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敦賀市地域おこし協力隊 にしやまの日記

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コロナ禍で失業してフリーライターに転身。越前海岸での短期移住を終え、2020年10月1日から福井県敦賀市の地域おこし協力隊員になりました。敦賀での日々、地域おこし協力隊の日々につ… もっと読む
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2021年2月の記事一覧

わたしとつるが創刊によせて

わたしとつるが創刊によせて

2021年2月17日、敦賀に新しいフリーペーパー「わたしとつるが」が誕生しました。すでに手に取りご連絡をくださる方もいて嬉しい限りです。

配布開始から少し経ってしまいましたが、創刊のご報告です。

創刊号はにしんずし特集。実はZINEの出発点は、にしんずしのあるお店を紹介するマップをつくる構想でした。しかし、にしんずしを知れば知るほど、にしんずしそのものよりも、にしんずしを取り巻く出来事に面白さ

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面で楽しむ敦賀の歴史と寺文化-角鹿会に参加してきました-

面で楽しむ敦賀の歴史と寺文化-角鹿会に参加してきました-

敦賀を代表する観光スポットに、気比神宮という由緒ある神社がある。かの有名な松尾芭蕉の「奥の細道」にも登場するなど、その歴史や逸話は語り始めたらキリがない。

敦賀の人からは「けひさん」の愛称で親しまれるこの神社は、敦賀の誇り。「気比神宮を日本一有名なお社にしたい」と地元の豆腐屋さんが地道に研究活動をしていたりと、けひさんの周りにはなにかと面白い匂いが漂う。

今回はそんな「けひさん」をきっかけに新

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移住バブルを楽しめるか?

移住バブルを楽しめるか?

2021年、いや2020年末ごろから大きな壁にぶち当たっている気がする。どうやらそんな現状が見えてきたので、ここで一度書き記しておきたいと思います。

(これは誰かのせいだとか、なんとかして欲しいとかを伝えたいのではなく、あくまでも「わたし」の現状であり、自分でもがいて脱出するしかないということを前提にぜひ読んでください。)

移住バブルという現象と、すぐに飲み込まれてしまうわたし「移住バブル」と

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学芸員・中野さんに、「晴明の朝市」の歴史を聞く

学芸員・中野さんに、「晴明の朝市」の歴史を聞く

敦賀市・相生町の博物館通りでは、毎月第三日曜日に開催されてきた名物朝市があります。2020年11月、敦賀Rハッカソンの舞台となった「さなだビル」もこの博物館通りに位置します。
↓敦賀Rハッカソンについてはコチラ

わたしたち「博物館通りチーム」は、さなだビルのリノベーションを模索する上で、ビルの元オーナー眞田辰男さんが「晴明の朝市」を復活させた人物であることを知りました。

市場のために土地を買っ

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試食会に参加!敦賀の飲食店15店が作る、個性豊かな新・昆布料理を味わう。

試食会に参加!敦賀の飲食店15店が作る、個性豊かな新・昆布料理を味わう。

敦賀の名産品といえば、昆布。特に、高い技術力が問われるという、シート状に削ったおぼろ昆布は、敦賀に来て初めて知った昆布の形状でした。遠方からきた友人も必ずと言って良いほどお土産に買って帰ります。

他にも、出汁用の昆布、とろろ昆布、昆布茶など、いろんな昆布商品がある敦賀では、昨年末から今年1月下旬にかけて、市内で飲食店や食品加工を行う事業者向けに、「昆布を使った新メニュー」の募集をしていました。

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金ヶ崎緑地の無料休憩所をコワーキングスペースとして利用してみようと思う。

金ヶ崎緑地の無料休憩所をコワーキングスペースとして利用してみようと思う。

敦賀港をながめながらゆったりとボードウォークするカップル。
芝生で遊ぶ子供たちに、それを見ながら談笑するママさん。
夕日を見ながら犬と散歩。

実際にこのような使い方がされているかはわからないが、こんな想像できる「金ヶ崎緑地」という素敵な公園が敦賀の港近くにある。

2020年11月には「人道の港敦賀ムゼウム」が金ヶ崎エリアにリニューアルオープンしたが、このムゼウムは以前、緑地内の別の建物に置かれ

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