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和風創作フレンチ
2024年5月30日 22:54
大雨の中、なんとかカフェに辿り着く、せっかく仕事が休みなので一軒くらい行っておきたい、そう思って雨が弱まりそうな隙を見計らって来た、グッドマンロースターキョウト、スタッフの挨拶が明るくて素敵だ、さっそくレジで注文、メニューはエスプレッソがメインで、ドリップコーヒーは浅煎りのシングルオリジンが4種類ほど、エスプレッソにしようかな、ロングブラックってなんだっけ、そう思って尋ねてみると、エスプレッソのお
2024年5月22日 14:03
予約が必須のようで、ようやく来れたワイフアンドハズバンド、外からだけでもう、ただならぬ雰囲気だ、中は小さく美しい宝石箱、あるいは秘密のオルゴールの中のような極上空間、ヴィンテージ家具やアンティークグッズに包まれる異世界、モノがたくさんあるのに、整然とした印象を受ける、あるべきものが、あるべき場所に収まっている、そういう感じを受けるからだろうか、カウンターの左の方の席に着き、メニューの一番上にあるド
2024年5月1日 08:34
都おどりの帰り道、たまらず純喫茶ラテンへ駆け込む、飲まず食わずの一時間を過ごし、観劇なので当たり前だが、喉の渇きと疲れをコーヒーで癒やしたかった、甘いものも食べられるとなお良い、そんな僕を待ち構えていたかのように入口に立っていたラテンスタッフと目が合い、奥へと導かれる、本当に、待ち構えていたかのようだった、ケーキセットを注文、ケーキはラズベリーショコラ、ベリーの程よい酸味と、しっとりしたチ
2024年4月30日 10:56
ほぼ毎日前を通るので気になっていた店。外から見ると薄暗く、入りやすい雰囲気が漂っているとはいえないが、入ってみると店内は思いの外明るい。モーニングを注文。モーニングの内容は基本的にはトーストのバリエーションで、ぼくが選んだたまごトーストのセットはたしか650円くらいだった。サラダとドリンク付き。サラダはきゅうり抜きに対応してくれて感謝。ドリンクはコーヒーだけでなく、紅茶……ここまでは普通
2024年4月22日 22:26
午前は美術館で時を過ごし、ランチを食べて少し歩いたあと、コーヒーを求めて三条の小川珈琲へ、三条店は初めてで勝手が分からず立ち尽くしていると、カウンターからしなやかな動きで現れたスタッフがやはりそのカウンター席へと僕を案内してくれた、しなやかに、ありがたい、スペシャリティブレンドとコーヒーロール、香りはやや混沌としているが、飲むといっきに空が晴れわたるかのような、そんな印象の透明感の中で、尖りの
2024年3月25日 09:17
やや見つけにくいところにあるOkaffe KYOTOの別店、そういえば本店も見つけにくかったな、と思い出す日曜の午後、本店に行ったのはだいたい1年くらい前だが、もうずいぶん、昔のことのような気がする、酒粕のパウンドケーキを深煎りのダンディブレンドで流しこむ昼下がり、コーヒーはとてもきれいな味わいで、甘さがよく出ていた、酒粕のケーキもうまい、そして、思ったよりでかい、酒粕のケーキといえば、福島の
2024年3月19日 12:40
最近はこんな感じの、生い茂っている店にどうにも吸い込まれがちだ、吸い込まれ、コーヒーとフレンチトーストをオーダーするモーニング、入ってすぐ、音楽が流れてくる大きなスピーカーと、同じ棚に並んだ書物が目に飛び込んでくる、先払いで前の客が注文するのを待つ間、しばし眺める、文庫は少なく、単行本が多い、なのに今どき文庫のほうが手に入りやすそうな、庄司薫や川上弘美の小説が置かれていた、こだわりなのだろうか、オ
2024年3月11日 10:47
念願の雲仙、もっと早く来るはずだったのに寝坊した雲仙、それは今日まで来れなかったという意味でもあるし、今日寝坊したという意味でもある、が、こうやって書くとまるで寝坊したのが僕じゃなくて雲仙の方みたいになるから不思議だ、文学の魔法、無論そんなことはないのだが、まあ日曜日だし、仕方がないことではある、ちょっと薄暗いくらいが、雰囲気があっていい、そんな店内はBGMも微量だ、客の話し声も、自然と落ち着
2024年2月29日 10:23
朝、図書館に本を返しにいく足をすこし伸ばして、気になっていたコーヒーショップへ、入口のネオンがいい味を出す、というか、入口が二つある、表通りと裏通り、まるで店じたいが一つの、いわゆるうなぎの寝床のようだ、テーブルやソファなど、調度は品格を感じさせるが、シンプルで整然とした店内の雰囲気、若干だが、寒い、モーニングセットを注文、780円はリーズナブルだ、パンの耳を活用し、中にモーニング的な品々
2024年2月13日 22:22
ヘアサロンを思わせる、オシャンな雰囲気に怖気づき、気付けば店の前の通りを三往復ほどしていた、入る、やさしそうなお店の人が、丁寧にメニューの説明をしてくれる、コーヒーとクッキーをオーダーし奥の席へ、寒いので、と白湯を持ってきてくれる、ありがとう、浅煎りのグアテマラ、豆本来のジューシーな酸味と、カカオのような深い香りがマッチ、浅煎りだ、圧倒的浅煎り、かといって薄くはない、むしろ濃厚な味わいだ、なんだろ
2024年1月30日 08:20
自家焙煎、珈琲だけの店、近所なのでいつか行こうと思いつつ、なかなかタイミングが掴めなかった、だから初来店、カウンターに座り、まずはブレンドを注文、ネルドリップだ、ネルも、サーバーの上でネルを固定する装置にも、すべてに手作り感がある、コーヒーが来る、もうその時点でうまい、なんと豊かな香りだ、マイルドでコクがあり、少しフルーティ、飲んでいると、店主がいろいろ教えてくれる、味の好みは人それぞれ、されど品
2024年1月27日 15:43
マップだとたしかこのあたりに、あ、あった、小屋だ、本当に、ぐるっとまわって、裏から入る、誰もいない、と思ったらすぐ左に店主がいて驚く、ブレンドをオーダーし、奥へと進む、音に、レコードに導かれるように、自然と足を運んでいた、腰を下ろし一息、ちょうどよいタイミング、コーヒーをいただくために立ち上がり、カウンターへ、あ、マンデリンがいる、でもそんなに強くはない、むしろ飲み口のライトさが印象的だ、後味は爽
2023年11月24日 08:41
とある水曜日、行こうとしていたカフェが臨時休業、行ってみたいカフェリストを見ながら足を伸ばし伸ばし、ここへ辿り着く、入店前から目に入る言葉や、お店の佇まいから、なんとなくどんなコーヒーを提供するお店なのか、イメージができる、たぶん浅煎りだろう、こんな夕方にはむしろちょうどよかった、コーヒーとケーキのペアリングセットを注文、ドミニカのコーヒーとりんごのスパイスケーキ、スパイスと言ってもべつに辛いわけ
2023年10月24日 10:12
スマホのマップに登録しておいたのに、そのマップを見ながら行ったのに何度も道を行ったり来たりしてしまった、なかなか喫茶店には見えない、扇子とか売ってそうな店構え、ブレンドコーヒーとバタートースト、注文すると、白髪の店主が無駄のない動きでトーストを準備しつつ、コーヒーをペーパードリップで淹れてくれた、トーストは、カリッとした表面とふわっとした内面のバランスが、こんなことが可能なのかと驚くほどに見事