見出し画像

朝通勤のストレスを減らそう!

朝の通勤時にストレスを感じる人はとても多いと思います。ただ、少し工夫をしてあげればそのストレスも減らすことができるはずです!


1.       朝のストレス

おそらく朝の通勤でストレスを感じない人はいないはずです。朝の眠気や今日これからの予定を考えるだけでもストレスを感じますし、なによりも通勤ラッシュで混雑した電車に乗ることはとても大きなストレスですよね。

テレワークができるのであれば朝のストレスはかなり軽減されるはずですが、ただそれでも出勤しなければならない時ってどうしてもありますよね…。そんなときに朝会社に向かうまでの通勤時間にできるストレス解消方法について紹介します。


2.       朝の通勤時間におすすめの行動

・あえて最寄り駅まで遠回りをする

よく朝のストレスを軽減する方法として取り上げられるもので朝散歩というものがあります。といってもなかなか朝散歩をして家に戻ってきてから支度をして出勤というような余裕はないですよね。

であれば、朝の通勤時、駅にたどり着く前にあえて遠回りをしてみましょう。朝散歩は精神を安定させる効果があるといわれているセロトニン分泌にはもってこいです。朝日を浴びることと適度な運動によってセロトニンの分泌が活発になり朝感じるストレスを軽減できるはずです。

・空いていそうな電車を選ぶ

やはり混雑する満員電車。全員が一分一秒でも早く目的地につきたい分、車内の空気はちょっと張り詰めているし、人の多さで酸欠になってしまいそうにあることもありますよね…。

そんな朝の通勤電車の混雑具合は大抵の場合はその電車の始発駅、前後の電車との運転間隔や種別等によって変わってきます。そのため、自分が乗る駅に近い駅が始発の電車、前後の電車と間隔が離れていない電車などを調べてみるのもいいでしょう。駅の時刻表や実際に乗ってみた体感から、空いていそうな電車を見つけられれば満員電車によるストレスも解消できるはずです。

・ 太陽が出ている側の窓・ドアの前に立つ

先ほどの朝散歩でも朝日を浴びてセロトニンを分泌させることがストレス軽減につながると言いましたが、電車の中でも朝日を浴びることができるはずです(地下鉄でなければ…)。地図から電車の進む方角が分かれば日が当たる東側の窓を見つけられるはずです。混雑した車内で前後左右を人に挟まれるよりは、窓やドアの近くで太陽を浴びることができる位置を見つけてそこに立つだけでもストレス軽減につながるはずです。そして混む電車の中でそのスペースを死守しましょう笑。

ちなみに家から最寄り駅、会社の最寄り駅から会社まで歩く際も日の当たる日向の道を歩くこともおすすめです。

・ 会社のことは考えない

これができたら苦労はしないよ!と言われそうですが、朝の通勤時にこれからの会社でのことを考えるとストレスが溜まってしまうことは間違いありません。

ゲームや本、音楽に没頭してみる、外の流れる景色をひたすらに眺めるといったように会社のことを意識しないよう別のことに集中するorぼーっとすることができればなんとかこれから行く会社のことを意識せず、ストレスがたまることを防げるのではないでしょうか。


3.       逆におすすめできない朝の行動

逆に朝おすすめできない行動もあります。

それは朝の眠気覚ましにコーヒーを飲むなど、カフェインを摂取することです。

なぜ朝のカフェイン摂取がおすすめできないかというとこれはコルチゾールというホルモンが関係します。

コルチゾールに関して詳しくはこちらの記事をご覧ください。


実はコルチゾールにも脳を覚醒させる効果があるのですが、そのコルチゾールは朝起きた後の8~9時の間に最も多く分泌されると言われています。そのために、脳がコルチゾールによって覚醒に向かっている時間にカフェインを飲んだところ覚醒効果があまり期待できないのです。しかもカフェインを体が必要としていないタイミングで摂取をすることになるので、むしろ体のカフェイン耐性を高めカフェインが効きにくい体になってしまう可能性すらあります。カフェイン耐性が高まってしまうとより多くのカフェインを取ろうとしてカフェイン中毒になってしまうかもしれません。

そのため、朝のカフェイン摂取はおすすめできません。


ちなみに朝に飲む飲み物としてはあったかい緑茶がおすすめです。それは「朝茶はその日の難逃れ」ということわざがあるぐらいで、コーヒーよりカフェインが少ない上にカテキンやビタミンCなど体に良い成分が多く含まれているためおすすめです。


4.       最後に

いまさらではありますが、朝の通勤ってどうしてもストレスたまりますよね。コロナウイルスによってテレワーク、時差通勤が浸透したことは朝の通勤でのストレスを減らすうえではむしろ喜ぶべきことだと思いますし、通勤を揶揄する「痛勤」という言葉も使われなくなっていけばいいと思います。

ただ、朝どうしても混雑した電車に乗らなければいけない時があるかと思います。そんなときは今回ご紹介した方法で少しでもストレスの少ない朝通勤の時間を過ごしてもらえればと思います。

ですが、もし出勤前にストレスや不安感を常に感じたり、動悸や呼吸困難、腹痛といった症状がでる場合には「出勤困難症」と呼ばれる病気である可能性もあります。もしそのような症状が出た場合には無理して出勤せず休みをとったり産業医等に相談してみることが肝心です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?