試食会に参加!敦賀の飲食店15店が作る、個性豊かな新・昆布料理を味わう。
敦賀の名産品といえば、昆布。特に、高い技術力が問われるという、シート状に削ったおぼろ昆布は、敦賀に来て初めて知った昆布の形状でした。遠方からきた友人も必ずと言って良いほどお土産に買って帰ります。
他にも、出汁用の昆布、とろろ昆布、昆布茶など、いろんな昆布商品がある敦賀では、昨年末から今年1月下旬にかけて、市内で飲食店や食品加工を行う事業者向けに、「昆布を使った新メニュー」の募集をしていました。
なんと応募した事業者には、開発費2万円+試食用サンプル昆布がもれなくもらえるというこの企画。
わたしも「敦賀昆布を使ったおでん」で応募したいところですが、店を構えていないので応募資格なし...。泣
その代わり、試食会に審査員として呼んでいただきました。
全部で13品の昆布料理を食す
きらめきみなと館のホワイエで開催された試食会。ずらっと並べられた昆布料理にまず驚きます。
▲全品レシピまで掲載されている!自炊のレパートリーが増えそうだ。
出汁をかけて食べたり、とろろ昆布をトッピングしたりと、最後のひと仕上げをしつつ、全品をトレーに載せ、試食用のテーブルへ。一つ一つ味わい、僭越ながら点数を付けさせていただきました。お店の個性を感じるお料理がたくさんあり、「これは〇〇のお店の料理かな〜」とお店当てをしながら楽しんでいました。
noteではせっかくなので、いろんな角度からグッと来たお料理をご紹介したいと思います!
※あくまでも個人の感想です
今回発表するのは以下の5賞。
①ネーミングセンス抜群で賞
②意外で賞
③電車で食べたい賞
④昆布への情熱を感じるで賞
⑤盛り付けにグッときたで賞
早速発表にうつります!
①ネーミングセンス抜群で賞
受賞したのはコチラ「敦賀真鯛が昆布をしょってくる飯」
名前を見た瞬間、ついつい敦賀真鯛の上に昆布がひらりと乗った姿を思い浮かべてしまいました。愛おしい。表現力を見習いたいです。
②意外で賞
「昆布と新鮮野菜・果実を使った健康スムージー」
昆布をスムージーに...?と一瞬疑ってしまったのですが、これは意外!!
昆布が主張するでもなく、野菜に負けてしまうでもなく、それぞれの味を生かした美味しいスムージーになっていました。目からウロコでした。
③電車で食べたいで賞
受賞したのは「磯づけ」
昆布出汁の寿司飯にへしこが挟まれているコチラのお寿司。ひと口ほおばると、目の前に一瞬、列車の車窓が見えた気がしました。なので、駅弁にしてほしい!これを食べながら京都に行きたいです。
④昆布への情熱を感じるで賞
「KONBU DREAM〜昆布には夢がある〜 昆布と若狭牛のお寿司」
受賞の理由は言わずもがな、「名前」。昆布への熱い思いを感じる名前の反面、お料理は冷たいお寿司というコントラストが個人的にとても好きでした。昆布の夢ってなんだろう。
⑤盛り付けにグッときたで賞
「おぼろ昆布と大葉を巻いた敦賀フグの天ぷら」
さくら(?)の小枝を添えるという、風流な盛り付けが素敵でした...。揚げたてを食べてみたいです。お仕事がんばろっと。
味の評価をつけるというのは初めての試みでとても緊張しました。どれもお店の個性が光る素敵な昆布料理ばかりで、なんだかあたたかい気持ちになりました。帰りにいただいた「敦賀昆布レシピ帖」をみながら、今度は自宅でも作ってみたいなと思います。
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