本音と建て前
世界中で価値観や風習、文化の違いはありますが、我々日本人は身内の事はあまり良く言わないのではないでしょうか。
『うちの馬鹿息子がすみません』なんてセリフは私含め、学校の先生の前で両親に言われた方も多いのでは?(笑)
しかし多くのケースで本音と建て前があり、大体の人達が身内を慕い他人からも良く思われたいのではないでしょうか。
介護施設を主にご家族の本音と建て前に関してお伝えします。
1.ご家族の本音と建て前は察知せよ
介護施設でも両親をあまり良く言わないご家族も降ります。大胆な発言をするご家族ですと、『わがままは程ほど聞いてやれば良い、あんまり甘やかさないで下さい』なんて言う事もあります。
しかし、それは本音と建て前があり中々シビアに職員の事を見ていたりもします。
又、何に関して甘やかさないで欲しいのか、どれくらい甘やかさないで欲しいのかも大抵、不明です。
1-1.甘やかさないでって何に関して!?
例えば、『うちの親を甘やかさないで』と言ったご家族も、自立支援という事を言っているだけで、ナースコール対応などはしっかりとした対応を求めたりもされる場合があります。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが。
1-2.甘やかさないでってどこまで!?
それと、どの程度の介助を甘やかすと思っているのかもしっかりと話合いをしなければ、不明な訳です。自立支援という事でどの介助をどれくらい控えて欲しいのか等と話し合いをしなければなりません。
2.身内を良くいう馬鹿が何処にいる
冒頭でお伝えしたように、我々日本人はあまり身内の事を良く言いません。個人的には私も、身内の事は一切良く言いません。それが、正しいかどうかも正直わかりません。
しかし私も身内の事を一切良く言わない事には、きっかけがありました。
大学生の時、解体業をしていたのですがそこの親方が私の後輩が話の流れで、母親が綺麗だと言う事に対して『身内を良く言う馬鹿が何処にいる!』と怒鳴ったのです。
その時、私の中で親が学校の先生の前で私を馬鹿だと言った事や、大勢の親戚の前で屈辱的な事を言った事が繋がりました。
まあ、許してやろうと(笑)
又、ちょうどその頃、小学生と中学生の家庭教師のバイトも掛け持ちしておりましたが小学生の方のお父さんが『言う事聞かなかったら先生、殴ってくださいね』と良く言われてました。
上の件もあり、親の本音と建て前を理解できた為、馬鹿な私もそのやんちゃな子を殴らないで済みました。
後輩を怒鳴った、親方に感謝しております。
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