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【レシピ+エッセイ】結婚5年目、最初から私は洗濯が不得意。料理は夫よりちょっと得意。

わたしは今、結婚5年目です。

独身時代から仕事を続けているので、結婚後は共働き、家事は2人で分担することが最初から自然と決まっていました。

昭和生まれの男性にしては珍しく、夫は家事が得意です。
(お義母さんありがとうございます)

その中でも、「これは相手に敵わない!」と思ったのは洗濯です。

わたしは一人暮らしの経験はあるものの、洗濯は適当中の適当で、洗濯カゴに入った洗濯物をそのままハンガーにかけて干すようなズボラ人間。

一方、夫は洗濯物を一つ一つ丁寧に取り出したと思えば「バサッッ!バサッッッ」と余韻が伝わるほど優雅に振ってから干し、すべて干し終わったピンチハンガーはなんとも美しい平行を保っているのでした。

洗濯というタスクを終えるスピードで言ったらわたしの方が速いのですが、どちらの洗濯物の方が仕上がりが良いかは出来上がったタオルを使えば一目瞭然。

カゴからピンチハンガーへ直行したタオルは固くてごわごわ、夫が丁寧に仕上げたタオルは柔軟剤のCMが頭の中で流れるほどふわっっっふわなのです!!

わたしが干したタオルと夫が干したタオルを1枚ずつ差し出された日は本当に衝撃的でした。

あとから考えたら、わたしの洗濯の干し方をあらためてほしかったんだよね。

でもさ、こんなに優しい伝え方ってある?

文句も嫌味も言わない。

「これ、触ってみて」と
差し出すのよ、タオルを2枚。

「!!?!?」っていう言葉にならないわたしのリアクションを見て「じゃ、これからはもっと丁寧に干してね、よろしく。」じゃないの。

優しく笑ってたよ。

そんなわけで、今ではわたしもバサバサしてから洗濯物を干すようにしていますが、夫ほど洗濯という家事に愛は持てていません。


人には得意不得意があるもの。

5年経っても洗濯は夫の聖域なのです。


「あ、そろそろ洗いたい」と枕カバーやシーツを洗うタイミングに気づくのは夫のほうが先だし、晴れた休日、ベランダにはいつの間にか布団が美しく並んでいます。

さらに冬、布団が干せないときにはアイリスオーヤマの布団乾燥機をつかい、布団をふわふわにすることに余念がありません。

布団がほっっかほかになっているとは知らずに、冷えきった足先をいれた瞬間の幸福感は言うまでもありません。


「え!もしかして布団乾燥機かけてくれた!?」

と半泣きで感動するわたしに夫は、「ミニドラがやってくれたんじゃない?」と言い残し、穏やかに1日が終わるのでした。
(わたしなら「そうだよ!ドヤ?気が利くでしょ?」と言いそうなものだ。)


私は夫から洗濯の仕方を学んでいます。
いや、洗濯だけじゃないか。


最後に、そんな家事ポンコツなわたしでもズボラだからこそ、パパっとできて家族がパクパク食べてくれるレシピを2つ紹介したいと思います!!


【クリームコーンと玉子のスープ】(所要時間6分)
<材料>
クリームコーン(デルモンテのパックのものが楽)…380g
玉子…2個
創味シャンタン…小さじ3
あれば冷凍の長ネギ
※寒い時期、気持ちに余裕があれば最後に水溶き片栗粉を入れると体がぽかぽかになります。

<作り方>
1.鍋にクリームコーンを入れ、空になったパックを使い水を1.5杯入れる
2.沸騰したらシャンタンを入れる
3.鍋がぐつぐつしている中に溶き卵を箸を伝わせながら回し入れる(高温のところに入れると玉子がふわーーっと仕上がる)
4.あれば冷凍の長ネギを入れると色どりが良い

これ、本当に簡単で子どもも大人も大好きなメニューです。
簡単なので3歳娘はこのスープをつくるときにはお手伝いしてくれるんです。
クリームコーンを常にストックしてパパっと汁物を作りたい日に鬼リピしています。


【レンコンの竜田揚げ】(所要時間10分)
<材料>
レンコン…お店で売っている10㎝くらいの量
片栗粉…大さじ2くらい
サラダ油…大さじ3

<作り方>
1.レンコンは皮をむき5㎜~7㎜くらいの厚さに切る
2.ポリ袋にレンコンと片栗粉をいれ、全体にまぶすようにふりふりする
3.サラダ油をフライパンで温め、2を揚げ焼きにする
4.味付けはお好みで。塩だけでもおいしいし、クレイジーソルトをかけたり、しょうゆと砂糖で甘辛い味にしても美味

子どもでもサクサク食べてくれる上にレンコンだけあれば完成しちゃいます。
焼いている間にスープを作れば最速で2品完成。
お酒のおつまみにもgood!

夫本人は気づいていませんが、「本当においしい!」と感じたときには小さな声で「これ、おいしい」とつぶやいてくれるので、そんなつぶやきを聞けたときは心の中でとび跳ねます。

そして、Googlekeepの「夫が好きな食べ物リスト」にまた1つ項目が追加され、「帰宅後ちょっとだけ嬉しくなる献立」として登場しています。

記念日みたいに「うわぁぁ!ごちそうだぁ!」とはいきませんが、帰宅して「あ、今日の献立これなんだ♪」と給食で好きな献立だった日くらいの喜びがコンセプトです。(笑)


これが我が家の家事分担。

小声の「おいしい」をモチベーションに私は料理をつくります。


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やきいも
「自分を深堀りする方法」を発信する育休中ママ。3歳と0歳の子育て中。
焼き芋はしっとり系よりホクホク系が好き。
2人目育休中もやっぱり復職は嫌だけど、自分の価値観に沿ってなるべく心地よく暮らしたい!同じように悩むワーママさんを応援したくてnoteを書いています^^


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