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誰もが当たり前に近距離移動できる世界を創るーー。元アメフト学生日本代表がウィルに人生を賭ける、その理由とは

まえがき

2016年夏。WHILL社 HR宛に熱いメッセージとともにレジュメが送られてきました。

パーソナルモビリティを広く普及させ、社会のインフラの発展に貢献することに、残りの人生を賭けてみたいという情熱が湧いてきたのが、今回、貴社を志望させていただく理由です。

メッセージの主は、現在、WHILL社日本事業部全体を統括する池田です。

学生時代に専門誌が選ぶアメフト学生日本代表に選出され、前職ではその経験を活かして世界中のスポーツ大会を行脚しながら、スポーツに関わる商材の輸出入に尽力。

そんな彼がなぜWHILL社にジョインしたのか。
そして何に挑戦をしたいのか。

抱きつづける初志貫徹の思いや、それを着実に実現している姿勢など、池田のストーリーを綴りました。

プロフィール

立命館大学卒業後、大手印刷会社の企画営業を担当。スポーツ商材の輸出入で世界各国を回る。2017年にWHILL社に入社。西日本拠点の立ち上げや販売網の拡大に携わり、日本事業部のモビリティ販売事業を中心に統括。事業領域拡大に伴い、2023年10月上級執行役員 SVP of Japan Regionに就任。入社時から変わらない情熱を貫き、誰もが快適な近距離移動を当たり前に享受できる世界を支えるエコシステム構築を進めている。

WHILL社に入るまで

社会人は印刷業界大手の企業でスタートしました。パッケージ資材やセールスプロモーションツールの企画営業を担当していました。学びは多かったものの、このままこの仕事を続けていていいのか、正直悩んでいました。

また、大学時代はアメフト一筋な日々を過ごしていましたが、最後に大きな怪我をしてしまい、社会人1年目は働きながらリハビリを続けている状況でした。

学生時代にアメフトに打ち込んだ時と比べると、仕事も自分の体もうまくいっているとは言えない毎日。自分に自信を失いかけそうなその時、自分を立ち直らせようと考えたことはただひとつ、学生時代に打ち込んでいたアメフトを再開させよう、ということです。リハビリ漬けで1年間のブランクがある中、必死で訓練をしてアメフトの社会人クラブチームへの所属を決断。同時に、前職の会社へも転職をしました。

前職は、今まで培ってきた経験が活かせる、スポーツ商材の輸出入に携わる関西の商社でした。競技場のトラックや、バレーボールや卓球のコートなどを、大学やスポーツジム、体育館に納入していく。そんな仕事です。

営業のため世界中のスポーツ関係者が集まる大会・祭典にはほぼいきましたね。ロンドンオリンピック、ドイツW杯、北京世界選手権、ロシア・韓国・ブラジルも行きました。もともとドメスティックな人間でしたが、全世界を飛び回れて、やりきったなと思えるまで取り組むことができました。

自分のアメフトのスタイルを振り返ると、体は一番小さかったものの、瞬間的なスピードとフィジカルには自信がありました。

そして、アメフトは頭脳的なゲームなのですが、相手の分析や戦術を理解し、ゲームの中で瞬間的な判断力を鍛えていった結果、日本一を目指せる力を得たのだと思います。そこで培われた判断力、そして最後まで諦めずやりきる姿勢は、仕事をする上でも大きな糧になりました。

WHILL社に転職しようと思ったきっかけ

子どもに障害があり、その子の車椅子を探していた時にWHILL(ウィル)を知りました。その時は、車椅子ユーザーのいち家族として、会社としてというよりも製品として注目していて、今までにないものが世に出てきたなと、こういうものが世界を変えるんだろうなと遠巻きながらに見ていました。

その時は当時の仕事に打ち込んでいたので転職は考えていなかったのですが、リオオリンピックが終わって仕事がひと段落ついた時に、たまたまウィルのHPをまた見て、前回見た時よりも会社が大きくなっているのを実感したのです。この成長スピードを目の当たりにした時、このままではこの波に乗り遅れてしまう、ジョインするなら今しかないと直感し、応募を決めました。

子どもの将来のために何か仕事で残したい。
もう一度、自分の思いを全て乗せられる仕事をしたい。

それはWHILL社で働くことだと確信しました。ウィルを世界に普及させて会社を成長させたい。そう思って門を叩きました。

さらに、ウィルのHPを見ていると、どんどん全国に販売網を開拓していて、そろそろ西日本にも拠点を置きたい頃ちゃうかな?と直感したのもありますね(笑)。

自分が関西圏に居住し、よく知ったエリアだからこそ貢献できる確信もありました。

これだけの成長感を持っている企業であれば、応募は殺到しているはず、思いを込めて申込みをしないと受け付けてもらえないに違いない。そんな想定から最初のコンタクト時は全ての思いの丈を伝えて、連絡を待ちました。

WHILL社でのこれまで

入社と同時に、2017年1月に京都に西日本オフィスを立ち上げ、メンバーを集めて軌道に乗せていきました。当時はもう一人のセールスメンバーしかおらず、奮闘しながら自分たちの手でウィルを売っていたこともありました。

岩垣のストーリーはこちらからも飛べます👇

その後、営業・マーケティング本部長として横浜本社(現在は品川に本社移転)に勤務。ウィルの売り上げの柱は介護福祉用具の流通の中(メディカル領域)にありましたが、より広範にウィルを使ってもらい、社会に浸透させ会社として発展をしていくにあたり、これまでのメディカルチャネルだけでは限定的になってしまうと感じました。

新しいフィールドで売る仕組みを作っていくには、を考えたときに「車椅子」というカテゴリーではなく、もっとフラットに「モビリティ」としてのウィルの認知を造っていく必要があると考えました。

目をつけたのが自動車ディーラーでした。当時は「店舗に車椅子なんて」「お客様にお勧めできる対象の方はいないよ」と一蹴されてしまったこともありましたが、現在、ウィルの取扱網は全国100社を超え、店舗数では1,300店舗以上を誇ります。

自動車ディーラー網の開拓や変遷のストーリーはコチラ👇

ステークホルダーとなる自動車ディーラーのスタッフの皆様、地場のメディアを通して地域の方々へ、直接WHILL社の思いやミッションを伝え、共感していただけるよう、取り扱いが開始されるローンチイベントのタイミングで全国の販売店を回りました。

WHILL社でのこれから

2021年から特に力を入れ続けてきたおかげで、全国各地で近距離モビリティが試乗・購入できる世界が実現しつつあります。初志貫徹の通り、実行できてきたなという実感はありますね。

現在は、近距離モビリティを日常的に使い続けられる仕組みや、誰もが当たり前に近距離移動できる環境を形成する活動に力を入れています。

それが、近距離モビリティ業界でのエコシステム構築です。自動車業界同様、近距離モビリティも、一時的・短期的・日常的に安心便利に使い続けられる環境や仕組みを整えなければ、社会浸透・普及はなり得ません。

自動車業界と同じエコシステムを創るのがこれから

誰もが安心して、そして快適に「徒歩」をカバーする近距離モビリティを利用できるよう、目下、さまざまなサービスや体制を社会に実装することに注力しています。

2023年末には、モビリティ販売事業とモビリティサービス事業(自動運転モデル/スタンダードモデル)の2事業を日本事業全体で統括する体制変更を行い、その責任者を拝命しました。

狙いは、日本市場において両事業のシナジー効果を最大限生み出し、持続可能的に近距離モビリティを利用できるエコシステム確立を加速させること。

2012年の創業当初から一貫して取り組んできたWHILL社として、近距離モビリティ業界の先駆的立場としてリードしながら、生涯の有無や年齢など関係なくあらゆる人が当たり前かつ安心快適に、そして持続可能的に近距離移動できる世界をみんなで創っていきたいですね。

どんな人と働きたいですか?

ウィルに未来を感じてくれる人。

そして臆病にならずにすぐ行動をし、やり切れる人。そんな人と働きたいですね。まだまだ完成されていない会社ですので、一緒に自分のことも成長させていきたいという気概を持つ、そんな芯の強い人がいいですね。そんな人と一緒であれば、これからも環境が変わっていく変化やチャレンジを楽しみつつ事業を大きくしていけると信じています。

既存の「当たり前」や「ちょっとした違和感」に対して、新しい当たり前にアップデートしていける、そんな社会を変えていける環境がWHILL社にはあると思います。

新しい価値観を届け、「誰でも気軽にモビリティを利用でき、自由に移動を楽しめる社会」を一緒に実現していきましょう!

おもろいと思うで。

大型のPRイベントで登壇する池田。安心安全な移動について説明しています。

近距離モビリティ市場やWHILL社の今後の展望について語っている、最近の池田のインタビュー記事も併せてご覧ください!

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