見出し画像

「夢をかなえるゾウ3」を実行してみた⑫

毎週木曜日は、ベストセラー「夢をかなえるゾウ3」に登場するガネーシャの教えを実行していくシリーズです。


第3巻は、「人生下りエスカレーターに乗りかかった、夢を諦めきれないOL」が主人公です。

彼女とガネーシャ、そして誘惑をちらつかせる偽ガネーシャのやり取りが面白い物語になります。

メッセージの読み解きから、実際にやってみることで感じた感想、その後の変化についてnoteしていきたいと思います。

3-12 自分の考えを疑ってみる

<ガネーシャ 曰く>
確かに、稲荷像にご利益がある雰囲気は必要かもしれへん。

せやけど自分のその考えが間違うてて、むしろワシらが作った像の方にヒントがあるかもしれへんやろ。

「夢をかなえるゾウ3」P.253

⇧の文章は、一般的に稲荷像にはご利益があると信じられているけど、本当にそうなのか?ご利益は無形のものなのに、この形の稲荷像じゃないと効果がないって、なぜ思うの?なぜそこに疑問を抱かないの?という内容の一節です。


今回の課題は、自分の考えや習慣、作り上げてきたものに対して、

「本当にこれでいいのだろうか?」
「もっと良い方法があるのでは?」
「もっと改善できるはずでは?」

という疑問を持とうというものでした。


みなさんはこの課題をどう思いますか?

僕はこの本を読むのが3回目なので、この課題は習慣化していますが、今から思えば「当初は全くできていなかった」というのが正直なところです。

というのも、他人に自分の作品(企画書・報告書など)を見せるときには、「コレが完成形です」「自信作です」と思っているから世に出していますよね。

完成までには時間もかかっているし、内容や言い回しも十分考えているはずです。

それを今さらどこを疑うというのか?


でも、今回の課題は、そんな思いが強い人ほど、できるようになったときの効果は絶大だと思います。

PDCAサイクルで考える

僕が思うに、今回の課題はPDCAサイクルの【C】にあたります。

このサイクルは、社会や社内で回すことも大切ですが、一番は自分自身の中で回すことが大切なんです。

自分自身を疑わないというのは、チェック体勢がザルで、【A】で改善点を見つけることができず、成長しない自分で居続けることになるのと同じです。

例えば、会社にクレームがあっても「そんな意見は少数派なので相手にしない」というスタイルを貫いたら、いつか衰退するのは目に見えてますよね。

自分の作品に、自分自身でクレームを入れることができるようになれば、成長スピードは格段に上がると思いませんか?

「自分自身の事だと分かりにくくても、他人に置き換えると見えてくる部分を、自己解決できるように成長していこう」というのが今回の課題の本質だと思います。

僕がやっていること

僕は自分に甘いほうなので、この課題は強く意識して行なっています。

・文章を書く時は、1文ずつ読み返し修正する。
・単元ごとに読み返し修正する。
・完成したら読み返し修正する。
・投稿前(提出前)に読み返し修正する。
・読み返す時は音読。
・詰まるところは修正する。

とても面倒くさそうですが、慣れるとそうでもありません。

それよりも、「これだけやってるのに、まだ修正箇所があるか。やっといてよかった。」と思います。

当然、文才がある方に比べるとまだまだ完璧ではないですが、以前の自分よりは上達しているはずです。

この文章も、そう信じて何度も読み返しながら書いています。

みなさんは自分自身が一度「よし!」と思ったことを、再度疑って訂正するような事はありますか?
それではまた

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?