【入門から応用まで】R言語の学習におすすめの本/書籍5選
これからR言語を業務で使うことになった方、これからR言語を使ってキャリアを歩んでいきたいという方でどのように学習していこうか悩んでいる方もいるかと思います。
そこで今回はR言語を学ぶために筆者が参考になったおすすめの本/書籍を5冊紹介していきます。
R言語とは
R言語は、統計計算とグラフィックスのためのプログラミング言語であり、データ分析、統計モデリング、科学研究、データ可視化などに広く使用されています。
RはGNUプロジェクトの一部として提供されており、多様なオペレーティングシステムで無料で利用できます。また、拡張性が高く、多くのパッケージが利用可能で、特定のデータ分析タスクを効率的に処理できるように設計されています。
また、R言語は、インタラクティブな作業とプログラミングの両方に適しており、ユーザーが独自の関数を作成して特定の作業を自動化することも可能です。
R言語の学習におすすめの本/書籍5選
はじめてのR
「はじめてのR」は統計解析ソフトウェアRの初心者向けガイドブックです。
Rのインストールから基本的な操作、簡単な統計分析までを段階的に解説しており、特にプログラミング経験が少ない人や統計学に慣れていない人に適しています。
最初は四則演算などの単純な計算から始まり、徐々に分散分析などの少し複雑な統計手法に進む構成になっています。ただし、章が進むにつれて内容の難易度が上がるため、全てをマスターするには時間と努力が必要です。
RStudioではじめるRプログラミング入門
「RStudioではじめるRプログラミング入門」はR言語を統計ではなく、プログラミング言語として学ぶための入門書です。
特にRStudioの環境を使用しながら基本的なプログラミング技術やデータ操作の技術を身につけることができる内容になっています。
また、サイコロやトランプゲームなど具体的なプロジェクトを通じて学習が進められるため、実践的で理解しやすい内容となっています。
プログラミング未経験者でも段階的にスキルアップができるようになっており、Rを使ったデータの前処理や基本的なデータ操作を学べる点が特に好評です。
RユーザのためのRStudio[実践]入門
「RユーザのためのRStudio[実践]入門」はRStudioとtidyverseを用いたモダンなデータ分析手法に焦点を当てた実践的なガイドです。
データの収集、整形、可視化、レポーティングを通じて、データ分析の各ステップを詳細に説明しており、特にtidyverseの各種パッケージの活用方法に深く入り込んでいます。
パイプ演算子の使い方などの基本的な内容から、ggplot2でのデータの可視化、R Markdownを使ったレポート作成など、具体的な例を通じて学ぶことができます。
Rによるやさしい統計学
「Rによるやさしい統計学」はRを用いた統計学の基本を学ぶための書籍です。
統計学の理論からRでの具体的な操作方法までを平易に解説しており、統計学が初めての人やRに慣れていない人にとってもアクセスしやすい内容になっています。
Rのコード例と共に統計手法が解説されているため、理論だけでなく実践的なスキルも身につけることができます。
StanとRでベイズ統計モデリング
「StanとRでベイズ統計モデリング」はベイズ統計をStanとRを使って実践的に学ぶための書籍です。
Stanの日本語マニュアルのような役割を果たし、事前分布の使用方法などが整理されています。また、モデルの実装方法について学ぶ上で非常に参考にもなります。
ベイズモデリングを深く掘り下げたいと考えている研究者やデータサイエンティストにおすすめの一冊です。
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