中田敦彦のyoutube大学【介護入門】を観て!
中田敦彦のユーチューブ大学を観ました。https://www.youtube.com/watch?v=RmOkmVXTtsI
本人が言う通り、介護保険制度について表面的な説明をとてもわかりやすくされております。
受験生向けだと思っていましたが、このようなコンテンツもやっていたことに正直驚きです。
全編と後編があるようで、今回全編のみ視聴しましたが、お金(費用)についてのアドバイスもあり、私としては新たな知見もありました。お勧めです。
動画を前提に私が感じた事をお伝えします。
1.これからケアマネに求められるもの
単に、介護保険制度や各介護事業所ごとの価格把握だけでなく、その家の資産状況に併せての介護事業所への誘導が必要と思われます。
もっとも介護事業所ごとの価格などはある程度、種別により相場が決まっているので、把握できていて当然と思われます。
従って、民間で入所施設を主に介護事業者を紹介する機関がありますが、それらの需要も強くなっていくと思います。
それに準じてか、地域包括支援センターや、居宅介護支援事業所のケアマネージャーも同等の知識を持たざるを得ないと考えられます。
勿論、地域包括支援センターの高齢者無料相談窓口としての意義もありますし、居宅介護支援事業所のケアプラン作成も無料ですので存続はしていくと思います。
しかし、漠然と、『親御さんの介護度と状況ですと、こういった入所施設がありますよ!』
というだけでは、今後多くの要介護認定の高齢者のニーズとかけ離れていってしまうのではないでしょうか。
2.要介護の絶対数が増えれば、ニーズも増える
多くの、団塊の世代が後期高齢者へ突入し、資産状況も各々違います。勿論資産状況が各々違うのは今も同じです。
しかし、平均寿命も増え高齢者の絶対数が今後多くなる事を考慮すると、多少なりともニーズへ応えらえる、もしくはそれに対して対策の説明が出来るケアマネージャーが必要だと思われます。
又、入所後も今後寿命が長くなるにつれ、年数に応じて費用もそれなりに増大していきます。
居宅(在宅)サービスだけでなく施設の費用の把握、ご家族の生活状況、入所後の本人の過ごし方と面会予定頻度、かけようと思っている費用など様々な事をインプットした上での対応を迫られます。広くは、息子さんの仕事の状況や今後の収入なども考えなければいけません。
そうなると、かなりハードルがあがります。
3.ファイナンシャルプランナーではない
上でお伝えしたように、各々の家計に寄り添いながら今後の親御さんの介護支援を行って行く事が望ましいですが、ケアマネはファイナンシャルプランナーではありません。
その家の家計を把握して、収支をみて、アドバイスするような事ではありません。ましてや、介護以外の事での収支に口出しなどは出来ないはずです。
肝心なのは、中田氏も動画で言っていましたが、どれくらいの費用を介護にかけるのかだと思います。
それに寄り添えるようなケアマネージャーが2025年も差し迫る今、必要とされていくのではないでしょうか。