同じ汗をかくのならダイエットやデトックスに効果のある汗腺を刺激したい
この記事は、前回投稿した「無理なダイエットが脂肪のサビを生み出し加齢臭や体臭がキツくなる原因になる」という記事の続編になります。
前回の記事をご覧になっていない方は、こちらの記事を先にご覧いただくと話がわかりやすいと思うので、こちらからお目通しくださいね。
ところで、体内にある汗腺の数は400万から500万とされていますが、その半数ぐらいは実際には活動していないのです。
もともと人類の進化の余地を考慮して、脳の活動量増加による脳温の上昇を抑えるために、半数の汗腺は待機しているという側面もありますが、現代の生活事情による活動不足・運動不足が汗腺休止の一因ではないかと。
年がら年中、エアコンのお世話になり、発汗による体温調節の機会を奪ってしまって、基礎代謝を下げてしまっているのが、われわれ現代人です。
代謝が悪くなると、脂肪に溜まりこんだ体外毒素(有害金属)も排出できません。
特に、脂肪と親和性の高い有害金属が脂肪と結びつくと、燃えない脂肪に変身してしまうのですね。
ついでに有害金属は、脂肪を分解する酵素の働きのじゃまをして、脂肪を分解させなくするのです。
この状態だと、いくら代謝を高めても、運動してエネルギーを消費したとしても、脂肪分解も脂肪燃焼もできないので、ダイエットやメタボ対策は成功しないのですね。
こんな状態のままというのは、ホントに困ったものです。🤔
燃えない脂肪、分解できない脂肪を燃やして分解するには、有害金属を脂肪から引き剥がして排出するしか方法はありません。
要はデトックスということです。
若返りや老化防止には、グレリンという空腹時に胃から産出されるペプチドホルモンが重要な役割を果たしますが、デトックスには「岩盤浴」がとても有効であるとみられています
岩盤浴については、施設を経営していた経験からもそのへんの有効性については肌感覚でも実感しており、その効果は間違いないと感じています。
ただ岩盤浴施設にわざわざ行かなくても、自宅でも運動の仕方によって出る汗をコントロールしたり、半身浴により発汗量を増やし、皮脂腺まで動員して有害物質を排出することも可能なんですよね。
汗と一緒に皮脂腺から皮脂を分泌させると、ダイエットにもデトックスにも有効なのですね。
これまでにも何回となくお伝えしていることですが、肩甲骨周りのインナーマッスルを活性化させることで、血流も良くなり体調改善にも役立ちます。
肩甲骨まわりに集中している褐色脂肪細胞は、脂肪燃焼効果が高いと思われているのですが、その褐色脂肪細胞自体は赤ちゃんの時には50㌘前後ありますが、大人になって年をとればとるほど少なくなってくるのですね。
だから、中高年のダイエットにはあまり役立ってはいないようなのです。
最近の研究では脂肪燃焼効果というよりも、筋肉と同じように熱を出し体温を調節する役割が褐色脂肪細胞の主な役割のようですね。
脂肪燃焼を促進するのは、ブライト細胞という別のベージュ脂肪細胞(第3の脂肪)が関わっていることがわかっています。
いずれにしろ、肩甲骨周りの筋肉をほぐしてゆるめることは、代謝アップや健康には効果もあり、インナーマッスルをゆっくりと適度に動かすことができるのも、肩甲骨まわりと骨盤まわりの運動が効果を発揮しますね。
できるだけ表層筋を使わずに、カラダの骨格を使うような運動を心がけるとカラダの中から熱くなるのがわかると思います。
激しい運動やチカラいっぱいリキんだ動作なしでも、カラダの中からポカポカしてるのが、インナーマッスルが使われているからなんですね。
ってことでサラサラの汗で、デトックスには岩盤浴か自宅の半身浴。汗腺を活発に活動させれば体臭もなくなり、健康にも良い、と。
加齢臭には、空腹になるように我慢して、グレリンを分泌させて若返りと老化防止と加齢臭対策にする、ってことですね。
汗をかくことは体温調節やデトックスにもなるので、決して悪いことではないのですが、知らないでいると加齢臭やダイエット臭をまき散らす汗になってしまうことに気をつけたいもの、という汗の話でした。🤗
ってことで、今回は
「同じ汗をかくのならダイエットやデトックスに効果のある汗腺を刺激したい」という前回に続いて汗をかくならいい汗かこうという話でした。😄
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
かいた汗 乳液にして のほほんと
<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>
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