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【ブックレビュー】『ネイティブの真意がわかる 日本人が誤解する英語 juiceは「ジュース」じゃない?!』Mystery Parrot
以前、発売前にこちらの投稿でも気になる本として紹介していたMystery Parrot(ミスパロ)さんの新刊フレーズ集ですが、
購入して読み終えました!ということで、以下にブックレビューしていきたいと思います。
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内容としては、「日本人がよく誤解するフレーズ」「思いがけないスラングフレーズ」「日常会話で大活躍フレーズ」「アメリカ人頻用フレーズ」「人を形容するフレーズ」「微妙な感情を表
『CNN ENGLISH EXPRESS』11月号お気に入り記事3選
今月も全記事読み・聴き終わりました!
いつものように私の気になった記事3選を紹介します。
①CINEMA UPDATE『シヴィル・ウォー アメリカ最後の日』キルステン・ダンスト
この映画はいろいろ考えさせられる作品で、主演のキルステン・ダンストの本誌のインタビューも踏まえた感想をFilmarksに投稿しています。ネタバレありですが、良ければ合わせてお読みいただければと!
②FDA Approv
【ブックレビュー】『英語リーディングへの招待: モームの短編を原文で愉しむ』薬袋善郎 ━━「事柄」に迫るとは!?🕵️
『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』(黄リー教)でお馴染み薬袋善郎先生による、原書読解への「橋渡し」本。今回俎上にのるのはサマセット・モームの短編集"Cosmopolitans"
より、'The Happy Man'『幸せな男』、'The Luncheon'『ランチョン』、'The Ant and the Grasshopper'『蟻とキリギリス』、'Mr Know-All'『物知りさん』の
【ブックレビュー】『日本人の英語』マーク・ピーターセン ━━語学エッセイの古典を今読む意義
先日、ブックオフで入手した2冊の内の1冊、マー・ピーターセン著『日本人の英語』を読み終えました。
初版1988年(昭和63年)の古典的な著作ということで、用例にはスマホも出なけりゃ最新AIも存在せず、なんならワープロ(word processor)が最新機器として登場してくるくらいなのですが、2024年の今読んでも、大いに学びのある面白い英語読み物となっています。著者のマーク・ピーターセン先生は
【ブックレビュー】『名文で学ぶ英語の読み方』北村一真
先日、表紙に関する考察をnoteしていた本書ですが、その後中身も最後まで読み終えたのでレビュー投稿します!
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本書の狙いは、大学受験的な「英文読解(解釈)」から、作品の細部やニュアンスまで味わう「英文鑑賞」への橋渡し。『英文解体新書』や『英語の読み方』シリーズで「リーディング」の重要性・面白さを改めて世に問うた北村一真先生が水先案内人をつとめる。
取り上げる素材はすべて文学作品で、イソ
『CNN ENGLISH EXPRESS』10月号お気に入り記事3選
今月もCNN ENGLISH EXPRESS全記事読み・聴き終わりました!恒例の気になった記事3選+メモです。
1.CINEMA UPDATE
新作『憐れみの3章』に関するカンヌ映画祭でのエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督のインタビュー。英題は"Kinds of Kindness"。
両者のコラボ作品の邦題は『哀れなるものたち』"Poor Things"、『女王陛下のお気に入り』"Th
【参考書】『改訂第2版 1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リーディング』森田鉄也(監修)斉藤健一(著)【レビュー】
共通テスト英語そのものについての私の本音というか「お気持ち表明」としては、
上の通りなのですが、そうは言っても受験生にとっては、倒さなければ二次試験への挑戦権も得られない厄介な門番であるというのもまた揺るぎない事実。良いの悪いの言っている場合ではない。市井の一講師としては受験生の目標点達成のためのサポートを全力でしていくのみです!
その門番討伐のための強力な武器になってくれそうなのが本書『1カ
「魔法使いの弟子」の喩え ━ユヴァル・ノア・ハラリの新刊"Nexus"より
以前から注目していた『サピエンス全史』でお馴染みユヴァル・ノア・ハラリの待望の新刊"Nexus"が2024/09/10に刊行されました!
今回のテーマは石器時代から現代のAIに至るまでの情報ネットワークの歴史。この闇雲なスケールの大きさがハラリ本、無二の魅力ですね!
私もさっそくKindleで買って読みはじめているのですが、もう出だしから面白い。しかも、いつものように英語もとっても読みやすい。
洋書多読に最適!"No Longer Human"(『人間失格』)太宰治(著) Ray Tanaka(訳)
こちらでつぶやいた、太宰治の言わずと知れた代表作『人間失格』の英訳本"No Longer Human"。英題はドナルド・キーンによるやや意訳で、ここのhumanは名詞ではなく形容詞ですね。もはや人間的でない。ニーチェの『人間的な、あまりに人間的な』の英訳題"Human, All Too Human"を意識しての選語なのかな?
今回私が読んだのはRay Tanakaさんという訳者による新しい翻訳(
【参考書レビュー】『大学入試 飛躍のフレーズ IDIOMATIC 300』山崎竜成
発売前からX(twitter)などで注目を集めていた話題の新刊学習参考書。著者は昨年(2023)発売の単語集『大学入試 無敵の難単語PINNACLE 420』の著者の一人である駿台予備校講師の山崎竜成先生。
上は私のnoteでは現在もっともビュー数の多い投稿の一つで、こちらでは早慶志望の2冊目の単語帳を紹介しました。ただ熟語帳にはあえて触れていませんでした。私の考えとして、日常的な句動詞は多種多
『CNN ENGLISH EXPRESS』9月号お気に入り記事3選
今月も全記事読み・聴き終わりました!
いつものように私の興味を惹いた・繰り返し聴き込みたい記事3選を紹介します。
1.NEWS SPOTLIGHT Apple Musicが選ぶ「史上最高のアルバム100」ローリン・ヒルがトップに
この記事をきっかけに久しぶりに"The Miseducation of Lauryn Hill"を聴いているのですが、その中の'Doo Wop(That Thing)'