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どこもかしこも人手不足!人手不足!

世の中のサービス業の人材不足を感じております。飲食店にしても、スーパーにしても、兎に角人手が足りてなく、店員さんが大変そうです。客としていくと以前にも増して待たされる事が増えたと思います。

介護業界も運営基準ギリギリの介護士で回している為に、利用者さんは何かと待たされてしまう事が多いでしょう。

1.頑張り損な人が多い

ある程度、業界、業種、職種によって給与は元々決まっておりますが、それに拍車をかけるように、日本では賃金があがっておりませんので、当然末端の社員やアルバイトも昇給は少ないです。
 
言い方は乱暴ですが、いかに給与という経費を削減するかも経営ですので、当然頑張って利益をもたらした社員は出世やボーナスで反映されなければ、働き損です。勿論歩合制は別ですが。
 
まさに飲食店等の第一線で働いているアルバイトの方々もそうですし、介護の仕事も例外ではありません。これではモチベーションも下がり、離職率は増大します。採用も中々難しいでしょう。
 
私は飲食も、介護の仕事もしましたが、正直どちらもあまり報酬には報われない世界だと認識しております。勿論長い目でみれば異例なケースはあると思いますが。

同じ店で数カ月、数年一生懸命働いていても怠惰な従業員とボーナス含めそこまでの違いはなかったです。
 
では人材不足の歯止めに何か良い方法はあるのでしょうか。

2.例えば欧米のチップ制度

主に欧米では飲食店等のサービス業ではチップに馴染み深いです。その為、あくまで私の感触としては店員さん等の態度は日本より良いと思います。文化的な事もありますが、笑顔が多いです。
 
日本もおもてなしという言葉を売りにだしているようですが、欧米のチップを沢山もらう店員さんは日本のそれ以上にホスピタリティと言う事を意識していると思います。
 
ただし、日本の場合はチップがない状態でのおもてなし精神であり、これはこれで誇るべきではないでしょうか。
 
欧米のチップに話は戻りますが、経営側としては経費も掛からず、頑張って顧客満足に貢献している従業員が勝手に沢山チップをもらって喜んでくれるのですから、こんな良い話しはありません。 
 
さて、先の働き損のアルバイトや従業員等に、もしチップがあれば少し話しは違ってくると思いませんでしょうか。

3.日本にその文化はない

しかしながら、誰もがわかり切った話しですが、我が国ではチップを払うお客様等は今後も現れないでしょう。それは我々が生きている間は変わらないのではないでしょうか。
 
そうであれば、何か代替案を用意する他ありません。頑張っていても、賃上げはない、顧客からのチップもないといった場合です。
 
例えば、横浜家系の元祖の吉村家の吉村さんは金のかからないサービスは全部やれと弟子に言っていたそうです。
 
これを大事な従業員にも何か出来ないでしょうか。
 
しっかりと賞賛して、フォローアップする。それくらいしか思いつきませんが、やり方は色々あると思います。表彰するなり、商品券を渡したり、その会社ならではのものも色々あると思います。つまり、本人が喜ぶような事です。

4.代替え

私は個人事業主であり、従業員を雇っている訳ではありませんので、人材不足の解決について何も偉そうな事は言えません。

今現在、どこへ言っても、人手が足りない状況に成す術は何かないのかと考える次第です。
 
今後も予測される、人材不足ですが、AI導入などDX推進だけでなく少しでも多くの代替案が必要とされるのではないかと考えております。



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