日常に必要なお金の知識⑫国民健康保険・後期高齢者医療制度
国民健康保険の制度概要
国民健康保険は、健康保険や共済組合などの適用を受けない自営業者や未就業者などを対象とした保険です。
保険者には、都道府県と市区町村が保険者となるものと、国民健康保険組合が保険者のものがあります。
いずれも保険料は市区町村によって異なり、またその額は前年の所得等から算出されます。
国民健康保険の給付内容
①療養の給付・家族療養費
②高額療養費
③出産育児一時金・家族出産育児一時金④出産手当金⑤傷病手当金
⑥埋葬料・家族埋葬料
国民健康保険の給付内容は、「出産手当金・傷病手当金」を除き、健康保険とほぼ同じです。
後期高齢者医療制度の制度概要
健康保険や国民健康保険の被保険者は、75歳以上になると後期高齢者医療制度の被保険者となります。
負担割合のイメージは⇩で、多くの方は医療費の自己負担額が1割になります。
自己負担割合は、⇩の表が基になっています。
1割と2割の判定は、⇩のほうが分かりやすいと思うので、参考にしてみてください。
今回は国民健康保険と後期高齢者医療制度についてまとめました。
次回も引き続き、社会保険の詳細について綴っていく予定です。
毎週土曜日は「日常生活で必要なお金」について、FP3級の知識を共有するシリーズになります。
たかが3級と思われるかもしれませんが、知っていると知らないでは大きな違いがあるもんです。
これからの人生で「お金の知識」は必ず役立つものです。
ぜひ一緒に金融リテラシーを高めて、人生をより良いものに変えていきましょう。
それではまた
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