、もう少し続けさせていただきますね。(^_^)b
さて、8代目のマリリンは、新会社設立での社長就任や、新規事業の別会社設立などに追われて忙しく働いていた私の、心の拠り所の役割も果たしてくれていたわけですが、車がもたらしてくれる余録のようなものも、たっぷり味わうことになりました。(^^ゞ
そんな8代目に3年乗って、車検をする代わりにベンツEクラス・アバンギャルドという、もう1つ上のグレードに乗り換えることにして、それが9代目の車になりましたが、愛称はそのまま受け継ぎマリリンのまま。🤗
この8代目と9代目は外観上はそんなに大きく変わっておらず、グレードが違う分だけの装備やエンジンの性能が異なっているのと、フロントマスクがより精悍な印象を与える印象に変わっていたくらいでした。(^_^)b
ここまでは排気量が3,200ccだったのですが、9代目から10代目に乗り換えるときに、同じEアバンギャルドの4,000ccにするか、それとも思い切ってもう1つ上のカテゴリであるSクラス4,000ccにするか迷ったんですよね。
その迷いを営業担当に打ち明けると、車格も違うし車体剛性などもまったく別物に感じると思うから、思い切ってSクラスに乗ったらどうです?と強くすすめられて思いきることにしたんですよ。😆
それで10代目は、晴れてベンツSクラス4,000ccが就任することになったわけですね。(^_^)b
その後10代目は車検を待たずに、モデルチェンジに合わせてグレードをアップして11代目としてSクラスの5,000ccに乗り換えることにしました。
その後も11代目の車検前にフルモデルチェンジが行われたので、新型の魅力にどうしても勝てずに、2年半くらいで12代目に乗り換えてしまったんですが、この12代目が今も現役で使っている付き合いの長い車ですね。🤗
福岡に住んでいるときから12代目が活躍していたわけですが、鹿児島に帰ってからというものは、買い物に出かけたり生前の義父を病院に見舞う際に大きい車だと目立つ上に、駐車場に難儀するという理由でホンダのN-Boxの中古車を2台目として購入したわけですよ。🤔
このホンダN-Boxが、初代の日産チェリーから数えて13代目になるわけですが、義父が亡くなって見舞いもいらずコロナ感染での自粛生活で活動範囲も限定され、2台の車を乗り分けるほど使うことがなかったんですね。
そうこうしているうちに、N-Boxの車検が師走にやって来るなぁ・・・なんて考えていたら・・・とっくの昔に車検が切れちゃってたんですよ。😱
平成から令和に変わり、年号での年数に馴染みが無い状態で勘違いしたんですが、今年の12月と去年の12月を勘違いしていたわけで、早めに気がついて良かったです、ホント。😰
それまでは車検切れにまったく気がつかずに、平然と何回か運転していたんだけど、いったん気づいてしまったら法令違反にもなるし、平気で運転なんかできないですもんね。😨
それで、車検をするか売却するかを半年くらいかけて考えた末に、役割を終えた感のあるN-Boxを手放すことにしたわけです。😥
テレビやラジオのCMでもお馴染みのナビクルで査定依頼して、押し寄せてきた電話攻撃とメールの合間を縫って、地元の市外局番になっているところだけに応答して、査定してもらいました。(^^ゞ
査定の結果は残念なことに、中古車で手に入れたもんだから知りもしなかった修復歴が見つかって、大幅な買取り価格ダウンになったものの、納得できる価格で買い取っていただくことになったのです。(^_^)b
そして、とうとうN-Boxとのお別れの日がやって来ました。(´д`)
車検切れのために、それまで付けていたナンバープレートを外されて、何百回と無く使い回されたヨレヨレの仮ナンバーを付けられて、我が家の庭から運び出されていく13代目のN-Boxクン・・・あぁ・・・泣きそう・・・ああぁぁ・・・涙が・・・。😥
庭で手を振り見送ったあとで、玄関前の道路に先回りして、駐車場から道路に出て来る13代目をもう一度見送って、運転している業者さんにも頭を下げてどうぞよろしくお願いしますと、目を潤ませてい見送りました。😭
ぽっかりと胸の中に穴が空いたような気がして、切ない思いを抱いたままで自宅に戻ると、和室の窓から13代目が去って行く姿を見送っていたらしい彼女が涙をふきながら「行っちゃったね・・・」と。😭😢
なんでこんなに切ない気持になるのか、これまでに何回も乗り換えて車との分かれをして来たのに、なんでだろう・・・そんなことを考えていて思い当たったのが、13代目の小さい車体のせいなのかも・・・ということ。
それと、これまでは常に新しく迎える車があって、入れ替わりの嬉しさが先に立ち、そんなに別れを悲しむ思いが湧かなかったんじゃ無いか・・・と気がついたんですよね。🤔
それが今回は、ナンバープレートを外されて、デコボコの情けない惨めそうなナンバープレートを取り付けられて、私たちに見捨てられたように去って行く姿が胸を締め付けてくるようで、悲しく切ない・・・可哀想・・・そんな別れでした。😭
やっぱりねぇ・・・愛着という気持を超えて、13代目に愛情を感じていたのかも知れないし、明確な理由を挙げるとしたら、亡くなった義父を見舞うために手に入れた車だったという、義父との思い出につながるからでしょう。
N-Boxとのお別れが義父とのお別れを思い出して、哀しさに拍車をかけたのかも知れませんね。😥
その日の夜は二人して、そんな不思議な感情の出所を語り合いながら13代目と亡くなった義父のことを偲びつつ、しめやかな送別会を開かせていただきました。😥😇
あぁ・・・でも、車との別れで泣けるなんて、思いもしないことで我ながらビックリの初体験でした。😥
ひとと別れるときと同じように、思い入れのあるモノとの別れでも泣きそうになる、泣いてしまうときがある・・・それは、そのモノとの別れが哀しいとか切ないとかもあるだろうけど、そのモノにまつわる大切なひととのエピソードの数々を手放すようで、感情が揺さぶられるのかも知れませんね。😢
さぁ、待望の完結編もおしまいですが、ここまで長々と4つの記事を読んでいただいた、あなたの優しさに感謝したします!
本当にありがとうございました。(´д`)
ここまでの4作はどちらかといえば我が車遍歴の紹介みたいでしたが、駄作4部作にお付き合いいただき誠にありがとうございます!
私の記事を読んで、多くの人が自信に溢れ、ご自分の筆力を見直してくださるくらいお粗末な文章ですが、これからもなお厚かましくも書き散らかしながら、note楽しみたいと思っています。(^_^)b
ってことで、今回は「引き取られていく車に感情移入したのか可哀想で泣きそうになった初体験の話。」の完結編になる話で「車にだって感情移入すれば泣けてくるもんなんだよねっていう体験エピソード。」でした。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
マリリンと 年輪かさね のほほんと
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