わりと引き出し

お引き出し

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引き出しの説明

記憶の引き出しを虫干しするnoteを書きます。 脳内でラベルをつけて分類されている現実やフィクションをわさっと出します。 読む益は「こんな漫画があるんだね」「人生にこんなことがあったんだね」って思うだけです。引用ちゃんとしたいわね。 あんま趣味続かないんだけど続くといいね。

    • 今年初めて聴いてよかった音楽(非引き出し)

      今年Amazon musicで色々聴いたのでまとめました。 基本同じ歌手ばっかりです。 Amazon musicの無料版を使っている時点で音楽にこだわりはないのがわかる。 ゴーですぜ!(『からくりサーカス』の阿紫花) 単発 『アク◇役協奏曲』 いきなりイレギュラーですが『ジョジョの奇妙な冒険』3部の敵役オインゴボインゴ兄弟とホル・ホースボインゴコンビのキャラ単独テーマソングです。 ジョジョでこれ以外にキャラソンないらしい。おもしろいね。 オインゴの歌い上げ方がとても朗々

      • カップアイスが溶けるフィクション

        棒アイスやコーンのソフトクリームが溶けてだらだら手に垂れる、落としてしまうというフィクションについて以前引き出しに書きました。一部カップアイスも入っていた。 昔の引き出しただただ羅列してて読みにくいな! 今回はカップアイスです。棒アイスらとの違いはカップアイスはある程度、最悪全部溶けても被害が少ないという点です。液体はカップが受け止めてくれるし味は落ちるけど飲んで食べられる。 それで生まれないドラマも生まれるドラマもあるんだろうなと思います。 ・溶けたアイスの属性

        • エロティクス・エフ

          『マンガ・エロティクス・エフ』は太田出版の漫画雑誌で山本直樹をスーパーバイザーとして広く官能的・刺激的な漫画を扱っていました。直接エロ漫画というよりは耽美だったりプラトニックから少しだけ性に踏み込んでいたり恋はあるけどノーセックスだったりと多様ですね。2014年廃刊。執筆陣を見ると山本直樹を始め私が読んでる(好きな)だけでもオノ・ナツメ、今日マチ子、中村明日美子、志村貴子、柘植文、古屋兎丸、よしながふみ、朔ユキ蔵、沙村広明、山田参助等々かなり豪華だ。すげえ。 雑誌に引き出し

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          水面に映る月を欲しがる

          月を欲しがる話、月からの来訪者、月への移住者との話はよくありますね。 月というのは目に映るもので一番遠くて一番うつくしい、触れられないけど触れたいものの印象があるのでしょうね。(もっと遠い星もあるけど、特別感がある。) 最近まんがサイエンスの『ロケットの作り方おしえます』を再読して、人類が月に、宇宙旅行に抱いた夢、その軌跡、死を伴い得る未知の空間への挑戦などを思ってめちゃくちゃ泣いてしまいました。科学まんがなのに。 月の中でも「水面に映る月」はちょっと毛色が違って、伸ば

          水面に映る月を欲しがる

          「子供みたいに」という歌詞がある歌

          全く音楽に詳しくないです。利用しているサブスクが、「去年加入してたAmazonプライムにオプションでAmazonミュージックがあるのに気づいて、今年から使い始めた」というやつだし古いウォークマンも年に一度使うか使わないかです。イヤフォンを持っていません。 聴いているアーティストもかなり偏りがあるのですがその中で「子供みたいに」という歌詞のある歌の引き出しです。 忘れているだけで漏れないかしらと「子供みたいに」で歌詞検索したら有名な歌手の聞いたことない歌がどっさり出て来てび

          「子供みたいに」という歌詞がある歌

          思い出せない数学のアニメ(非引き出し)

          普段の記事「引き出し」とは違い、昔見て思い出せない数学のアニメについてわかる方いたら教えてくださいという記事です。 もう一度見るのは無理かもしれませんが番組名や画像などわかれば嬉しいです。ご協力よろしくお願いします。 概要子供(小学生〜中学生)に数学の原理や面白い考え方を教えるピタゴラスイッチやマテマティカのような番組でした。 テーマがある短いアニメーション、歌がタッチ違いで複数個組み合わさっていました。構成もピタゴラスイッチに近いです。確か実写はなかったかと思いますが

          思い出せない数学のアニメ(非引き出し)

          バロット

          ※ゲテモノやグロテスクな食べ物が苦手な方は読むのちょっと注意です。 バロットは孵化する直前のあひるの玉子をゆでた食べ物です。 しっとり湿って一部が不完全な鳥の雛を食べる感じ。グロテスクな食べ物として有名ですね。 西原理恵子の鳥頭紀行 中学生くらい?の頃読んだ。すげー下品で率直な内容だった。バロット食べてうおえ羽とか骨とかあるうううみたいな感想だった気がする。ベトナム編だったかな? panpanya『グヤバノ・ホリデー』 ひょんなことからグヤバノジュースを好きになっ

          恋人や親しい人を色々なあだ名(愛称)で呼ぶ

          長く一緒にいる人を呼ぶ時、名前がどんどん活用されてったり変なテンションのあだ名がついたりしますよね。それが複数あるやつの話です。恋人だと阿呆なロマンティックさがあっていいし、単にそういう人っていうのもありますね。私も高校時代友人の苗字や名前文字って変な呼び方してましたね。 『パルプ・フィクション』 ブッチ→ファビアン シュガー レモンパイ ジェリービーンズ チューリップ いわゆるハニー的なのですが甘く可愛いものの名前を並べるの、ファビアンの可憐さも相まってうおーっぴったり

          恋人や親しい人を色々なあだ名(愛称)で呼ぶ

          DNAの摂取や肉体的接触等の条件を必要としない任意の個人への変化能力

          丸ごと任意の個人に変身するには最低でも皮膚接触、欲を言えば血液やDNAの摂取が必要そうですがやはりそれなりにリスクが伴うので踏み倒せるのが理想的ですよねという話です。 むしろ接触やDNA摂取をどう行うかも話の魅力だし展開として面白いのでなくすのは惜しい気もする一方、そこを省いてテンポ良くしたりもできますし、敵に接触されたら倒してしまう強い主人公が相手なら、無理なく変身できる方が自然な気もするのでどちらがいいというわけではなく棲み分けですね。でも細胞レベルまでのコピーなら説得

          DNAの摂取や肉体的接触等の条件を必要としない任意の個人への変化能力

          独特な口癖を真似て相手を挑発・小馬鹿にする

          フィクションで人が人を煽っているのは面白いですね。 野田サトル『ゴールデンカムイ』 あさはてあぶいがいりもすな 口癖(方言)の人:鯉登音之進 口癖:薩摩弁の語尾「もす」 法則:ます、ですのように語尾につく 真似した人:尾形百之助 興奮すると早口の薩摩弁になりモスから 鯉登が初登場時、偽犬童を方言の会話をひねって炙り出すというくだりがあり、独特だが有能な新しい敵が登場したぜ!と思ったところで尾形が煽ってて尾形、本当に嫌われてたんだなとなるシーンです。こういう煽り

          独特な口癖を真似て相手を挑発・小馬鹿にする

          完全着衣入浴

          服を着て風呂に入るの、毎日入る風呂と毎日着る服というものの歪んだ掛け合わせで日常ほんのわずかでしかし決定的な逸脱という感じがいいですね。 被害は後片付けが大変なだけで深刻な破壊ではない、つまりそんなに悪いことはしていないというのも味噌。 芥見下々『呪術廻戦』 思っていたより 気持ちがいい 真面目で堅実な男日車寛見が「色々どうでもよくなってやってはいけないと思っていたことにチャレンジしている」一環で劇場の舞台でピンスポ浴びながらスーツでバスタブに浸かってる。 あまりにもよ

          完全着衣入浴

          特殊条件で死や致命傷を踏み倒していたが完全に死んで焦る

          ※今回は複数作品のネタバレがあります。 作品によっては「誰かが完全に死ぬ」だけで結構ネタバレになるので何の作品のネタバレかすら知りたくない方はこの先も読まないほうがいいかもです。 フィクションでは不死、(本人もしくはサポートメンバーの)超回復能力で半不死、時間や現象巻き戻しによる死の無効化など様々な死及び致命傷の回避条件があります。 それを利用して様々な危機を逃れたりちょっと無茶したり死にながら戦ったりが面白いんですがその分読み手に「どうせ死なないしな、なんとかなるだろ」と

          特殊条件で死や致命傷を踏み倒していたが完全に死んで焦る

          あなたが口にしたことでこの名は洗われた

          私の本名というのは初対面の人に3回に一回くらい「素敵な名前ですね」と言われるくらいには、「私の恋人になり私の名前を体に彫る男や女は運がいい、うつくしい名前だから」と思うくらいには、名付けた父は詩人かと問われるくらいにはハイパービューティトゥインクルトゥインクルネームなんですが、この引き出しでは「自分の名前が嫌い」もしくは「呼ばれてきた環境が嫌い」な人が「洗われた」と感じた瞬間をまとめています。 永尾未果子(峰浪りょう『ヒメゴト〜19歳の制服〜』) 経緯は結構ネタバレになる

          あなたが口にしたことでこの名は洗われた

          それはお前の手柄ではない

          「手柄」って現代だと事件解決とか大きい活躍の時にも使いますが、小さいことについての主体的功労者?の意味でも使いますよね。 落語研究会にいた時、高座でうけるのは全部自分の手柄って感じが好きでした。もちろん何か面白いものを考えたりやったりするとき、先人の落語や周囲の人の影響とかもあるんですけど、「見える部分」っていうのはわたしだけなので。 シチュエーションとしてはもっとありそうですが、明確に「手柄」と使っているやつをあげました。 ヤマシタトモコ『縞々々』(『裸で外には出られ

          それはお前の手柄ではない

          ガラスの靴は歩きにくい

          そりゃそうだよねー。絶対履き心地悪いよねー。重いだろうし。しかも木靴とかと違ってヒール付きですよ。 Amazon primeオリジナル作品『シンデレラ』 骨組みと部分部分だけシンデレラで後はかなりアレンジした映画。魔法使いがドレスとガラスの靴を出してくれるが歩いてみて「もっと歩きやすくならない?痛って、よろよろする」と不平を言うシンデレラ。「無理よ。魔法って万能じゃないの」と言いつつ歩きやすくしてくれる魔法使いが魅力的ですね。 『シンデレラ』は衣装がどれもこれも凝ってい

          ガラスの靴は歩きにくい